目次Talk to Oneself 16− 20( No.151-200 )
2006年7月1日ー2008年12月1日
Talk to Oneself 20 目次(2,007..8.15-2,007.12.1)
12月1日 守屋前防衛次官逮捕、人の皮膚細胞から万能細胞 11月15日 カグヤと日本のスパコン
11月1日 食の偽装問題 10月20日 ノーベル平和賞を受賞した「不都合な真実」
10月10日 月探査衛星「かぐや」 10月1日 NHK「朝ドラ」の桜、福田内閣
9月20日 総裁レース 9月10日 朝青龍と安倍政権、安倍辞任に思う
9月1日 地球温暖化は止まらない 8月15日 終戦記念日

Talk to Oneself 19 目次(2,007.5.10-2,007.8.10)
8月10日 政治ドラマが面白い! 8月1日 参議院選挙、理不尽に負けないで!
7月20日 新潟中越沖地震と原発 7月10日 参議院選挙
7月1日 ビーグル犬・ナナの「DNA」 6月20日 「何々道」について、人類繁栄は永遠に続くか?
6月10日 「コムスン」と年金納付記録問題 6月1日 ツバメを見なくなりました、バイオエタノール
5月20日 言葉遊び 5月10日 中欧旅行(オーストリア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ドイツ)

Talk to Oneself 18 目次(2,007.1.20-2,007.4.20)
4月20日 わが町の街路樹などの剪定に思う、子供の選挙 4月10日 今年の桜、石原さん、大リーグへの選手養成所
4月1日 関西テレビの処分 3月20日 小屋が雑誌に載ります、堀江さんの判決
3月10日 「池田清彦」著の「他人と深く関わらずに生きるには」 3月 1日 「千の風になって」に思う事
2月20日 「当たり前」と言う事 2月10日 本当に暖冬です、柳沢発言
2月1日 番組のデータ捏造事件 07.1月20日 「不二家」と雪印、犬・猫の平均寿命と医療費

Talk to Oneself 17 目次(2,007.10.10-2.007.1.10)
1月10日 短いお正月でした、「薄黄木犀」の実 07.1月1日 明けましておめでとうございます
12月20日 「007カジノロワイアル」、「父親達の星条旗」、「硫黄島からの手紙」、内田康夫・推理小説「棄霊島」 12月10日 「いじめ」報道が子供に届くか?「不戦誓いの日」を設けたら
12月1日 西武の松坂投手と阪神の井川投手、イラク戦争と日本 11月20日 「いじめ」問題・子供の携帯所持問題
11月10日 HP展示方法、「やらせ」問題 11月1日 新しいものは古くなるが、良い物は古くならない、「いじめ」問題
10月20日 教育改革 10月10日 久しぶりに、バイオ(遺伝子操作)とIT(情報技術)について

Talk to Oneself 16 目次(2,006.7.1-2,006.10.1)
10月1日 木犀の匂い、飲酒運転 9月21日 安倍さんの口癖 「しっかりと」
9月10日 「すがる神」と「祭る神」(「悪魔の神」と「平和の神」) 9月 1日 お釜の底のお米、ソニーのパソコン用リチウムイオン電池
8月20日 北海道がお米の本場になる?夏休み子供電話相談(石油の起源) 8月10日 夏休み子供電話相談、歴史認識
8月1日 昭和天皇の靖国「メモ」 7月20日 過去の記録が役に立たない災害、畠山容疑者
7月10日 ペットの「ナナ」、キジバトの抱卵 7月 1日 不気味な事件が起こっています、サッカーでは「本当の事」を言ってはいけない

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2007年12月1日(土曜日):守屋前防衛次官逮捕、人の皮膚細胞から万能細胞
  守屋前防衛次官と奥さんが、収賄容疑で逮捕された。常識から考えて、何の見返りもなしに報道されている様な接待が行われたとは誰も思わないだろうから、逮捕がなければ、世間・世論が許さないのではないでしょうか。
 この防衛利権に対する、守屋ー山田洋行ラインがあるとすれば、当然、報道されているように、別の政治家ー軍事産業商社ラインがあると言うのが私達の常識的な考えではないでしょうか。

京都大学の山中伸弥教授等が人の皮膚細胞から様々な組織を作り出せる可能性のある万能細胞(人口多能性幹細胞= iPS 細胞:(induced pluripotent stem cell) )を作る事に成功したそうです。この研究は、これまで人の卵子を出発点とするES細胞を使う研究で、ネックとなっていた倫理上の問題が解決され、再生医療の進歩が大幅に進むと考えられているそうです。
 この研究に対しては、これまで反対してきたアメリカやローマ法王庁も歓迎の意を表明していますが、人を含めて生物の生命に踏み込む事は、倫理の上に立つ生命に対する冒涜、倫理違反にはならないのでしょうか?
また、これらのテーラーメイド(個別)医療は恐らく高額な医療費が必要となり、先進国のそしてほんの一部の金持ちの為の医療にしかならないのではないでしょうか。

 さらに、この技術が実際に応用可能になれば、極端に言えば、悪い臓器を取り替えて治療する事も可能になり、医療に革命を起こすかもしれませんが、その人の持つ悪い遺伝子まで正常にする訳ではありません。そして、これらの好ましくない遺伝子が、私達の子孫に受継がれて行くとしたら、これまで生物か繰り返してきた環境に適した遺伝子が生き残こると言う地球の歴史に逆らうものになり、結果として人類は、徐々にひ弱な生物種になって行くのではないでしょうか?

 人は、飽くなき探究心の故に、次々と新しい発明をし、発明が完成すると、それを使用したいと言う欲望にかられますが、この研究は、果たして人類にとって有意義な発明・発見なのか疑問に思います。
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2007年11月15日(木曜日):日本のスパコン
  日本の月観測衛星カグヤの月から送られてきた、地球の入り(日の入り)と地球の出(日の出)の画像、空気が無いせいもあるでしょうが、鮮明で素晴らしい映像ですね。
こういうのを見ると、日本の衛星制御技術もずいぶん進歩したと思います。
ところで、地球では「月明かり」と言う、素敵な言葉がありますが、月での「地球明かり」と言うようなものが観察されるのでしょうか?


宇宙機構より(月の地平線に地球が沈む「地球の入り」)

 話は違いますが、日本のスパーコンピュター、地球シミュレーターが5年前に650億円をかけて造られ、当時世界最速だったそうですが、今や世界で30番目の処理速度になり、維持費だけで年間50億円もかかると言う事で廃棄が決まり、新たに1200億円弱を投じて、世界最速のスパコンを目指のだすそうです。(当面は、演算装置の交換で能力アップするそうです)
 ITの進歩は本当に早く、何だか大変な無駄遣いのような気もしますが、この世界では、しごく普通の事なのでしょうね。

 そう言えば、私の家でも、6年前に買ったパソコンは、廃棄され、WindousXP になってますが、それもWindousVSTA に何時取って代わられるか分からない状況です。
さらに、手持ちのデジカメにいたっては、購入当初から5代目の機種になり、そんなに安い買い物ではないのですが、最近では買い換える事に殆んど抵抗が無い状況になってしまいました。
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2007年11月1日(木曜日):食の偽装問題
  食品の安心で、白い恋人・赤福・ミートホープ・比内地鶏などでいろいろ問題が起きている。なまじ、保存技術、ラッピング技術が進歩し、販売当初よりも大幅に良くなり、食べられるのに棄てるのはもったいないし、販売も地元ばかりでなく広域化して生産管理がむずかしい状況になっています。
 1日何百個限り、無くなれば売り切れと言うのが許されない難しい時代、食べている人からも、これまで味や品質でクレームが出てこない事などより、まず利益確保が優先してしまったのではないでしょうか?
 今のように、保存・ラッピング技術が進んだ現状を考えたら、老舗の伝統を活かしながらも思い切って、こういう製造販売方法ですと正直に公表して販売したほうがよいのかも知れませんね。

 一方、ミートホープ・比内地鶏は、完全に儲け優先の偽者販売で、生産者としての「モラル」を厳しく糾弾されるのは当然ですが、ブランド品なら名前だけでだまされて、ろくに味も判らないのに美味しい美味しいと食べている人も相当いるのではないでしょうか?

 いずれにしても、物質的に豊かになった日本では、バレなければそれで良しとし、金・金ばかりが優先され、食品に限らずあらゆる所でモラルハザードが起こっています。
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2007年10月20日(土曜日):ノーベル平和賞を受賞した「不都合な真実」
  現ブッシュ大統領と大統領選を争った、アル・ゴア元副大統領(クリントン政権時)が、地球温暖化防止の活動でノーベル平和賞を受賞した。ゴアさんは、「不都合な真実」という映画の中で、地球上での様々な、衝撃的な環境変動の様子が伝えられ、それによる異常気象、季節の変化、種の絶滅、奇妙な感染症と広がっていくであろう問題を追っている。

 ゴアさんは、ブッシュ大統領との大統領選では、選挙結果の集計で、訴訟が起こるほど僅差の勝負となり、あるいはゴアさんが勝っていたのではないかと言う報道があった位の勝負でした。もしもと言う仮定の話として、ゴアさんが勝っていたら、世界の情勢は、今よりも随分変わっていたかも知れません。ブッシュさんが起こしたイラク戦争などは、勿論ないでしょうし、その前に、その原因となった9.11テロも起こらなかったかもしれません。

 アメリカが参加しなかった、京都会議のCO2削減目標に対しても、恐らく積極的に参加し、世界のリーダーとなっていたでしょう。ブッシュさんが大統領になる6年前より、この活動を推進していれば、今よりずっと異常気象が起こらなかったかも知れませんね。
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2007年10月10日(水曜日):月探査衛星「かぐや」
  日本の月探査衛星「かぐや」が順調に飛行している様である。先日、上弦の月の様な鮮明な地球の画像が新聞に乗っていたが、日本の衛星打ち上げの成功確率も随分高くなった様に思います。この衛星が月の周りを周回するようになれば、月の裏側の鮮明な画像が送られてくるのでしょうね。

 ところで、同じく新聞だねですが、これらの衛星の打上げの際、空きスペースに、例えば大学などで作った小衛星を一緒に打ち上げる事をやっているんだそうです。勿論、小衛星と言えども製作には何百万もかかるらしいですが、自分達の衛星が地球の上を廻って、データを送って来ていると思うと、楽しいでしょうね。
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2007年10月1日(月曜日):NHK「朝ドラの桜、福田内閣
  岩手・盛岡の老舗旅館を舞台にしたNHKの朝ドラ 「どんと晴れ」が、一昨日で終了した。この手のドラマは、見始めるとつい続けて見てしまいますが、今回はとりわけ、会社の仕事で盛岡に住んでおった関係もあり、思い出深く、毎回楽しみに見ていました。ヒロインの夏見さんこと、女優の「比嘉愛未」は、最近の朝ドラでは、役柄からの関係でしょうが、正当な?美人の様に思います。
 このドラマの最初に出てくる、岩手山をバックにした一本桜が、評判になったそうですが、残念ながら私が岩手に住んでいる時には、まあ、私自身も感心が無かった為ですが、この近く(小岩井牧場)に何度も行っておっても、この様な「桜」がある事が分かりませんでした。
 私が岩手勤務のおり、車で帰る途中に立ち寄った「三春の滝桜」の素晴らしさに出会い、千年と言う長い年月人々に守られ続けてきた、古木の一本桜が好きになりました。
 そんな関係で、私のホームページには、自分の足で撮影した、各地の有名な「一本桜」を幾つか掲載しています。来年こそは、機会を作って是非この「一本桜」を見に行き、ホームページに掲載したいものだと思っています。(画像はこちら

福田内閣が誕生した。その顔ぶれを見ると、時間も無く、取り合えず、4派閥の長を党4役(3役+1)に起用し、その他は阿部内閣から横滑り多数の暫定内閣なのでしょうか?
 福田さんは、「背水の陣内閣」と名付けたそうですが、随分年をとった顔ぶれであり、この顔ぶれを見た時、いまは小泉遺産で食っていますが、これらの実力者と言われる人達は、「背水の陣」で仕事が出来るほどの実績を、これまでにしてきたのでしょうか?もしもこれらの人達が、私達の立場に立った仕事をして来たのであれば、自民党は、参議院選挙でこうまで落ちぶれてはいない様に思うのですが・・・。
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2007年9月20日(木曜日):総裁レース
  安倍さんの突然の無責任辞任によって始まった後継総裁レースは、何の事はない、福田さんの立候補によって、麻生さん以外の候補はすべて降りてしまい、福田さんの勝が決まっている、何とも面白くない可笑しな一騎打ちになってしまいました。
 吾こそはといって立候補しようとしたならば、それを貫いて欲しい気がしますが、負けが決まっているし、恐らく短命な内閣になるでしょうから、賢い選択なのかもしれません。

 私個人的には、人物・人柄など実際の麻生像は、判るはずはありませんが、麻生さんの私達に向って話す態度・話し方が、何か人をバカにした見下した様な感じがして好きになれません。

 本当なら安倍さんの様に、40〜50代の戦後生まれの若い人が総理になった方が、良いと思うのですが、残念ながら良い人材がいないのでしょうかね。
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2007年9月10日(火曜日):朝青龍と安倍政権
  2003年9月20日の本欄で、文藝春秋10月号に「大相撲と国力」 と言う小文について紹介した。この小文によると、日本の景気の良し悪しと相撲の人気力士の出現が良く一致しているとのことだそうです。双葉山の時代(S11年〜)世界大恐慌から脱却し、太平洋戦争に突入していく時代であり、日本中が愛国心と気力にみなぎっていた。次が敗戦後千代の山や栃錦、若乃花が現れて日本も復興に向かう。バブル経済が始まった頃、千代の富士が活躍し、それに若貴兄弟の時代へと続いていく。ところが、このところ外国勢に横綱を占められる状況など、今の日本経済そっくりだといっている。つまり、相撲は日本の国力を映し出す鏡なのだそうです。朝青龍に横綱の品格がなければ止めてもらう、日本の将来も、そのような断固とした強気の大英断が必要なんだ(工藤美代子・ノンフィクション作家)と言うような内容でした。

 振り返って、朝青龍が一人横綱で君臨した4年間は小泉さんの時代と重なりますが、日本は、はたして良くなったのでしょうか、それとも悪くなったのでしょうか?

 今、朝青龍の問題をテレビなどで見ているとき、安倍政権の現状と重ね合わせて、全盛期の「朝青龍・小泉さん」と完全に落ち目の「朝青龍・安倍さん」とが、何と皮肉な対比なのでしょうか。

 それにしても、朝青龍、高砂親方、相撲協会すべてに当事者としての能力が欠如している様に思えてなりません。

9月12日追加:
 安倍総理が、今日突然辞任しました。これまでの経緯を考えた時、驚きとその無責任さに吃驚しました。すべての決断が、ワンテンポずれていますし、言っている事が、全く支離滅裂なのではないでしょうか。外国の首脳と会って、色々約束した舌の根が乾かないうちに辞任なんて、会談した外国の首脳もいい迷惑でしょうし、一国の総理がこんな事では、本当に嘆かわしい限りです。
 全く、安倍さんと言い、小池さんと言い、その他の閣僚にしても、短命な事がほぼ予想される中で、無駄な外交をし、税金の大きな無駄遣いをしたものです。色々腹が立つ事が沢山ありますが、こんな事を思っただけでも、腹が立ってきます。

 ところで、次の総理は誰になるのでしょうか?麻生さんが、第一に浮かんできますが、福田さんが、自民党の救世主として浮かんでこないでしょうか?
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2007年9月1日(土曜日):地球温暖化は止まらない
  今年の夏は、本当に猛暑でしたし、私の所では雨が1ヶ月も降らず、畑などはカラカラです。
 ところで今騒がれているCO2削減などの温暖化対策は、はたして実行可能なのでしょうか。温暖化の進行は、今の世界の経済発展の進行状況では、止める事は出来ないのではないでしょうか?
 先日の朝日新聞に、世界のCO2排出量は、2004年で260億トン(内中国:18.3%、インド:4.2%)、2030年には404億トン(内中国:25.8%、インド:6.3%)との予測が出ていましたが、特に、膨大な人口をかかえる中国とインドが、今の勢いで経済発展が続けるとすれば、とてもCO2削減など到底無理である様に思われます。
 今エネルギーの確保策として、化石燃料以外の様々なエネルギー源が実用化されています。その中のエース級に原子力がありますが、はたして温暖化対策に有効なのでしょうか?原子力は、CO2は出さないものの、決して温暖化対策の切り札にはならないのではないでしょうか?
 何故ならば、それまで単なる物質であった質量を熱に変えて発電すると言う事で、得られた電力とその廃熱と言う膨大な熱を新たに作り出し排出するからです。
やはり究極のエネルギーは、太陽光発電、風力、水力、地熱など自然のエネルギーを利用するシステムではないでしょうか。先日、中欧に行ったおり、広い農地の中に風力の風車が沢山回っていて、感心させらたものでした。

 日本は、世界一の太陽光発電の技術を持っているのですから、全ての家庭の屋根に無償で太陽光発電装置を取り付けるなど、思い切った政策が取れないものでしょうか。

 何の根拠もない勝手な将来予測をしたならば、世界の人口が多すぎる現状では、地球規模の異変は止まらず、世界的な飢饉や天変地変が起こり、資源をめぐる紛争・戦争も勃発して、いずれ人口が激減する時が来るかもしれません?
こんな事にならない様に、人間の知恵が働けば良いと思うばかりです。
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2007年8月15日(水曜日):終戦記念日
  今日は、戦後62回目の終戦記念日です。小泉さんは靖国神社参拝に行きましたが、安倍さんは、参拝しないそうですね。
 参議院選挙に大敗し、ここの所ゴタゴタが多く、とても参拝に行く状況でないと考えたのでしょうが、行かない事は、彼の信念に反する事ではないでしょうか?行く行かないは、その人の信念の問題ですが、その信念が外部の状況によって左右されるとしたら、それは、信念ではないのかも知れませんね。

 今、テロとの戦いと言うことで、アフガニスタンでの燃料補給活動や一部の活動を除いて終了しましたが、イラクの自衛隊派遣の問題などは、その活動自体の法律的裏付けについて、民社党の反対で問題が生じようとしています。

 しかし それよりも、私達は、この活動に係わる費用などについて、何も知らされていないのが、大きな問題だと思いませんか。どのくらいの金額になるか判りませんが、恐らく千億円単位の金額が使われているのではないでしょうか?
もしもこれだけのお金を、人殺し(戦争)の手助けでなく、その国の住宅や医療などに使うとか、日本国内であれば、年金問題とか雇用問題とか公共の為に使ったなら、、随分沢山の人の為になるのではないでしょうか。

 アメリカにいたっては、何兆円?という戦費が、毎年使われていると新聞等で読んだ様に思いますが、この費用がテロとの戦いという美名の元に、軍需産業を潤し、イラクを平和にする代りにめちゃめちゃにし、人殺しの為に使われたかと思う時、その空しさをアメリカという国は、気付かないのでしょうか?アメリカの膨大な軍需費を、アメリカ人や世界の人に使ったら、アメリカは、世界一尊敬される国になるのではないでしょうか?

 何か現実離れの青臭い事を書きましたが、世界の国々が軍需費のために、国家予算の何割かを費やしている現実は、戦いが絶えた事のない人類の「愚かさ」の象徴ではないでしょうか。

 今、少し古いが、図書館で借りた、2004年発刊の「五木寛之」の「元気」という本を読んでいる。その中で、人は、生まれたその瞬間から、どんな人も拒絶する事の出来ない「死のキャリア」として誕生し、それが発症するまでの期限、つまり天寿は、だれもわからないとかいている。所詮100年たらずで誰でもが死を迎えることを、当たり前と受け入れているにも係わらず、何故その天寿を危うくする戦争に「うつつのぬかす」人類とは、一体なんなのでしょうか。

 どんなに大きな権力や財力を得たとしても、人間所詮 「起きて半畳、寝て一畳、天下とっても一畳半」の人生であり、子供の時期と老齢期を除けば、その期間は僅か50年にも満たない人生ではないでしょうか。
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2007年8月10日(金曜日):政治ドラマが面白い!
  ここの所、へたなドラマより、政治の世界が面白く、毎日同じ様な内容の放送を飽きもせず、今後の結末を想像しながら楽しんでいます。
 自民・民社の衆議院・参議院での勢力が逆転した状況で、それぞれ提出した法案を、どの様に取扱っていくか、大変興味のある状況です。ただこれまで通り、相手の提出法案を反対という事で否決を繰り返していたら、次の選挙では、大変な事になるでしょうから、私達が何を望んでいるか見極めることが、大変難しい判断になるのではないでしょうか?

 同じ体制が長く続く事は、利権が生じ、制度疲労が起きて、決して良い事ではないと思っています。
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2007年8月1日(水曜日):参議院選挙、理不尽に負けないで!
  今日(31日)、割と暑くなったためか、油蝉が沢山止まっている木がありました。
今まで、天候不順で地上に出るのを待っていた蝉が、一斉に出てきたのでしょうか?(画像はこちら

今回の参議院選挙で、自民党が大敗し、公明党と合わせた与党でも、過半数を割ってしまいました。代りに、民主党が大躍進し、民主党だけで殆んど過半数に迫る、参議院で第一党になりました。この現象は、小泉ブームに乗って、2005.9.11の衆議院の郵政選挙で自民党が大勝した反動もあるのでしょうか?安倍さんは、政権を続投すると言っていますが、他の総裁候補も、多分今変わるのは得策でないの思いから、容認しているだけであって、はたして何時まで持つこたえる事ができるのでしょうか?
 衆議院の圧倒的多数の力で、何でもやれる状況よりは、牽制の意味でも良かったのではないでしょうか。

夏のこの季節に限らず、祭りや運動会など、色々なイベントがあります。これらのイベントの開催を知らせる音花火が打ち上げられるのに、何の疑問も持っていませんでした。
 ところが、この音花火の音が、うるさいと苦情を言いに行く者がいるそうです。確かに、うるさいと思う人がいてもおかしくは有りませんが、この苦情を考慮して、音花火を止めてしまった所があると聞いて、大変可笑しな対応だと思ってしまいました。はたして、この殆んど一瞬の音花火の音を、うるさいと感じる人がどれだけいると思っているのでしょうか?苦情を言いに言った、たった一人の人に対応する前に、どれだけ沢山の人が、音花火を聞いているかを考えないのでしょうか?
 どうも最近は、たとえ理不尽なことでも、物を言った人に対してトラブルを避ける為に、安易に認めてしまい過ぎるのではないでしょうか?対応する側も、トラブルを恐れずに、しっかりとした考えを持って、対応すべきではないでしょうか。、
 学校でも、モンスターペアレントと言って、自分の子供のことで、理不尽な抗議などを持ち込む親がいて、学校もその対応に困っているそうです。どうも、往々にして対応した側が正しいと思われるにも関わらず、逆にマスコミなどで叩かれる場合もあり、腰が引けていることも原因の一つに挙げられるかも知れません。
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2007年7月20日(土曜日):新潟中越沖地震と原発
  新潟の柏崎付近で大きな地震が起きた。新潟中越沖地震と名づけられたが、この地震のため、東京電力・柏崎刈羽原発が大きな被害を受けて、稼働中の4基と定期点検などにより、停止中であった3基と合わせて、7基ある原発全てが停止する事態になった。新聞テレビなどによると、建設当時は判っていなかった断層が原発の近くにあり、この為に想定以上の地震の揺れを記録したようである。
 ところで、日本の原子力発電所の数が何基あるかご存知ですか?電力9社で、52基、原電で、3基の、計55基あるそうです。2007年7月20日の稼働状況は、稼働中:35基、地震による停止中4基を含めて、停止中:20基だそうです。
原発を沢山設置しているのは、東電:17基、関電:11基と群をぬいています。

 この地震のお陰で、また原発の安全性が問題視され、議論されています。
しかし考えて見ると、想定の2倍以上の揺れを記録した地震に対して、どんな設備でも多少のトラブルが起こるのは当たり前のことであって、原発は、むしろ安全に停止したとは考えられないのでしょうか? マスコミは、東電の不手際として、色々書いていますが、このような報道に惑わされず、きちんと評価されるべきでしょうね。

 また、危険度のランクが、全然違いますが、自動車部品製造のリケンが、地震の被害を受け、国内自動車メーカー全てが、操業を停止する事態だって、本当は、日本の製造業全体の危機管理の上で由々しき事態だと、もっと報道すべきだと思います。
 もっと長期間に渡る深刻な被害であったらなら、何百万か知れませんが、自動車産業とその部品などを生産する関連企業も操業が止まる恐れがあり、全体に及ぼす被害は、甚大なものではないでしょうか?

 原発が、このまま長期間停止したら、東電管内の夏の電力需要がひっ迫すると心配されていますが、東京に出てみると、大きな地下商店街全体の良く冷えている冷房や・無駄な電飾など、地球温暖化の問題など関係ないように、エネルギーを贅沢に使い放題の私達にとっては、むしろ もっと省エネをしなさいと、「地の神様」から言われているのかも知れませんね。
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2007年7月10日(火曜日):参議院選挙
  参議院選挙が、12日に告示されます。どうも世の中の動きを見ていると、年金問題や政治とお金の問題、不用意な発言など安倍政権に不利な材料ばかりが報道されています。確かに、世代交代が進んで、2世・3世が政治を仕切り、随分若返っていますが、地盤・看板、その上豊富な資金まで引き継いだ、これらの世代の政治家は、苦労や経験とか色々な点で中途半端な体験しかしていないのではないでしょうか?どうも物事の対処の仕方が、大所高所からみず(最近この言葉も聴かなくなりましたが)、その場限りの説得力のない言葉で、物事を終わりにしようとしています。

 こんな動きを見ていると、小泉さんの5年間?は、今考えると不思議なくらい安定していました。
数の力でどんな事でも出来る、衆議院で圧倒的多数と言う、小泉さんの遺産は、どんな法律でも通す事が出来るのですから、これを行使する政治家の見識が、まさに問われるのではないでしょうか。

はたして、今度の参院選では、どのような結果がでるのでしょうか?
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2007年7月1日(日曜日):ビーグル犬・ナナの「DNA」
  久しぶりに我が家の愛犬・ナナについて書いて見ます。ナナは、今年の5月で6歳になりました。人間で言えばそろそろ中年の女になり、餌の量には気をつけているつもりですが、中年太りでお腹が出てきて、近所の人にも少し太めになってきたと言われてしまいます。それでも散歩の時は、 小さい時と同じように、相変わらず匂いばかり嗅ぎながら散歩するため、その日のお散歩気分によっては、イライラしながら散歩しています。

 ところで、6月28日の読売夕刊に、「犬は人間の手で狩猟犬とか牧羊犬とかソリ犬とか、長い年月をかけて用途に合うように改良されて作られてきた」から、遊びでも散歩の時でも、その性質が現れるのだそうです。
 例えば、今流行りのラブラドール・レトリバーは、水鳥狩猟の回収・運搬に適したように作られているため、水浴びが大好きで、ボール遊び等も大好きなのだそうです。ちなみに名前の中のレトリバーとは、「持ち帰る」の意味だそうです。
 また シベリアン・ハスキーは。ソリ犬として、ひたすら前に進むことを使命に作られている為、知能が低いとか言われ、愛玩犬としては面白みがなく、急速に人気がなくなってしまいました。

 この記事を読んで、我が家の「ナナ」がひたすら匂いを嗅ぎながら散歩するのは、ウサギの匂いを追ってひたすら追いかける様に作られた、ビーグル犬の「DNA」が引き継がれているのだと、妙に納得してしまいました。
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2007年6月20日(水曜日):「何々道」について、人類繁栄は永遠に続くか?
  先日 茶道文化に関する講演会を聞く機会があった。ちょっと成程と思った事があったので、書いて見ました。
 世の中の芸事に、剣道や柔道、華道や茶道など、様々な「何々道」と言うのがありますが、これは、剣術や柔術、お花やお茶と言ったそれぞれの武術や芸事の作法・動作等を単純模式化し、体系化することによって始めて、専門の技芸にまで高める事が出来たと言っていました。

人類は、今までがそうであったように、これからもずっと繁栄を続ける事に、疑いを持っている人は少ないのではないでしょうか?しかしながら、良く考えて見るとはたしてそうだろうか?確かに、前提として何もなければ進歩?・繁栄を続ける事が出来るかも知れない。
 過去に、繁栄を極めた恐竜達が、惑星衝突説など、原因は色々言われているが、滅亡した様に、人類にだって、何時滅亡の危機にさらされないと、誰が言い切れるであろうか?
確かに、科学で予測が可能な天変地変ならば、知恵を持って対処も可能だろう。しかし、人類の営みに起因する、人口大爆発やそれに伴なう食料やエネルギーの問題、そしてその結果引き起こされる資源の奪い合いや地球の変調を、だれが止める事が出来るだろうか?

 厄介な事に、歴史が示すように、争いの絶えた事のない人類社会は、他の生物なら共存共栄の道を選ぶであろう、この人口大爆発の様な非常事態にも、知恵の力で解決しようと言う動きがあったとしても、恐らく人を支配したいという欲望、独占欲、嫉み・恨みなどの感情の故に、愚かな争いを繰り返し、なまじ発達した科学の為に、人類破滅の時が、21世紀中に映画でなく現実となるかも知れませんね?

 自分が生きている間は、そのような事は起こらないだろうと言う、半分無責任な気持ちで、半分は、もしかしたら可能性があるかもと言う気持ちで書いて見ました。
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2007年6月10日(日曜日):「コムスン」と年金納付記録問題
  グッドウィル・グループ(GWG)の介護事業最大手「コムスン」が、介護報酬不正請求とそれに伴なう事業所の指定取り消しの処分逃れのために自主廃業、あるいは同じグループ内での事業譲渡などの行為が、国会やマスコミを通じて批判をあびている。この行為は、現状の法律では何ら違法ではないが、介護という事業のなかでは道義的に問題であると言う事のようです。
 このグッドウィル・グループ(GWG)の本社は、時代の寵児として話題になった堀江さんや村上さんなどと同じ、六本木ヒルズにあるのだそうです。この二人は、現在 経済事件の犯罪者として裁かれていますが、奇しくも同じヒルズ族の「折口会長」も、同じような経過をたどりそうな気配です。六本木ヒルズに、ビジネスの世界で、何人の時代の寵児が活躍しているか知りませんが、この異常さを考えると、六本木ヒルズには、悪の魔物が住んでいるのかも知れませんね。

 話はかわりますが、同じ介護や福祉のなかで、社会保険庁の該当者不明の年金納付記録の問題、まさにお役所仕事の最たるものではないでしょうか。どのような経緯でこの問題が明るみになったのか、私は理解していませんが、今この時点から、何十年もの間、毎日毎日事務処理を行っていく中で、大量の該当者不明の問題が起こっていながら、そのまま放置し、先送りして来た行為は、許されるものではないと思います。
 企業の論理の問題を、厳しく問うのは当然ですが、それ以上に、私達の公金を扱う役人の、そして役所の論理を厳しく糾弾すべきです。極言すれば、これは役人・役所の組織的公金横領の犯罪に当たるのではないでしょうか?
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2007年6月1日(金曜日):ツバメを見なくなりました、バイオエタノール
  近年私の周りで、ツバメがあまり見られないような気がします。以前は、よくツバメが家の前の通りを行き来して飛んでいるのを見たものですが、今年は見ていないような気がします。
 私の住んでいる町は、どんどん都市化されていますが、それでも緑豊かな自然が、沢山残っているまだまだ田舎の町だと思います。ツバメは、ヒナを守るために、人の近くに巣をかけると言いますが、ツバメの数が少なくなったのか、ツバメの巣作りに適した家がなくなってしまった為なのか判りません?その代わりと言うわけではありませんが、家の周りには、「ヒヨドリ」や「ムクドリ」そして「キジバト」や「カラス」などが、沢山住んでいます。
 いずれにしても家の周りでは、ツバメが巣作りしている家は見かけませんし、「ヒヨドリ」や「カラス」は、人の行き来のない巣では、ヒナを襲って食べてしまうしょうから、「ツバメ」の住みにくい環境になってしまったのでしょうね。

近年、地球環境の問題で、CO2を増やさない、植物から作るバイオエタノール車が、話題になっている。
 しかし、このエタノールを、人間が食べる穀物から作るということで、トウモロコシの価格が上昇していると聞くと、何か違うのではないかと思います。穀物が、有り余っていてその有効活用と言うなら話は判りますが、世界レベルで考えれば、穀物は不足しているし、将来も、人口増と食生活の向上で、食料確保が課題と言われる状況では、論外なのではないでしょうか?

 新聞などで、穀物原料でないバイオエタノールを作る研究が脚光をあびていると言う記事も読みました。
 植物炭素リサイクルを考えるなら、何も自動車燃料に限定して考えなくても、生ゴミや穀物残渣などを原料に、メタンガスなどの形で炭素を回収利用すれば、それだけ化石燃料の使用を減らせる訳ですから、結果としては、同じ効果になるのではないでしょうか。
 もちろん研究は、やっているのでしょうから、もっとPRし、研究を推進すべきではないでしょうか。
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2007年5月20日(日曜日):言葉遊び
  「さだまさし」の「秋麗(あきうるわ)」という歌は、言葉遊びの歌詞で歌がつくられている。なかなか考えさせられる言葉遊びの歌詞なので書いて見た。

 倒れかかった体同士で、互いに支えあえたら、「人」という文字になる。支えられたり支えたり。人は一人では生きられないときずくもの。

 夢見るように生きちゃいけない、人の夢と書けば「儚い」という文字になる。夢見たことを手に入れるには、夢から覚めなければ永遠に届かない。

 どんな苦労もいつかは過ぎる。水に戻すと書けば「涙」という文字になる。明日を本当に「明るい日」と書くために、きっとあなたとふたり幸せに辿り着く。

 何故この様な事を書いたかと言うと、最近 「祝い」と「呪い」という文字が、「兄」という作りに対して、「衣」辺と「口」辺で、何故こんなに違った意味の文字になるのか疑問に思ったからでした。後で調べて、何故なのか判ったらこの欄で書いて見ます。
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2007年5月10日(木曜日):中欧ヨーロッパ旅行(オーストリア、チェコ、スロバキア、ハンガリー、ドイツ)
  以前より是非行って見たいと思っていた、チェコ・プラハの中世の古い街を見てきた。もちろん添乗員付きのツアー旅行で行ったので、プラハの他に、ブダペスト(ハンガリー)・ブラチスラバ(スロバキア)・プラハ(チュコ)・ドレスデン(ドイツ)・ザルツブルグ・ウィーン(オーストリア)と、殆んど世界遺産に指定されている中欧5カ国の都市・10日間の、駆け足での観光でした。今年は、ヨーロッパも異常気象で暖かく、雨も少なく、観光するには、彩り豊かな新緑と広大な黄色の菜の花畑とライラックとマロニエの花と最高の季節と雨に一度も降られない天候に恵まれた旅でした。
 まず最初に驚いたことは、移動の間中、高速道路の両側が、日本では見られない広大な畑が美しく延々と続いていて、よくここまで農地として開拓したものだと感心した事です。この風景を見たら、水田に代表される日本的風景を箱庭と言うのも、心から納得できました。私の少ない経験の中で、まず季節が良かったのでしょうが、広大な畑地とそこに所々教会の塔やオレンジ色の屋根が点在する風景は、日本の田園風景よりも余程美しい様に思われました。ちなみに、この間のバスでの移動距離は、何と1,800Km以上でした。

 さて本題の、世界で最も美しい街の一つと言われているチェコのプラハの街ですが、よくヨーロッパの写真などで見られるオレンジ色の屋根と建物郡が見下せる所より全体を見ると、本当に街全体が自然に溶け込んでいると言うより、その風景そのものが自然そのものという感じを受けました。
更に街の中(旧市街)に入ると、それぞれ由緒ある建物は勿論ですが、全ての建物が絵になり、多分生活するには不便であろう、この中世の街を大切にしていこうという強い意志を感じました。この事は、今回行った六つの都市全てでいえる事でした。

 私は、外国旅行は、これまでカナダしか行っていませんが、カナダの時には、他民族が共に暮らす国で、人と人との対話や自己主張が不可欠な事だと感じましたが、今回の旅行では、いずれは形をなくすであろう木造建築の日本的な文化と石造りで地震もなく、時の権力者達が永い時間をかけて創り上げたーロッパの文化の違いを、本当に肌で感じる事が出来ました。(画像は、こちら
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2007年4月20日(金曜日):わが町の街路樹などの剪定に思う、子供の選挙
  わが街の公園の樹木や街路樹は、今 いとも哀れな姿になっています。
何故かと言うと、街の方でこれらの樹木の冬場の剪定作業(内実は、剪定などと言えない殆んど幹だけ残した酷い枝きり)で、枝が殆んど無い、太い幹だけが残った姿を晒しているからです。この枝きりは、春には花が咲く沢山の蕾を持ったこぶしの木や、木が腐ってしまうから、枝など切ってはいけないとと言われている桜の木まで、木の種類に関係なく実施されています。
 恐らく、毎年の経費節減のため、出来るだけ枝を落としなさいという街の指示により、植木などに全く関係の無い業者が、請け負っている様に思います。
 この様な樹木に対する愛情の無い剪定作業?をするのであれば、街路樹など植えないほうが余程良いのではないかと思ってしまいます。他の街では、一体度の様な状況なのでしょうね。
 財政が厳しい事情は判りますが、経費節減の方向が違うのではないでしょうか。

わが街でも、県会議員選挙、続いて市長・市会議員選挙の真っ最中です。今年の選挙では、市町村合併などで大幅に選挙が変わった所も多いのでしょうか?
 ところで、我が家の子ども達は、選挙になど全く興味がありません。従って恥ずかしい話ですが、一度も選挙に行った事がありません。決して若くない子供達に、たまには行けと言う事もあるのですが、誰にどのような事を期待するか判らない状況では、それ以上、選挙に行けと言った事はありません。
 投票率も、年々下がって来ている訳ではない様ですから、年を取ってくると、それでも選挙に行こうと言う気持ちになるのでしょうか?
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2007年4月10日(火曜日):今年の桜、石原さん、大リーグへの選手養成所
  今年の桜は、4月後半に大きな予定が入っているため、残念ながらあまり見る事が出来ませんでした。
 そんな中、NHK大河ドラマ「山本勘助」とも縁の深い、上田城址の桜と、千葉県・八日市場の水戸黄門様が植えたと言われている、樹齢300年強の黄門桜を見に行きましたので、アップしました。

東京都知事選挙で石原さんが圧勝しました。今の石原さんの人気ならば、例え 管さんや鳩山さんが対抗馬として立っても、恐らく勝てないでしょうし、唯一勝てる人がいるとすれば、小泉さん位ではないでしょうか?
 しかし、42年前の、東京オリンピックと違って、もうこれ以上の開発も発展も必要の無い今の日本(東京)に、オリンピックを招致したいとは、一体何を考えているのでしょうか。
今のように、優勝者だけが称えられ、商業化して利益を生み出す道具にもなっているオリンピックなど、大型テレビで好きな競技だけ見られれば充分です。
 どうも過去の歴史が教えているように、絶対の権力者になると、人の為ではなく、自分の権力を誇示する何かをしたくなるものなのでしょうか。石原さん、少し頭を冷やして己を考えたほうが良いかもしれませんね?

大リーグ・レッドソックスの松坂が、公式戦初先発で素晴らしいピッチングをして、初勝利をものにしました。一方、ヤンキースの井川は、負けは付きませんでしたが、ほろ苦い初先発になったようです。
 確かに大リーグの野球は、見ていて選手個々が個性的で、スピード感があり、日本の野球に較べて格段に面白いと思います。
 しかし、最近 沢山の日本人選手が、大リーガーとして活躍するのを見ると、日本の一流選手であれば、もう野球のレベルは、全然他の国の選手と変わらないか、むしろ同等以上のような気がします。 この事を考えると、一郎や松井や松坂等などが活躍するのは、あたりまえの事であり、さらに多くの日本人のスター選手が、大リーグに行く事になり、大リーグの試合が、これまで以上にテレビで放映される様になったならば、日本のプロ野球など、巷で言われているように、大リーグへの選手養成所に成り下がってしまって、観客が激減するかも知れませんね。
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2007年4月1日(日曜日):関西テレビの処分
  関西テレビの「あるある」番組のデータ捏造問題を2月1日のこの欄で書きましたが、やっと事の重大さに気づいて、現状の罰則では最高の重い処分が下される様です。それにしても、テレビ局他社の報道の仕方は、今、世の中で騒がれている色々な不祥事の報道に較べて、手心の加え過ぎではないかと思えてしまいます。

 私達は、堀江さんではないですが、マスコミ・特にテレビで報道される情報のままに間違った方向や、虚像を作りだしている事に、もっと気づくべきではないでしょうか。
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2007年3月20日(火曜日):小屋が雑誌に載ります、堀江さんの判決
  私のホームページの小屋が雑誌に載ることになりました。「Memo(メモ) 男の部屋」と言う雑誌の特集企画「最大級の居心地がある、一人用極小空間」という中で、6例ほどの4番目として掲載される予定です。3月の始めに私のホームページを見て、メールがあり、取材させて欲しいと言う事なので、喜んでOKしました。早速写真を撮りに来て、小屋を造った経緯など話しましたが、そのゲラが送られてきて、さすが広角レンズ(18mm?、画角:120度)の画像は、一味違うなと感心している所です。
ホームページもこれを機会に、多少手直しして、画像等を大きくしてみました。

雑誌は、これまで興味をもって見ていませんので、全然知りませんでしたし、この辺の書店では、置いてないのではないかと思います。

雑誌の名前: 「Memo 男の部屋」、発行部数:10万部
今回の企画:「最大級の居心地がある、一人用極小空間」
3月26日発売、5月号、550円(書店かコンビニで販売)
発行元: (株)ワールドフォトプレス

ライブドアーの堀江さんの1審裁判の判決が出ました。執行猶予の付かない実刑判決で、刑期は2年6ヶ月だそうです。初犯だし、3年以下の刑であれば、執行猶予が付くのが普通でしょうが、それだけ社会に与えた影響が大きかったと言う判断でしょうか?
 今後の控訴審でどうなるかは判りませんが、損害賠償の民事訴訟も起こされ、個人資産も失うかもしれないという週刊誌の広告を見ました。この様な株で一儲けしようと思うからには、当然リスクも伴うものであり、こちらの方の司法判断は、どの様にでるのでしょうね?
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2007年3月10日(土曜日):「池田清彦」著の「他人と深く関わらずに生きるには」
  最近、「池田清彦」著の「他人と深く関わらずに生きるには」と言う本を読んだ。私は(私達は)、普段の生活の中で、世間体とか自分をよく見せたいとか、あるいはよく思われたいと言う意識が知らず知らず働いて行動いる事が多いように思います。
 この本を読むと、世間のこの様な、人にどう思われるかとか、常識的なものをかなぐり捨てて不真面目に生きるのも、良いのではないかと言うような事が書いてあります。
 確かに、随分逆説的な書き方であるが、私の中には、この本に書いてあることの相当部分を、肯定しており、我が意を得た内容も随分とありました。

 ちなみにその第一部と第二部の目次を紹介すると・・・
第一部 : 他人と深く関わらずに生きたい
* 濃厚なつき合いはなるべくしない
* 女(男)とどう付きあうか
* 車もこないのに赤信号で待っている人はバカである
* 病院にはなるべく行かない、* 心を込めないで働く
* ボランティアはしない方がカッコいい
* 他人を当てにしないで生きる
* おせっかいはなるべく焼かない
* 退屈こそ人生最大のたのしみである
* 自力で生きて野垂れ死のう
第二部 : 他人と深く関わらずに生きるためのシステム・
* 究極の不況対策        * 国家は道具である
* 構造改革とは何か       * 文部科学省は必要ない
* 働きたい人には職を      * 原則平等と結果平等
* 自己決定と情報公開      * 個人情報の保護と差別

この本の価格は、362円の新潮社の文庫本です。
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2007年3月1日(木曜日):「千の風になって」に思う事
  昨年の紅白でテノール歌手の「秋川 雅史」が歌った「千の風になって」と言う歌が、「詩」の持つ力によって、最近随分と話題になっている様である。
 私がこの歌と出合ったのは、一昨年の5月頃、ワイフが何処かで聞いてきて良い歌だと教えてくれたので、早速「新井 満」のCDを買って聞いて、メロデーよりも詩の内容に感動したのが最初である。私の個人的な思いでは、この詩は、テノール歌手が朗々と歌い上げる性格の歌ではなく、しっとりと内に秘めた想いを伝える様な歌い方が好きな為に、何となく「秋川 雅史」の歌には、違和感を持っています。

 この詩は作者不明で、19世紀半ばアメリカで生まれたそうですが、その内容は、お釈迦様の「般若心経」*の教えに、まさに通じるものがあると思います。
 この詩が人々に受け入れられるのは、仏教の難しい言葉でなく、「愛する人を亡くした、どうしようもない悲しみや痛み」を癒す「救い・再生」の詩として直接聴く人に響いて来るからではないでしょうか。

 現代の坊主は、葬儀屋と法事の商売人であり、高僧と言われる人達は、瀬戸内寂聴さんのような方もいますが、一体何を世の中に問うているのでしょうか?宗教界は、宗教界全体で民放のゴールデンタイムでも買いとって、視聴率に関係なく、優しい言葉で説法をしたら、凶悪犯罪や殺人や自殺が少しは減るのではないでしょうか?

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訳詞
作曲
新井 満


私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
  ■千の風に 千の風になって
  ■あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
  ■朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
  ■夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
  ■千の風に 千の風になって
  ■あの大きな空を 吹きわたっています

  ●あの大きな空を 吹きわたっています

A THOUSAND WINDS

Do not stand at my grave and weep,
I am not there, I do not sleep.

I am a thousand winds that blow;
I am the diamond glints on snow,
I am the sunlight on ripened grain;
I am the gentle autumn's rain.

When you awake in the morning bush,
I am the swift uplifting rush
Of quiet in circled flight.
I am the soft star that shines at night.

Do not stand at my grave and cry.
I am not there; I did not die.
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般若心経一部:
*度一切苦厄:こだわりの心をすてなさい。色不異空:事物はいつか滅び、また生まれます。
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2007年2月20日(火曜日):「当たり前」と言う事
  1月26日のNHKの番組で、砂漠の中に何世紀も続いているイスラム教の街を放送していました。今、イスラム教はイラクなどの報道の為に、悪者にされていますが、放送の中の街は、厳格にイスラムの教えを守って穏やかに平和に、満ち足りて暮らしている様に見えました。
 その質素な生活と今の日本の物が溢れかえっている「物質的な豊かさ」と言われる生活を考えた時、「当たり前の生活」とは一体どちらの事を言うのだろうかと思ってしまいました。
 人が「当たり前」と思う事は、その人の周りで、本人も含めて普通の事と思うから「当たり前」になるのでしょうが、一歩視点を変えて見て見れば、それは、「当たり前」の事ではなく、とてつもなく異常な事かもしれません。私達は、余り必要でもない溢れかえる物に、何時の間にかだまされて、少しでもそれらの物を沢山得ようと追いかけ続け、何時までたっても「満たされない」事が、「当たり前」と思っているのではないかとさえ思えてしまいます。

 今年の冬は、暖冬で終りそうですが、夏は、冷夏に成るかもしれません。これまで想像も出来なかった、異常気象が起こるかも知れません。

 ここらで、もう充分に「満ち足りた」と思って、時間を止めて見たいとは思いませんか?
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2007年2月10日(土曜日):本当に暖冬です、柳沢発言
  今年は本当に暖かいですね。この暖冬は世界的な現象で、昨年12月と今年1月の2ヶ月続きで、月平均気温が、過去最高なのだそうです。何と、モスクワなどは、平年より 5.9度も高かったのだそうです。私の知り合いが、1月に中欧(チェコ、オーストリアなど)に行きましたが、さぞかし寒かったのではないかと思いましたら、この暖冬で大変暖かかったそうです。
 近所では、もう梅が咲いていますが、桜も、やはり例年より早く咲くのでしょうね。毎年、桜の古木を訊ねていますが、今年は、何時もの年よりも満開の時期が、10日前後早くなると思ったらよいのでしょうか?何処の桜を何時見に行くか、なかなか難しいものです。

柳沢厚生大臣の女性は産む機械だの発言が、この所随分と問題になっている。確かに機械発言には、問題があるでしょうが、自民党の誰かが言っていた様に、発言の言葉じりを捉えた「言葉狩り」も問題だと思います。この様な「言葉狩り」を続けていたら、話す言葉が慎重になりすぎ、当たり障りのない発言や、予め作成された原稿の棒読みなどが増え、率直な本音など聴く事が出来なくなってしまうのではないでしょうか。
 少子化対策、一番重要な事ですが、今の子育てをする若い母親の中には、仕事が休みであるにも係わらず、保育所に子供をあずけに来るのだそうです。子供を産み、育てる事は、その児が誕生してから始まるドラマ、「楽しみ、苦しみ、様々な出来事」を一生続けていく事なのです。
 子供を看る時間があるのに、保育所や学校任せにしてしまったら、それは、産む機械と言われても仕方がないのかも知れませんね?
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2007年2月1日(木曜日):番組のデータ捏造事件
  関西テレビの「あるある」番組のデータ捏造で、またまた経営トップが頭を下げるシーンを見せられてしまいました。 社会に最も影響のあるテレビが、この様な捏造番組を放送することは、雪印の牛乳食中毒や今回の「不二家」の事件よりも何倍も問題であると思います。マスコミは、雪印や不二家に対して、重箱の隅をほじくる様な報道をし、結果として、 会社の存続さえも許されない状況に追い込んでしまいました。この報道のあり方と比較して、マスコミ各社は、他山の石として自戒せず、同業他社ということで、腰が引けた報道をしているのではないでしょうか?今までの報道のあり方からすれば、「あるある」はもちろんですが、それ以外の報道に対しても、同じように重箱の隅をほじくり、徹底的に糾弾するべきではないでしょうか。その結果、仮に関西テレビが存続できなくなったとしても、どこも同じような内容の民放の一つが無くなるだけで、世の中の人達は、何とも思わないのではないでしょうか。

 私達の思考や生活は、世論にしても、世の中の善悪にしても、選挙にしても、流行にしても、犯罪にしても、何でもかんでも、マスコミの報道内容に影響されて動いて行く現実を見せられているから、なおさら、その様に思ってしまいます・・・・。

 宮崎県の知事に当選した「そのまんま東」さんの報道など、知事でなくタレントの「東」さんの報道であり、全く異常な報道だと思います。
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2007年1月20日(土曜日):「不二家」と雪印、犬・猫の平均寿命と医療費
  ペコちゃん・ポコちゃんでなじみの深い洋菓子メーカー「不二家」が、消費期限切れ原材料の使用に端を発した、食品衛生管理の問題で、会社存亡の危機に立たされている。「不二家」の事件で誰もが思い起こすのは、2,000年の雪印乳業の牛乳食中毒事件だと思いますが、あの時の経営者の対応の悪さは、今でも思い起こしますが、「不二家」の創業者一族による同属経営による経営陣にも同じような事が見られる様な気がします。
 雪印乳業の場合は、会社が解体された現在は、バター・チーズ・マーガリンを主な事業としていますが、現在でも雪印のブランド名で、この事業部門ではトップシェアなのだそうです。
 「不二家」の場合は、これからどの様に展開するか判りませんが、雪印と同じように、ペコちゃん・ポコちゃん、「不二家」と言う強力なブランド名はありますが、はたして星の数程あるお菓子メーカーの中で、どのような運命をたどるのでしょうか?
 近所に「不二家」の系列店がありますが、お店のシャッターが下りており、これからの事が本当に心配でならないでしょうね。

我が家のビーグル犬「ナナ」も、今年5月が来ると6歳になりまが、人間にすれば40歳前後の中年になるのでしょうか。幸い、ここ何年かは元気で、病院に行く事はなくなりましたが、先日、何で読んだか忘れましたが、犬・猫の平均寿命は、犬11.9歳、猫9・9歳なのだそうですね。そして、医療費の負担は、10歳になると年平均11万円になるのだそうです。
 「ナナ」は、多少ぜん息気味なので、そろそろ犬・猫の保険も考えねばいけないのでしょうか?ネットで調べてみようとおもっています。
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2007年1月10日(水曜日):短いお正月でした、「薄黄木犀」の実
  短いお正月が過ぎてしまいました。それにしても、NHK紅白の本物と間違うばかりのヌードには、吃驚しました。紅白をずーと見ていた訳ではないのですが、幸運にも?あの場面を見る事が出来、おもわず、「えー とうしたの」と思ってしまいました。テレビで見る限りは、迫真の映像でしたし、あれは間違いなく成人向けでした。
 ところであの紅白を放送する為の費用は、一体幾らくらい掛かっているのでしょうか?全く想像もつかないのですが、NHKは、視聴料を取っている私達に公表する義務はないのでしょうか?あるいは、要求すれば教えてくれるものなのでしょうか?
何となく疑問に思ってしまいました。

 今年の大河ドラマ、風林火山は、何かと取り上げられる題材ですが、井上 靖原作と言うことで、どの様な展開のドラマになるのか楽しみです。前作の「功名が辻」は、なかなか面白く、毎回見ていましたが、今回の配役は、今の所名前の知られている俳優さんの出演もなく、固定されたイメージが無い為に、何か新鮮な感じで見る事が出来ましたが、これからはどうなるのでしょうね。

近くの公園で、昨年始めて銀木犀が咲いているのに気が付いたと書きましたが、その中の一本の木犀の木に、結構大きな実が成っているのを発見し、木犀に実が成るとは、これまで思ってもいませんでしたので、大変吃驚しました。
 早速、Webで調べたところ、これは「薄黄木犀」と言う種類で、花は名前の通り、薄い黄色の花が咲くそうですが、昨年は多分「銀木犀」と思って見ていたのだと思います。
今年は、この花をしっかり撮影して、掲載したいと思っています。(画像はこちら
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2007年1月1日(月曜日):明けましておめでとうございます、
  皆さん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 今年は亥年、年賀状の「イノシシ」は、普段のイメージと違って、きっとどれも可愛い「イノシシ」が描かれて届けられるのでしょうね。「イノシシ」と言うと猪突猛進という言葉が浮かびますが、新しい年は、むこうみずに一直線に進むのではなく、沈思黙考、不祥事だらけで、深く頭を下げるシーンを見せ付ける前に、深く考え込んで、そんな事にならないように物事に当たってもらいたいものです。

 今、日本は、少子化・高齢化社会へと一直線に進み、世界一だそうです。この様なありがたくない世界一があるかと思うと、トヨタの自動車生産台数が、今年はGM(ゼネラルモータース)を抜いて世界一位になるだろうと言われています。
 少子化・高齢化社会の世界一は、守ろうとしなくても当分は安泰?でしょうが、車の世界一を守るには、猪突猛進では墓穴を掘る事になってしまうかも知れませんね。

 頑張れ、トヨタ、頑張れ、若夫婦、 元気生きよう、年寄り!!

今年我が家では、タダで貰ったカレンダーが3種になってしまいました。その為に、昨年まで掛かっていた場所に空きが出来、釣り金具だけが残って、何だか物足りない気分がしています。この分だと、カレンダーは購入するものだと言う時が、直ぐ其処まで来ているような気がします。
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12月20日(水曜日):「007カジノロワイアル」、「父親達の星条旗」、「硫黄島からの手紙」、内田康夫・推理小説「棄霊島」
  今年初めに、網膜はく離のため入院し、それ以来映画を観ていなかったが、12月に入り、「007カジノロワイアル」、「父親達の星条旗」、「硫黄島からの手紙」を続けて3本も観てしまった。 007は、これまでの様な派手な仕掛けとアクションが少なく、私にとっては、少し物足らない思いであった。

「父親達〜」と「硫黄島から〜」の2部作は、クリント イーストウッド監督の戦争感を映像化したと言うことでしょうが、彼が、仏紙のルモンドに語った自身の戦争観について、朝日新聞(10/20)の記事で読んだ。
 彼は、「ずっと前から、そして今も、人々は政治家のために殺されている」あるいは「政治家たちは最前線にいる者の運命より、自分達のちっぽけな権力を行使し、保持することに感心がある」と語っています。
 この2つの映画では、硫黄島で「すり鉢山」に星条旗を立てたアメリカ兵の英雄(仕立てられた)が、戦費調達の為に政治に利用され、そして 日本軍の守備隊長(栗林中将)が、家族を思いながら、軍人として最後に突撃して死んでいく姿を通じて、戦争と言うものを描いています。

 また話は全く変わりますが、単なる推理小説ではあるが、戦前からの朝鮮人問題を絡めた殺人事件を題材とした、内田康夫の「棄霊島」という上下巻の大作を最近読んだ。このストーリー展開の中で、戦中の朝鮮人強制労働や現在の拉致問題について、筆者の考えを書いている。
 この中で、現状では、拉致問題が余りにも重い問題になりすぎ、日本では、拉致に少し距離をおいた発言は、タブーですが、物事の軽重を考えて国が対応をすべきだと言うような発言が、全く出来なくなっているのは、異常ではないかと言う様なことも書いてあった。

 以前のこの欄で、以下のような事を書いたが、推理小説の中とは言え、わが意を得たりと言う感じでした。
 「ほんの50数年前には、日本は、かの国の多数の人たちに酷いことをしているのである。それらの人たち、あるいは家族達は、まだ生きている人は多数いるだろう。であるならば、50年前が済んでしまった歴史で、25年前は、現実の内だとだれが言えるだろうか。だからお相子だと言っているのではない。日本もそんな時代があり、北朝鮮が、まだそんな時代なのだと思うのである。」(2002.10.1)

 「拉致問題の横田さん夫婦の活動は、本当にすごいものです。何とブッシュ大統領と面会が叶うなど、次々と話題を提供してマスコミを味方に付け、世論を味方にしています。それでも日本国として、対応が出来ているかと言えば、何か歯がゆいものを感じます。  しかし、横田夫婦には申し訳ないですが、少し斜な見方をすればこの様な理不尽なことは、世の中、掃いて捨てるほど沢山あるのではないでしょうか?その最たるものが戦争で亡くなった人達と遺族です。」(2006.6.1)

 横田さん夫婦のライフワークに、国が余りに係わりすぎ、お互い譲れない状況を作ってしまって、国同士の交渉が全く出来ない状況にしている気がします。
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12月10日(日曜日):「いじめ」報道が子供に届くか?「不戦誓いの日」を設けたら
  いじめ自殺問題で、新聞やテレビで、「いじめる側」や「いじめられる側」に対して、様々な取り組みが行われる様になって来ています。この事は、社会全体の意識や、教育委員会・学校や先生そして大人の意識を変えるのには、大変役に立っているのだろうと思います。
 しかし、実際に、どの程度「いじめ」をしている子供達に届いているか、疑問かもしれません。何故かと言えば、「いじめ」をしている子供達が、私達が目にし、耳にする「いじめ」に対するニュースをどれだけテレビで見、あるいは新聞等で読んでいるかを考えた時、大変疑問に思うからです。子供達は、新聞など殆んど読まないだろうし、テレビならば、バライテー番組を見て、お笑いタレントのテレビの中のバカ笑いを見るのが、現実ではないでしょうか。もっと、子供達が見ているようなテレビやその他のメディアで、直接子供達に、メッセージが届く工夫も必要なのではないでしょうか。?

12月8日は、61年前に日本が太平洋戦争(第2次世界大戦)に突入した日です。個人にしても、国家にしても、忘れてはならない日が、幾つもあると思いますが、この戦争では、終戦記念日や、原爆慰霊の日が設けられ、毎年首相等も出席して式典が行われています。
 しかし、戦争を始めたこの日については、国としてこの日を忘れない為の正式な行事はありません。もう少し時が過ぎたら、この時代に生きた人達が居なくなり、殆んど忘れられてしまう日かも知れません。
 はたしてそれで良いのでしょうか?この12月8日は、何百万の人が亡くなり、現在の日本を形づくる、「きっかけ」となった、日本として最も大切な日だと思いませんか。戦争が終ってこの戦争を反省する終戦記念日を設けるのならば、その前に、戦争を始める前に、この様な戦争をしてはいけないという、例えば「不戦誓いの日」を、国家として設けるべきではないでしょうか。
 そうすることが、この戦争で亡くなった人達への、せめてもの手向けではないでしょうか。
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12月1日(金曜日):西武の松坂投手と阪神の井川投手、イラク戦争と日本
  今年の「もみじ」の紅葉は、何時になく真っ赤で綺麗です。ケヤキの葉は、もう殆んど落ちてしまいましたが、そのケヤキの葉も、昨年のように葉先が枯れて縮れている様な落葉ではなく、綺麗な葉っぱの形をした落葉です。11月、随分暖かい日が多く、野菜が育ちすぎて、農家は困っているようですが、12月の声を聞くと急に、例年に無く早い「雪」の便りが出ています。今年の冬は、昨年のように雪国では、大雪の年になるのでしょうか?

プロ野球・西武の松坂投手と阪神の井川投手が、それぞれ60億円、30億円で、大リーグ・レッドソックスとヤンキースに身売りされそうである。
この事は、その金額の大きさに驚かされると共に、二人の価値が、日本国内では到底生み出す事の出来ない価値を、アメリカそして世界の中では、出来ると言う計算の上で進められている話でしょう。
野球に限らず、一流プレーヤーになると、より高いレベルの所でチャレンジし、自分の力を試したい考えるのは、自然の事と思います。
 しかし、良く考えて見るとこれは、アメリカと言う巨大な商業主義の中で、本人が熱望し了承している事とは言え、日本人である二人が、アメリカ企業とアメリカ人を喜ばせる為に、金で売られ、プレイすると言う事に、素直に喜べず、何か納得出来ないものを感じるのは、私のひがみ根性でしょうか。

アメリカの中間選挙も終わり、民主党が大勝したが、イラク戦争をアメリカが間違いだったと認め始めている。
 それでは、このアメリカに賛同し、イラクに自衛隊を派遣した日本は、もう既に済んでしまった事として、この事に対して、どのように考えているか、何の発言もしないのはおかしい事だと思いませんか。イラクへの自衛隊の派遣には、恐らく何千億円もの税金が使われたと思いますが、この様な事をはっきりさせる様、追求するのが野党の役目だと思うのですが、小沢さんは、何を考えているのでしょうか?
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11月20日(月曜日):「いじめ」問題・子供の携帯所持問題
  ホームページの閲覧者が、4年半で2万カウントになりました。自己満足の為に掲載しているとはいえ、閲覧してくれる人がいると言う事は、励みになります。出来たら、もっと閲覧者が沢山あるようなホームページにしたいと考えてはいるのですが、残念ながら自分自身のコンテンツがこの程度と言う事でしょうか?

今日(11.20)の朝日新聞「 時流自論」に、写真家・作家である「藤原 新也」さんが、「いじめという集団の自傷行為」というオピニヨン(意見)を書いている。
 イジメる側もイジメられる側も、受験管理教育と言う名の競争社会の中で、心が歪み、イジメ合うことでガスを抜くと言う自傷行為を繰り返し、イジメる側も、何時、イジメられる側になるか判らない状況にある。しかし、堅固に構造化してしまった教育のあり方を根本的に組み変えない限り、イジメもイジメ自殺も永遠に無くならないだろうと書いている。
 この為には、受験競争の頂点である、東大の解体といったような、実現不可能に近い荒療治が必要と言う意見に賛意を表している。
 そして、もう一つの出来そうもない荒療治として、携帯電話所持の年齢による線引きを考えるべきであると書いている。タバコは、健康に害があると言う事で20歳以下は禁止されているように、他の子供達と交わる事によって形成される心身形成期の子供達にとって、携帯の所持は、これらを遮断し、その効用よりも害のほうが何倍も多いであろうと書いています。

 私も、子供の活動している狭い地域環境の中で、携帯を持つ必然性が、まったく何も無いと思っていますし、子供が持って良い物か悪いもかの区別を、しっかりと出来る教育をするべきではないでしょうか。
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11月10日(金曜日):HP展示方法、「やらせ」問題
  私のホームページでは、これまで旅行や花などを撮影したデジカメ画像のうち、気に入ったものを撮影時期でまとめて、大判画像として掲載してきたが、テーマがバラバラで掲載してきた為。まとまりが無いと以前より心配していた。
 今回、紅葉とか印旛沼風景とか旅行の風物と言うように、画像のテーマごとにまとめ直して、スライドショーにしてみた。
 スライドショーの展示方法(ソースはJabaプログラム)は、QPONのホームページ作成術というホームページからダウンロードして使用していますが、ホームページの展示方法のツールが沢山掲載されており、大変役に立つHPです。(http://www2a.biglobe.ne.jp/~qpon/html/)

政府主催の青森県八戸市の教育改革に関するタウンミーテングで、「やらせ」質問が行われたと言うことで問題になっています。しかし、この様な大きな会合であれば、特に、反対意見を持つ組織では、組織の意見を述べる参加者を、会に出席させ、反対意見を述べさせるのは、当たり前の事に思えます。これも、取りようによっては「やらせ」と言えると思うのですが、このようにして、議論がされていくならば、むしろ好ましいことであって、ことさら問題にする事でもないと思うのですが、どんなものでしょうか?
 私達の身近でも、この「やらせ」に似たような事は、主催者が言うように、議論を活発にするために、よく使われているのではないでしょうか?例えば、身近な公民館活動でも良いですが、その発表会を行うとき、参加者の質疑を引き出す為に、あらかじめ質問者を用意することは、普通に行われている様に思います。
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11月1日(水曜日):新しいものは古くなるが、良い物は古くならない、「いじめ」問題
  パソコンや携帯やデジカメなどの、最先端と言われる IT製品は、極端に言えば3ヶ月に一度新しいモデルが出るが、私達はつまる所、最先端どころか、何時までたっても完成しない未完成品を買わされていると言う事にならないのでしょうか。
 新しいものは古くなるが、良い物は古くならないと言います。結局 今の世の中でもてはやされている物は、単に出来たての新しいものであって、ちょっと時間が経つと鮮度が落ちてしまい、何時まで経っても古くならない良い物が出来てこない情けない世の中になってしまいました。
 一体、世の中が進んでいるのでしょうか?逆に後退しているのではないかと思ってしまいます。これまでのだったら、冷蔵庫やテレビや洗濯機などは、最低7年位は使えていました。パソコンやデジカメの値段を考えたら、この位の期間現役で使いたいものです。

学校内の「いじめ」による子供の自殺が続いています。この様な事件が起こるたびに、学校側の対応が厳しく問われていますが、加害者である「いじめ」をした子供達に対する厳しい反応が無い事に、何時も疑問を感じています。
 マスコミは、たたき易い学校や校長の言動を叩くことにより、学校は何をやっているのだと言う気持ちにさせられますが、この様な報道を止めて、「いじめ」をした子供達に、もっと厳しい報道をすべきではないでしょうか。
 今の時代は、大人も子供もマスコミの報道に左右されて物事が動いていく一面もありますから、「いじめ」た個人攻撃をするのではなく、「いじめ」そのものの「卑劣さ」を厳しく叩くことにより、「いじめ」を案外減らす事が出来るかもしれません。
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10月20日(金曜日):教育改革
  安倍内閣の目玉の一つとして、教育改革があるそうです。教育改革と言うと、「学力の向上」とか「規範意識や情操の涵養」を掲げ、教員免許更新制を採用するとかの方策が考えられているようですが、受け入れる側の学校の改革と同時に、学校任せで権利ばかりを主張しがちな、子供をあずける側の親の意識改革の両方を考えなければいけないのではないでしょうか。

 私達の年代だと、先生の楽しみの一つに、社会に出た教え子に、同窓会で会える事が、先生として一番の楽しみなのだと思っている人も多いのではないでしょうか?
 しかし、今の先生なら、はたして教え子の同窓会に出たいと思っている先生がどれだけいるか、そして反対に、先生を是非招待したいと思って子供がどれだけいるか、聞いてみたいものだと思っています。

 私の知り合いに、歳は私より上で、中学校の先生をしていた人がいます。その先生が以前、同窓会には、出たくない時もあると言うのを聴きました。理由は何故かと聴くと、教え子に対して、ああすれば良かったとか思う事があり、気持ちの中で釈然としないと言うような事を言っていた様に記憶しています。
 今 この様な先生が、はたして何人いるかと思ったら、教育改革をどんなに唱えようが、サラリーマン化した先生ばかりの中で、何故かむなしい気持ちになってしまいました。
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10月10日(火曜日):久しぶりに、バイオ(遺伝子操作)とIT(情報技術)について
  今から5年前、私が会社を辞めた頃は、バイオ(遺伝子操作)そしてIT(情報技術)がまるで研究技術の全てのように、もてはやされ、バラ色の未来でした。ところが、IT(情報技術)ブームは、技術革新が早すぎて、ハードの進歩にソフトがついていけなかったが為に、簡単に失速してしまったと、02年当時の富士通の社長さんが書いていました。

 一方のバイオは、国の研究費もふんだんにばら撒かれ、まだまだ元気で、大学の研究でも、とにかくバイオの名が付かないとお金が出ない様な状況でした。
それから5年近くが経った今、そのバイオに目覚しい進歩があったかと言うと、マスコミの話題になるような研究成果はなかった様に思います。むしろ、韓国での人ES細胞に関する論文捏造や、日本での論文捏造の方がずっと話題になりました。
 技術の進歩が激しい今の時代の5年は、短い期間ではない様に思えますが、どんなに時間が経ち技術が進歩しても、生命の壁は、永遠に破られないハードルであった方が、人間にとっても最終的には幸せな様に思えるのですが、考え方によるのでしょうね。

 逆に、IT(情報技術)のほうは、5年が経って、技術やソフトが追いついたのでしょうか?確かに、多機能な携帯や高速インターネット接続、薄型テレビや高性能デジカメ、音楽プレーヤーなど、高速通信網、記憶媒体や電池寿命など総合的に必要な技術が整い始めた様に思います。
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10月1日(月曜日):木犀の匂い、飲酒運転
  犬の散歩で毎日のように近くの公園に行くが、その公園には大きな木犀の木が何本か植えてある。ある日それまでは殆んど感じなかったのに、突然のように、木犀の匂いを強く感じ、あ〜〜木犀の花が咲き始めたのだと気付かせてくれる。匂いは、咲き始めが強いようですが、地味な花なので匂いが無かったら気付く人も少ないだろうに、この季節になると必ず話題に上る匂いですね。
 ところが、木犀の咲く季節にこの公園に行く事は、初めてではないのですが、これまで銀木犀の木は、この公園には無いもの思っていたが、今年初めて大きな木が2本ある事に気付かされました。その気で物を見ないと、全く目に入らず見ていないのと同じでだと言う事を改めて気付かされました。

福岡市の公務員による飲酒運転により幼い子供3人が犠牲になった事故を契機に、飲酒運転に対する世の中の風当たりが、物凄く厳しくなって来ました。特に公務員の飲酒運転に対して、即刻懲戒免職にする条例を定めた市町村が幾つか出てきていますが、企業に較べて、滅多な事では解雇する事が出来ない公務員に対する措置としては、異例中の異例と言えるかも知れません。
 それにしても、マスコミがこれだけ取り上げた悲惨な事故が起こって、やっと世の中も、そして自動車会社も、本腰を入れて対応を考え始めたようです。警察もマスコミも、この問題に対しては、継続的に1年間位のキャンペーンを行う位の覚悟で、対応してもらいたいものです。
 自動車会社もメーカーの責任として、詰まらない売らんが為の技術開発よりも、便利な自動車を殺人マシーンに変える交通事故防止対策の技術や飲酒運転が出来ないような技術開発を、何よりも優先して行うべきではないでしょうか。
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9月21日(木曜日):安倍さんの口癖 「しっかりと」
  安倍さんが次の総理として選ばれました。政治家としては、エリート中のエリートですので、はたして私達下々の気持ちが判るか心配な気もしますし、小泉さんの強烈な5年間の後を引き継ぐとなると、なかなか大変なのではと思いますが、本人が強調している様に
、戦後生まれの初の総理と言う事で、おおいにその若さを発揮して、柔軟な考えでやって貰いたいものです。
 安倍さんの話を聞いていると、癖なのでしょうが、「しっかりと」という修飾語が頻繁に出てきて、ちょっと気になっていますが、皆さんは気が付きましたか。こんなに頻繁に「しっかりと」という修飾語が出てくると、これまでの彼の係わった仕事は、「しっかりと」出来なかったのではと疑ってしまいます。どうか単なる修飾語であって、「しっかりと」した仕事をして欲しいものです。
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9月10日(日曜日):「すがる神」と「祭る神」(「悪魔の神」と「平和の神」)
  アメリカ同時多発テロから 5回目の9月11日を明日迎えますが、過激派のイスラム教を信仰する人達への批判が高まっています。
 しかし そもそも宗教と言うものを考えた時、遠い昔の人々のどうにもならない、虐げられた苦しみや悩み、何かにすがることによって癒されたいと言う人間の弱い心の救いとして、キリスト教やイスラム教そして仏教など、その他のもろもろの宗教が人々に受け入れられてきたように思います。
 ところが この宗教も人間の欲望のなかで、人間の悩みを救う事を忘れ、それぞれの宗教間あるいは宗派間の勢力争いや理念から、むしろ争いの種になっているのが最近の宗教の様に思えて仕方がないのです。世界の中で宗教は、特にキリスト圏とイスラム圏の間で、本来宗教が最もてを差し伸べる対象である、差別や貧富の差などを助長し、これらの人を虐げる事によって、むしろ人々の争いやテロの根源を作っている様にさえ思えます

 このような観点で、宗教と言うものをみてくると、宗教には「すがる神」「祭る神」があるように思います。
 「溺れる者は藁をもつかむ」と言うことわざがありますが、「すがる神」の宗教は、現代に於いては争いや戦争の元凶になっている様に思います。どうも「すがる神」は、人間の弱みに付け込んで、さまたげられた人達に争やテロを起こさせる「悪魔の神」になってしまったのではないでしょうか。キリスト教やイスラム教、昔の一向宗などは、「悪魔の神」が同居している様に思えて仕方がないのです。

 これに対して、「祭る神」は、山の神、水の神、八百よろずの神様と言う様に、恵みに対して感謝し、争いを起こさない、むしろ争いを鎮める「平和の神」と言えるのではないでしょうか。
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9月1日(金曜日):お釜の底のお米、ソニーのパソコン用リチウムイオン電池
  今日お米を研いでいて、ふと思いました。私の年代だと、お釜の底にこびりついて残ったお米を、「もったいない」のでざる等で分け取って乾燥させ、食べた記憶があります。私の家が貧しかったから、私だけの経験かも知れませんが、こんな記憶をお持ちの方がいるとしたら、今幾つくらいの年齢の人までなのでしょうか?時にこんな事を思う事は、大切な事と思うと共に、やはり歳を感じているせいなのでしょうか。

ソニーのパソコン用リチウムイオン電池が、発火の危険があると言う事で、デルとアップルのコンピューターで、合わせて何と590万個も回収することになった。リチウムイオン電池は、最初にソニーが製品化したそうですが、世界のブランドであるソニーも、業績不振の時があり、その影響が影をおとしたのでしょうか?リチウムイオン電池は、軽くて電流密度が大きく、デジカメや携帯にも使われていますが、その形がメーカー各社によって違っている為、不便で不経済だと思います。
 単*電池のように、幾つかの規格が出来て、使いまわしが出来るようになると価格も安くなるし、便利なのですが、メーカーの特許戦略や思惑の為に、私達が不便な思いをする事が、コンピューターやIT、電気関連の製品で本当に多くなったと思います。
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8月20日(日曜日):北海道がお米の本場になる?
  18日の朝日の夕刊に、コメ異変の記事がありました。これまでは、本州産のブランド米が人気だったのですが、売れない米の代名詞だった北海道産の米が人気上昇中なのだそうです。この原因は、冷害などの供給不安定が少なくなったことと、逆に本州では、異常高温による米の「高温障害」が起き、品質が悪くなってしまうからだそうです。
 いままでの常識では、天気さえよければ、お米は豊作と言われていましたが、これからは米作の適地が、東北から北海道と言うことになってしまうかも知れませんね。
 また、今年の九州地方は、雨が降れば記録的な大雨、集中豪雨が多く、そこに住んでいる人は、これまでの積み重ねが零になってしまう場合もあり、本当に大変だと思うと共に、自然災害の少ない所に住んでいて、有難い事だと思っています。

前回の夏休み子供電話相談の中で、石油の起源について聞いてみたいと書いたが、気になったのでWebで調べてみた。その結果、現時点での主流は、生物由来説(有機成因論)であるが、近年 無機成因論もたいとうしてきているそうです。

Web記述内容:
生物由来説(有機成因論)
 大部分の地質学者は、石炭や天然ガスのように、石油は太古の生物が地質学的タイムスケールで圧縮されてできると見ている。この説によると、石油は有史以前(古生代から中生代)の海洋生物や陸上の植物の遺骸から形成される。 百万年以上の長期間にわたって厚い土砂の堆積層の下に埋没した生物遺骸は、高温と高圧によって化学変化を起こし石油になった。
無機成因論
 石油の起源は無生物であると論じている少数の科学者がいる。この説によれば、惑星(地球)内部には膨大な量の炭素が存在するのが自然であり、一部分は炭化水素の形で存在している。炭化水素は岩石よりも軽いので、地表へと染み出してくる。 この無機成因論に基づけば、一度枯れた油井もしばらく放置すると再び原油産出が可能となる現象を説明することができる。
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8月10日(木曜日):夏休み子供電話相談、歴史認識
  夏休み子供電話相談を、車や畑仕事等で聞く事があるが、先日カラスが「賢い」のは何故ですか?と言う質問があった。
 この質問に対する回答者の先生の答えは、カラスの行動に対して「賢い」と感ずるのは、私達がそう思うだけであって、自然の生物達は全て、地球や自然に対して「賢く」・優しく生きていると言うように答えていました。
 さらに、人間が「賢い」と思う事が、自然や環境に「賢い」ことかどうか判らないし、もしかしたら人間が一番地球の自然や環境に対して、「賢くない」愚かな生物かもしれないと言うような事も言っていました。
  夏休み子供電話相談は、子供達の素朴な質問が楽しく面白い長寿番組です。私も、石油や石炭が太古の動物や植物が堆積したものとは習いましたが、何故限定された狭い特定の場所に、まるで無尽蔵の様に大量に堆積することが出来たのか、今でも判らず、出来るなら質問したいと思っていますがだめでしょうか。

この所 靖国問題が、慰霊施設のあり方、8月15日に参拝に行くか行かないかなど、政治がらみでしばしば取り上げられている。
 しかしこの議論を、平成18年の今を起点として考えるのは、間違っている様な気がします。前回で書いたように、61年前の日本の状況の中で、何が正しく、何が誤りであったかきちんと歴史認識の検証が必要と思います。
 世の中の「正義」や「常識」も絶対的なものでなく、時代と共に変わっていきます。現在に於いても、イラクや中東でのアメリカの行為が、正義であるようには思えないのですが、強いものには逆らえないのが現状の様です。61年前の歴史(歴史といえるか?)も、タイムトンネルでさかのぼって、本当の事を見る事が出来たら良いですね。
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8月1日(月曜日):昭和天皇の靖国「メモ」
  昭和天皇の亡くなる1年前の靖国神社に関する当時の侍従長が残したと言うメモが出てきました。メモの内容が侍従長というフィルターが一度かかって残されたものだから、100%天皇陛下のお考えかどうかは判らないし、さらに前段が省略されているようだと言うようなことを、櫻井よしこさんが日曜日の田原さんの番組の討論の中で言っていたが、確かにそのような面もあるかと思った。
 この様なメモが、昭和が終り、平成18年の今頃、侍従長の家族から出てくると言う事は、たまたま見つかったにしても、何か意図があるようにも感じます。普通なら、公表せず、そのまま処分するべき性質のものでしょうが、公表したと言うことは、侍従長の家族は、靖国神社参拝に反対の立場なのでしょうか?天皇陛下のお考えを残した「メモ」を公表する事によって、この問題に一石を投じようと言うのでしょうか?

 私は、小泉首相の靖国神社参拝に賛成です。A級戦犯がどうのこうのと言われていますが、参拝する人の心の問題であって、参拝したからといって、戦犯と言われている人達を肯定したことにはならないと思います。どのような立派な国立墓地を作ったとしても、参拝者個人の心の中の祈りまで見る事はできないのですから、そこで戦犯と言われる人達にお参りする心があれば、たとえ祭られていなくても同じ事だと思ってしまいます。心の問題まで、政治の道具にしないで、広い心で、どこでお参りしようが、純粋に戦争で死んでいった人達に対して、祈っているとどうして思う事が出来ないのでしょうか。恐らく、戦犯に「ゆかり」の人以外は、靖国神社に参拝しても、戦犯と言われる人にお参りをしたとは、微塵も思わないのではないでしょうか。

 昨年11月に、靖国神社に行って来ましたが、その時のこの欄で書いた事を再掲します。「靖國神社の境内には、明治15年に我が国で最初で最古の軍事博物館として開館した「遊就館」があります。此処には、主に明治以来の近代の戦争に関連した武器や戦没者の遺品などが展示されています。その中には、日露戦争当時の大砲や、大東亜戦争の主力戦闘機「ゼロ戦」、人間魚雷「回天(一型)」の実物などが展示されています。実物を身近に見る事により、映画などの映像で見るよりも、ゼロ戦が思っていたより小さい事、人間魚雷「回天(一型)」が反対に大きいことなど、実感してきました。(画像はこちら) 「遊就館」では、靖國神社の視点で作成した、戦争に係わる近代史の映画(約50分)を、上映しています。この映画を見る限り、60年あるいはそれ以前の、極東の貧しい小さな島国「日本」が、自存自衛していく為に、避け得なかった多くの戦争があったと言っています。
むしろこれらの戦争の多くは、日本から戦争を仕かけなければならないように、西洋先進諸国(米、英)に仕向けられたと言う様な論点で作成しています。

 私は、この欄で書いてきた様に、どちらかが一方的に悪い戦争なんてありえないと思いますから、この論点には、反発を感じますし、強い気持ちで反対です。靖國神社は、246万余柱の戦没者が祭られているそうですが、やむにやまれぬ戦争を主張する事が、亡くなった戦没者を供養することになると思っているとしたら、その考えは間違っているように思います。

靖国に祈る人達戦犯を弔う心微塵もありや
  小さきは小さきなりに花実付け帰化植物逞ましく生きる
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7月20日(木曜日):過去の記録が役に立たない災害、畠山容疑者
  このところ毎年、梅雨や台風の季節になると、集中豪雨による水害や土砂崩れの被害が多いようですね。これまでは、過去の例などを参考に作られてきた堤防を初めとした防災施設が通用しない事例が増えているように思います。 よく何百年に一度の災害にも耐えられると言うような表現を使いますが、この頃は、その何百年に一度以上の災害が頻繁に起こっているように思いませんか。
 やはり地球温暖化の影響なのか、過去の記録が役に立たない気象の変化が起こっているように思います。だとするならば、これからの防災に付いて、施設や避難のあり方などについて、これまでの考え方を変えなければいけないのではないでしょうか。

秋田県藤里町の畠山鈴香容疑者による米山豪憲君(7つ)殺害事件は、ついに自分の娘をも、自ら川に突き落として?殺害してしまったと言う展開になってしまいました。しかし、これまで報道されている事が、すべて本当とは限らず、まだまだ違った結末もあるかも知れない状況です。捜査のあり方について警察の責任が云々されていますが、確かにこれまでの言動は理解しがたいものがあり、これまでの犯罪者の常識では計れない類いの事件なのでしょうね。
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7月10日(月曜日):ペットの「ナナ」、キジバトの抱卵
  我が家の「ナナ」も5歳になりました。まだそんな歳ではないはずですが、このところ急に動きが悪くなりました。爪がかなり伸びてしまって、切らせないので歩きにくいのかもしれません。
 散歩の折など、近所の顔見知りの人が少し離れたところにいると 、まるで 「こんにちは!私に声をかけて!」と言うように挨拶の遠吠えをします。散歩も、飼い主より自分の行きたい方に行こうとして、足を踏ん張り、すわり込んで動こうとしない時もあります。そんな訳で、たまには犬に任せて、何時も餌をもらう「おじいさん」が来ている、少し離れた公園まで「ナナ」に連れて行かれてしまう事もあります。

我が家のキウイ棚に、キジバトが巣をかけている。このところ毎年のようにここで子育てををしているが、その巣たるや小枝を集めて来ただけの、下から見れば卵が見えるくらい粗末なものである。鳩は、通常2羽育てるが育ってくると落ちないかと心配なくらいである。抱卵は、雄雌交代でするが、交代の時、まるで「お〜い!交代するぞ〜」と言うように優しい声(そのように聴こえる)で、交代するほうが鳴くのである。交代は朝夕2回のようであるが、朝は、6時ごろこの声が聞こえ、2階で寝ている私は、目を覚まされてしまうこともしばしばである。
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7月 1日(土曜日):不気味な事件が相次いで起こっています、サッカーでは、「本当の事」を言ってはいけない
  もう1年の半分が過ぎてしまいました。今年も年初より、ライブドアー事件、東横イン、メール問題、村上ファンドなど色々な事件がありました。
 トリノオリンピックで、荒川選手のイナバウワーと、ただ一つ金メダルを取った事など遠い昔のように思えてしまいます。

此処の所、不気味な事件が相次いで起こっています。秋田県藤里町の畠山鈴香容疑者による米山豪憲君(7つ)殺害事件は、自分の娘を事故?で亡くした直後での犯行であり、母親の心を持っていたら、とても出来ない犯行だと思うのですが、一体どうした訳なのでしょうか?ひょっとしたら娘も自ら殺めていなければよいなと思うのみです。
 奈良の親子3人放火殺害事件では、父親の前の奥さんの子供の高校1年生の長男が、学校の成績などで軋轢?があり、火を放ったようですが、どうして殺してしまおうと思うほどの怨みになるのか分からないですね。
 岡山の集団リンチ「生き埋め」殺人事件では、被害者が大学4年生であり、付き合っていた女性をめぐっての争いが原因と言うことですが、何故この様な残酷な殺人事件になってしまうのか、本当に想像も出来ない事です。
 東京都渋谷区の「池田ゆう子クリニック」院長池田優子さん(47)の長女で、大学4年生の果菜子さん(21)が誘拐された事件は、事件の解決が早くて良かったのですが、犯人像を聞いた時、その接点は一体何なのだろうとびっくりしました。なんと、年齢も国籍もばらばらな、中国人(29歳)と韓国人(54歳)と日本人(49歳)の3人組だそうです。これまでには、見られないような犯人像ではないでしょうか。

 このような可笑しいと思う事件は、これまでも結構起こっていますが、連続して起こると、何か世の中の道徳的な秩序が壊れてきているのではないかと心配になりませんか。

ワールドカップサッカーは、日本を含めてアジア勢は、残念ながら決勝トーナメントに進めませんでした。しかし、1次リーグに出られただけでも、たいしたものだと評価すべきなのではないでしょうか。
 それにしても、サッカーでは、「本当の事」を言ってはいけないのでしょうか?ブラジル戦で、日本が勝つ事など殆んど不可能に近い事なのに、まるで「負け」を予想することは、タブー視されている雰囲気でした。勝って欲しいと言う気持ちは誰もおなじですし、熱烈なサッカーファンなら許されるでしょうが、冷静に戦力やこれまでの実績を分析し、勝つ事がどんなに難しいか解説する事が、解説者の仕事であって、思っていても言えない精神論の解説者など、もう解説者失格なのではないでしょうか。
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