中欧ヨーロッパ 5ヵ国・世界遺産の旅
(ハンガリー、スロバキア、チェコ、ドイツ、オーストリア)

中国(北京、西安、福建土楼、厦門)・世界遺産の旅、  トルコ・世界遺産の旅

2007.4.20〜5.1 までの10日間、歴史的建物等が世界遺産として指定されている、
中欧 5カ国を旅してきた。絶好の季節と天候に恵まれ、最高の旅であった。
スライドショー&動画 スライドショー内容 画像数
ハンガリーの首都・ブダペスト 漁夫の砦、マーチャーシュウ教会、ゲッーレールトの丘、
ドナウ川ナイトクルーズ
15
スロバキアの首都・ブラチスラバ ブラチスラバ城、ミハエルの門、オペラハウス、聖マルティン教会 18
チェコの首都・プラハ ビアーレストラン、プラハ城、聖ヴィート大聖堂、カレル橋、ティーン聖母教会 30
チェコの古都・チェスキークルムロフ プラーシュテ橋、チェスキー・クルムロフ城、町並み 14
ドイツ(旧東ドイツ)・ドレスデン エルベ川、フラウエン教会、君主の行列、ゼンパーオーパー、ツヴィンガー宮殿 23
オーストリア・ザルツブルク 祝祭広場、ミラベル宮殿、モーツァルトの生家、ドーム(大聖堂)、ヴァッハウ渓谷掲載 23
オーストリアの首都・ウィーン シェーンブルン宮殿、美術史博物館、旧王宮、新王宮、
カール教会、シュテファン大聖堂、観光馬車乗車
30
移動中の風物 農地風景、国境検問所、飛行機窓より 13
中欧旅行・動画 ・ドナウの真珠・ブダペスト、
・チェコ・カレル橋、
・エルベ川のフィレンツェ・ドレスデン、
・チェコの古都・チェスキークルムロフ、
・Sound of Musicの舞台「ザルツブルク」
       と ドナウクルーズ「ヴァッハウ渓谷」

・ウィーン・シェーンブルン宮殿、



 以前より是非行って見たいと思っていた、チェコ・プラハの中世の古い街を見てきた。もちろん添乗員付きのツアー旅行で行ったので、プラハの他に、ブダペスト(ハンガリー)・ブラチスラバ(スロバキア)・プラハ(チュコ)・ドレスデン(ドイツ)・ザルツブルグ・ウィーン(オーストリア)と、殆んど世界遺産に指定されている中欧5カ国の都市・10日間の、駆け足での観光でした。今年は、ヨーロッパも異常気象で暖かく、雨も少なく、観光するには、彩り豊かな新緑と広大な黄色の菜の花畑とライラックとマロニエの花と最高の季節と雨に一度も降られない天候に恵まれた旅でした。
 まず最初に驚いたことは、移動の間中、高速道路の両側が、日本では見られない広大な畑が美しく延々と続いていて、よくここまで農地として開拓したものだと感心した事です。この風景を見たら、水田に代表される日本的風景を箱庭と言うのも、心から納得できました。私の少ない経験の中で、まず季節が良かったのでしょうが、広大な畑地とそこに所々教会の塔やオレンジ色の屋根が点在する風景は、日本の田園風景よりも余程美しい様に思われました。ちなみに、この間のバスでの移動距離は、何と1,800Km以上でした。

 さて本題の、世界で最も美しい街の一つと言われているチェコのプラハの街ですが、よくヨーロッパの写真などで見られるオレンジ色の屋根と建物群が見下せる所より全体を見ると、本当に街全体が自然に溶け込んでいると言うより、その風景そのものが自然そのものという感じを受けました。
更に街の中(旧市街)に入ると、それぞれ由緒ある建物は勿論ですが、全ての建物が絵になり、多分生活するには不便であろう、この中世の街を大切にしていこうという強い意志を感じました。この事は、今回行った六つの都市全てでいえる事でした。

 私は、外国旅行は、これまでカナダしか行っていませんが、カナダの時には、多民族が共に暮らす国で、人と人との対話や自己主張が不可欠な事だと感じましたが、今回の旅行では、いずれは形をなくすであろう木造建築の日本的な文化と石造りで地震もなく、時の権力者達が永い時間をかけて創り上げたーロッパの文化の違いを、本当に肌で感じる事が出来ました。


トルコ・世界遺産の旅

2009.2.4〜2.11 までの8日間(実質6日間)、冬のトルコ・世界遺産を観光した。
東京と同じ位の寒さと聞いていたが、幸いにも好天と暖かい日に恵まれよい旅であったが、
再度訪れて、広大な農地が、緑や収穫の黄金色の小麦畑の様子を見て見たいと思った。
スライドショー&動画 スライドショー内容 画像数
成田→トロイ遺跡(世界遺産) モスクワ空港、マルマラ海・エーゲ海沿い移動風景、ダーダネルス海峡。
ホメロスの叙事詩「イリアス」で有名な古代遺跡。トロイの木馬・遺跡等。
24
エフェス遺跡と聖母マリアの家跡 エーゲ海地方の中心部にあるエフェスは、紀元前10世紀ごろから栄えた古代都市。地中海東部で最も保存状態の良いローマ遺跡。最近、クレオパトラの妹の墓(姉妹で権力争いの末、追放された)が見つかった。
聖母マリアがイエスの死後聖ヨハネと余生を送った所。
24
パムッカレ(石灰棚・ヒエラポリス遺跡)(世界遺産)古都コンヤ観光 パムッカレ(綿の城)という意味、温泉の石灰分が崖を流れて作り出した風景。   ヒエラポリス遺跡。
古都コンヤ(メヴラーナ博物館)
22
カッパドキア(ギョレメ野外博物館、ウチヒサール、きのこ岩等(世界遺産) 標高1000mを越えるアナトリア高原に、妖精煙突と呼ばれるキノコ状の岩が林立する峡谷、洞窟教会、地下都市など見所が多い。 25
アンカラ→イスタンブール寝台特急
ボスホラス海峡クルーズ
アンカラ→ハイダルパシャ(アジアサイドの駅)寝台特急:9時間の旅。   ボスホラス海峡クルーズ:約1時間
グランド・バザール・市街地
31
イスタンブール(永遠の都の意味)
(アヤ・ソフィア、ブルーモスク、トプカプ宮殿)(世界遺産)
東西文明の十字路・イスタンブール(オスマントルコ帝国の首都、それ以前は、東ローマ(ビザンチン)帝国の首都コンスタンチンノープルと言った) 33
トルコ旅行・動画 ・カッパドキア
・イスタンブール(ブルーモスク、アヤ・ソフィア)


 ベストシーズンから外れるため、パック料金が安い冬のトルコを旅行した。
とにかく歴史と東西文化の十字路として栄えた「イスタンブール」の街を、この目で是非見たいという思いだけで、トルコに行きたいと思っていた。紀元前何千年も前から続く歴史の遺跡を見、また黒海・マルマラ海・エーゲ海・地中海と中近東の国々(シリア、イラク、イラン、グルジア)に囲まれた広大な自然が、その地域により、自然と風土・地形それに伴なう農作物等が変わる様子を移動のバスの車窓から飽きず眺めて、ただただ感嘆するばかりでした。
 この間のバスによる移動距離は、およそ1,900Kmですが、この他に、アンカラからイスタンブールまで、トルコ国鉄(TCDD・アナドルエクスプレス:458Km)夜行寝台車で約9時間の旅でした。

 トルコと言えば、トルコ絨毯と宝石のトルコ石が有名ですが、この他にも知られていないがチューリップやカーネーションなどは、実はトルコが原産国だそうで、絨毯のデザインの中にも取り入れられていますし、アネモネやトルコギキョウなどもトルコが原産国だそうです。

 ともかく、トルコと言う国は、私が認識していたより、古代においてローマに匹敵する位繁栄し、一時期、東ローマ(ビザンチン)帝国の首都(コンスタンチンノープル)だった時期もあり、その後オスマン・トルコ帝国の首都として、イスタンブール(永遠の都)となったものです。

 イスタンブールのトプカプ宮殿には、十戒のモーゼの杖や鍋や手、またムハンマド(マホメッド)の顎鬚など展示されており、また エフェス遺跡の近くには、聖母マリアが、イエスの死後、聖ヨハネと共にこの地に移り住み、余生を過ごしたと言う家があり、現ローマ法王も訪問するほど、キリスト教にとって、必見の場所そして遺品がある大変重要な意味を持つ国なのだそうです。
 この様に書くと、トルコ国民は、キリスト教徒と思われるかもしれませんが、トルコは、国民の99%がイスラム教徒(スンニ派)の国で、何処に行っても大小のモスクを見る事ができました。

 トルコの冬は、雨が多く東京と同じ位の気温と聞いていたが、このところの異常気象のせいで、私達の訪れた期間は、幸いにも好天と暖かい日に恵まれ、よい旅でした。
 再びトルコに行く機会があれば、バスで見たあの広大な農地が緑に覆われる時期に(5~6月)、行きたいものだと思っています。