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Talk to Oneself 19( No.181-190 )
07.5.10〜07.8.10
Talk to Oneself 19 目次
8月10日 政治ドラマが面白い! 8月 1日 参議院選挙、理不尽に負けないで!
7月20日 新潟中越沖地震と原発 7月10日 参議院選挙
7月1日 ビーグル犬・ナナの「DNA」 6月20日 「何々道」について、人類繁栄は永遠に続くか?
6月10日 「コムスン」と年金納付記録問題 6月1日 ツバメを見なくなりました、バイオエタノール
5月20日 言葉遊び 5月10日 中欧旅行(オーストリア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ドイツ)

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2007年8月10日(金曜日):政治ドラマが面白い!
  ここの所、へたなドラマより、政治の世界が面白く、毎日同じ様な内容の放送を飽きもせず、今後の結末を想像しながら楽しんでいます。
 自民・民社の衆議院・参議院での勢力が逆転した状況で、それぞれ提出した法案を、どの様に取扱っていくか、大変興味のある状況です。ただこれまで通り、相手の提出法案を反対という事で否決を繰り返していたら、次の選挙では、大変な事になるでしょうから、私達が何を望んでいるか見極めることが、大変難しい判断になるのではないでしょうか?

 同じ体制が長く続く事は、利権が生じ、制度疲労が起きて、決して良い事ではないと思っています。
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2007年8月1日(水曜日):参議院選挙、理不尽に負けないで!
  今日(31日)、割と暑くなったためか、油蝉が沢山止まっている木がありました。
今まで、天候不順で地上に出るのを待っていた蝉が、一斉に出てきたのでしょうか?(画像はこちら

今回の参議院選挙で、自民党が大敗し、公明党と合わせた与党でも、過半数を割ってしまいました。代りに、民主党が大躍進し、民主党だけで殆んど過半数に迫る、参議院で第一党になりました。この現象は、小泉ブームに乗って、2005.9.11の衆議院の郵政選挙で自民党が大勝した反動もあるのでしょうか?安倍さんは、政権を続投すると言っていますが、他の総裁候補も、多分今変わるのは得策でないの思いから、容認しているだけであって、はたして何時まで持つこたえる事ができるのでしょうか?
 衆議院の圧倒的多数の力で、何でもやれる状況よりは、牽制の意味でも良かったのではないでしょうか。

夏のこの季節に限らず、祭りや運動会など、色々なイベントがあります。これらのイベントの開催を知らせる音花火が打ち上げられるのに、何の疑問も持っていませんでした。
 ところが、この音花火の音が、うるさいと苦情を言いに行く者がいるそうです。確かに、うるさいと思う人がいてもおかしくは有りませんが、この苦情を考慮して、音花火を止めてしまった所があると聞いて、大変可笑しな対応だと思ってしまいました。はたして、この殆んど一瞬の音花火の音を、うるさいと感じる人がどれだけいると思っているのでしょうか?苦情を言いに言った、たった一人の人に対応する前に、どれだけ沢山の人が、音花火を聞いているかを考えないのでしょうか?
 どうも最近は、たとえ理不尽なことでも、物を言った人に対してトラブルを避ける為に、安易に認めてしまい過ぎるのではないでしょうか?対応する側も、トラブルを恐れずに、しっかりとした考えを持って、対応すべきではないでしょうか。、
 学校でも、モンスターペアレントと言って、自分の子供のことで、理不尽な抗議などを持ち込む親がいて、学校もその対応に困っているそうです。どうも、往々にして対応した側が正しいと思われるにも関わらず、逆にマスコミなどで叩かれる場合もあり、腰が引けていることも原因の一つに挙げられるかも知れません。
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2007年7月20日(土曜日):新潟中越沖地震と原発
  新潟の柏崎付近で大きな地震が起きた。新潟中越沖地震と名づけられたが、この地震のため、東京電力・柏崎刈羽原発が大きな被害を受けて、稼働中の4基と定期点検などにより、停止中であった3基と合わせて7基ある原発全てが停止する事態になった。新聞テレビなどによると、建設当時は判っていなかった断層が原発の近くにあり、この為に想定以上の地震の揺れを記録したようである。
 ところで、日本の原子力発電所の数が何基あるかご存知ですか?電力9社で、52基、原電で、3基の、計55基あるそうです。2007年7月20日の稼働状況は、稼働中:35基、地震による停止中4基を含めて、停止中:20基だそうです。
原発を沢山設置しているのは、東電:17基、関電:11基と群をぬいています。

 この地震のお陰で、また原発の安全性が問題視され、議論されています。
しかし考えて見ると、想定の2倍以上の揺れを記録した地震に対して、どんな設備でも多少のトラブルが起こるのは当たり前のことであって、原発は、むしろ安全に停止したとは考えられないのでしょうか? マスコミは、東電の不手際として、色々書いていますが、このような報道に惑わされず、きちんと評価されるべきでしょうね。

 また、危険度のランクが、全然違いますが、自動車部品製造のリケンが、地震の被害を受け、国内自動車メーカー全てが、操業を停止する事態だって、本当は、日本の製造業全体の危機管理の上で由々しき事態だと、もっと報道すべきだと思います。
 もっと長期間に渡る深刻な被害であったらなら、何百万か知れませんが、自動車産業とその部品などを生産する関連企業も操業が止まる恐れがあり、全体に及ぼす被害は、甚大なものではないでしょうか?

 原発が、このまま長期間停止したら、東電管内の夏の電力需要がひっ迫すると心配されていますが、東京に出てみると、大きな地下商店街全体の良く冷えている冷房や・無駄な電飾など、地球温暖化の問題など関係ないように、エネルギーを贅沢に使い放題の私達にとっては、むしろ もっと省エネをしなさいと、「地の神様」から言われているのかも知れませんね。
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2007年7月10日(火曜日):参議院選挙
  参議院選挙が、12日に告示されます。どうも世の中の動きを見ていると、年金問題や政治とお金の問題、不用意な発言など安倍政権に不利な材料ばかりが報道されています。確かに、世代交代が進んで、2世・3世が政治を仕切り、随分若返っていますが、地盤・看板、その上豊富な資金まで引き継いだ、これらの世代の政治家は、苦労や経験とか色々な点で中途半端な体験しかしていないのではないでしょうか?どうも物事の対処の仕方が、大所高所からみず(最近この言葉も聴かなくなりましたが)、その場限りの説得力のない言葉で、物事を終わりにしようとしています。

 こんな動きを見ていると、小泉さんの5年間?は、今考えると不思議なくらい安定していました。
数の力でどんな事でも出来る、衆議院で圧倒的多数と言う、小泉さんの遺産は、どんな法律でも通す事が出来るのですから、これを行使する政治家の見識が、まさに問われるのではないでしょうか。

はたして、今度の参院選では、どのような結果がでるのでしょうか?
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2007年7月1日(日曜日):ビーグル犬・ナナの「DNA」
  久しぶりに我が家の愛犬・ナナについて書いて見ます。ナナは、今年の5月で6歳になりました。人間で言えばそろそろ中年の女になり、餌の量には気をつけているつもりですが、中年太りでお腹が出てきて、近所の人にも少し太めになってきたと言われてしまいます。それでも散歩の時は、 小さい時と同じように、相変わらず匂いばかり嗅ぎながら散歩するため、その日のお散歩気分によっては、イライラしながら散歩しています。

 ところで、6月28日の読売夕刊に、「犬は人間の手で狩猟犬とか牧羊犬とかソリ犬とか、長い年月をかけて用途に合うように改良されて作られてきた」から、遊びでも散歩の時でも、その性質が現れるのだそうです。
 例えば、今流行りのラブラドール・レトリバーは、水鳥狩猟の回収・運搬に適したように作られているため、水浴びが大好きで、ボール遊び等も大好きなのだそうです。ちなみに名前の中のレトリバーとは、「持ち帰る」の意味だそうです。
 また シベリアン・ハスキーは。ソリ犬として、ひたすら前に進むことを使命に作られている為、知能が低いとか言われ、愛玩犬としては面白みがなく、急速に人気がなくなってしまいました。

 この記事を読んで、我が家の「ナナ」がひたすら匂いを嗅ぎながら散歩するのは、ウサギの匂いを追ってひたすら追いかける様に作られた、ビーグル犬の「DNA」が引き継がれているのだと、妙に納得してしまいました。
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2007年6月20日(水曜日):「何々道」について、人類繁栄は永遠に続くか?
  先日 茶道文化に関する講演会を聞く機会があった。ちょっと成程と思った事があったので、書いて見ました。
 世の中の芸事に、剣道や柔道、華道や茶道など、様々な「何々道」と言うのがありますが、これは、剣術や柔術、お花やお茶と言ったそれぞれの武術や芸事の作法・動作等を単純模式化し、体系化することによって始めて、専門の技芸にまで高める事が出来たと言っていました。

人類は、今までがそうであったように、これからもずっと繁栄を続ける事に、疑いを持っている人は少ないのではないでしょうか?しかしながら、良く考えて見るとはたしてそうだろうか?確かに、前提として何もなければ進歩?・繁栄を続ける事が出来るかも知れない。
 過去に、繁栄を極めた恐竜達が、惑星衝突説など、原因は色々言われているが、滅亡した様に、人類にだって、何時滅亡の危機にさらされないと、誰が言い切れるであろうか?
確かに、科学で予測が可能な天変地変ならば、知恵を持って対処も可能だろう。しかし、人類の営みに起因する、人口大爆発やそれに伴なう食料やエネルギーの問題、そしてその結果引き起こされる資源の奪い合いや地球の変調を、だれが止める事が出来るだろうか?

 厄介な事に、歴史が示すように、争いの絶えた事のない人類社会は、他の生物なら共存共栄の道を選ぶであろう、この人口大爆発の様な非常事態にも、知恵の力で解決しようと言う動きがあったとしても、恐らく人を支配したいという欲望、独占欲、嫉み・恨みなどの感情の故に、愚かな争いを繰り返し、なまじ発達した科学の為に、人類破滅の時が、21世紀中に映画でなく現実となるかも知れませんね?

 自分が生きている間は、そのような事は起こらないだろうと言う、半分無責任な気持ちで、半分は、もしかしたら可能性があるかもと言う気持ちで書いて見ました。
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2007年6月10日(日曜日):「コムスン」と年金納付記録問題
  グッドウィル・グループ(GWG)の介護事業最大手「コムスン」が、介護報酬不正請求とそれに伴なう事業所の指定取り消しの処分逃れのために自主廃業、あるいは同じグループ内での事業譲渡などの行為が、国会やマスコミを通じて批判をあびている。この行為は、現状の法律では何ら違法ではないが、介護という事業のなかでは道義的に問題であると言う事のようです。
 このグッドウィル・グループ(GWG)の本社は、時代の寵児として話題になった堀江さんや村上さんなどと同じ、六本木ヒルズにあるのだそうです。この二人は、現在 経済事件の犯罪者として裁かれていますが、奇しくも同じヒルズ族の「折口会長」も、同じような経過をたどりそうな気配です。六本木ヒルズに、ビジネスの世界で、何人の時代の寵児が活躍しているか知りませんが、この異常さを考えると、六本木ヒルズには、悪の魔物が住んでいるのかも知れませんね。

 話はかわりますが、同じ介護や福祉のなかで、社会保険庁の該当者不明の年金納付記録の問題、まさにお役所仕事の最たるものではないでしょうか。どのような経緯でこの問題が明るみになったのか、私は理解していませんが、今この時点から、何十年もの間、毎日毎日事務処理を行っていく中で、大量の該当者不明の問題が起こっていながら、そのまま放置し、先送りして来た行為は、許されるものではないと思います。
 企業の論理の問題を、厳しく問うのは当然ですが、それ以上に、私達の公金を扱う役人の、そして役所の論理を厳しく糾弾すべきです。極言すれば、これは役人・役所の組織的公金横領の犯罪に当たるのではないでしょうか?
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2007年6月1日(金曜日):ツバメを見なくなりました、バイオエタノール
  近年私の周りで、ツバメがあまり見られないような気がします。以前は、よくツバメが家の前の通りを行き来して飛んでいるのを見たものですが、今年は見ていないような気がします。
 私の住んでいる町は、どんどん都市化されていますが、それでも緑豊かな自然が、沢山残っているまだまだ田舎の町だと思います。ツバメは、ヒナを守るために、人の近くに巣をかけると言いますが、ツバメの数が少なくなったのか、ツバメの巣作りに適した家がなくなってしまった為なのか判りません?その代わりと言うわけではありませんが、家の周りには、「ヒヨドリ」や「ムクドリ」そして「キジバト」や「カラス」などが、沢山住んでいます。
 いずれにしても家の周りでは、ツバメが巣作りしている家は見かけませんし、「ヒヨドリ」や「カラス」は、人の行き来のない巣では、ヒナを襲って食べてしまうしょうから、「ツバメ」の住みにくい環境になってしまったのでしょうね。

近年、地球環境の問題で、CO2を増やさない、植物から作るバイオエタノール車が、話題になっている。
 しかし、このエタノールを、人間が食べる穀物から作るということで、トウモロコシの価格が上昇していると聞くと、何か違うのではないかと思います。穀物が、有り余っていてその有効活用と言うなら話は判りますが、世界レベルで考えれば、穀物は不足しているし、将来も、人口増と食生活の向上で、食料確保が課題と言われる状況では、論外なのではないでしょうか?

 新聞などで、穀物原料でないバイオエタノールを作る研究が脚光をあびていると言う記事も読みました。
 植物炭素リサイクルを考えるなら、何も自動車燃料に限定して考えなくても、生ゴミや穀物残渣などを原料に、メタンガスなどの形で炭素を回収利用すれば、それだけ化石燃料の使用を減らせる訳ですから、結果としては、同じ効果になるのではないでしょうか。
 もちろん研究は、やっているのでしょうから、もっとPRし、研究を推進すべきではないでしょうか。
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2007年5月20日(日曜日):言葉遊び
  「さだまさし」の「秋麗(あきうるわ)」という歌は、言葉遊びの歌詞で歌がつくられている。なかなか考えさせられる言葉遊びの歌詞なので書いて見た。

 倒れかかった体同士で、互いに支えあえたら、「人」という文字になる。支えられたり支えたり。人は一人では生きられないときずくもの。

 夢見るように生きちゃいけない、人の夢と書けば「儚い」という文字になる。夢見たことを手に入れるには、夢から覚めなければ永遠に届かない。

 どんな苦労もいつかは過ぎる。水に戻すと書けば「涙」という文字になる。明日を本当に「明るい日」と書くために、きっとあなたとふたり幸せに辿り着く。

 何故この様な事を書いたかと言うと、最近 「祝い」と「呪い」という文字が、「兄」という作りに対して、「衣」辺と「口」辺で、何故こんなに違った意味の文字になるのか疑問に思ったからでした。後で調べて、何故なのか判ったらこの欄で書いて見ます。
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2007年5月10日(木曜日):中欧ヨーロッパ旅行(オーストリア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ドイツ)
  以前より是非行って見たいと思っていた、チェコ・プラハの中世の古い街を見てきた。もちろん添乗員付きのツアー旅行で行ったので、プラハの他に、ブダペスト(ハンガリー)・ブラチスラバ(スロバキア)・プラハ(チュコ)・ドレスデン(ドイツ)・ザルツブルグ・ウィーン(オーストリア)と、殆んど世界遺産に指定されている中欧5カ国の都市・10日間の、駆け足での観光でした。今年は、ヨーロッパも異常気象で暖かく、雨も少なく、観光するには、彩り豊かな新緑と広大な黄色の菜の花畑とライラックとマロニエの花と最高の季節と雨に一度も降られない天候に恵まれた旅でした。
 まず最初に驚いたことは、移動の間中、高速道路の両側が、日本では見られない広大な畑が美しく延々と続いていて、よくここまで農地として開拓したものだと感心した事です。この風景を見たら、水田に代表される日本的風景を箱庭と言うのも、心から納得できました。私の少ない経験の中で、まず季節が良かったのでしょうが、広大な畑地とそこに所々教会の塔やオレンジ色の屋根が点在する風景は、日本の田園風景よりも余程美しい様に思われました。ちなみに、この間のバスでの移動距離は、何と1,800Km以上でした。

 さて本題の、世界で最も美しい街の一つと言われているチェコのプラハの街ですが、よくヨーロッパの写真などで見られるオレンジ色の屋根と建物郡が見下せる所より全体を見ると、本当に街全体が自然に溶け込んでいると言うより、その風景そのものが自然そのものという感じを受けました。
更に街の中(旧市街)に入ると、それぞれ由緒ある建物は勿論ですが、全ての建物が絵になり、多分生活するには不便であろう、この中世の街を大切にしていこうという強い意志を感じました。この事は、今回行った六つの都市全てでいえる事でした。

 私は、外国旅行は、これまでカナダしか行っていませんが、カナダの時には、他民族が共に暮らす国で、 人と人との対話や自己主張が不可欠な事だと感じましたが、今回の旅行では、 いずれは形をなくすであろう木造建築の日本的な文化と石造りで地震もなく、 時の権力者達が永い時間をかけて創り上げたーロッパの文化の違いを、本当に肌で感じる事が出来ました。(画像は、こちら
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