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Talk to Oneself 21− 25( No.201-250 )
Talk to Oneself 25 目次(2,009.1.20-2,009.3.1)
09.5.1日 新型インフルエンザ発生 09.4.21日 会津の桜を見に行きました
09.4.10日 男性の精子の力が弱くなっているそうです 09.4.1日 「つばめ」を見ました、「21世紀の産業革命」
09.3.20日 高速道路一律1,000円、政治の可笑しな均衡は? 09.3.10日 今年の古木桜見物
09.3.1日 歴史の積み重ねを感じた事がありますか 09.2.20日 ヒラリークリントン国務長官来日、トルコ旅行
09.2.1日 雨・風で、椿が落ちてしまいました 09.1.20日 オバマ大統領就任

Talk to Oneself 24 目次(2,008.10.10-2,009.2.1)
09.1.10日 矜持を持って欲しいものです、ガザ攻撃 09.1月1日 世界経済危機も考えようです
12月20日 非正規労働者は、今やメジャーな労働者です 12月10日 「山高ければ、谷深し」
12月1日 麻生内閣誕生、66日 11月20日 伊香保温泉に行ってきました
11月10日 何もしない事は、悪い事ですか 11月1日 ぼけの始まり、紅葉が綺麗だそうです
10月20日 地球温暖化と世界経済危機は、同じ根っこから・・ 10月10日 ブッシュさんと麻生さん

Talk to Oneself 23 目次(2,008.6.20-2,008.9.20)
9月20日 汚染米事件、アメリカ発金融危機 9月10日 劇場型政治と福田さん辞任劇 2
9月1日 劇場型政治と激情型ゲリラ豪雨、追加:福田さん辞任 8月20日 北京オリンピック、終戦記念日
8月10日 北京オリンピック、「勉強」と言う文字 8月1日 ペットの「ナナ」近況、28日追加
7月20日 北京オリンピックまで20日、朝青龍 7月10日 CO2排出枠取引などと言う、地球温暖化ビジネス
7月1日 第3次石油ショック、コンビニ深夜営業規制 6月20日 ツバメの巣立ち、老い耄れて生きる パート2

Talk to Oneself 22 目次(2,008.3.10-2,008.6.10)
6月10日 居酒屋タクシー問題の本質は! 6月1日 食料ではもっと生産者優先を・・
5月20日 中国の四川大地震と東海地震予知 5月10日 定年まで勤めた会社名が無くなりました
5月1日 山形・「置賜さくら回廊」、ガソリン税復活 4月20日 健康保険料の年金天引、花壇のチューリップ
4月10日 医療や看護・介護の労働対価、
「後期高齢所医療制度」
4月 1日 今年の桜探訪は、政治とガソリン価格
3月20日 イラク戦争からまる5年・・・回想 3月10日 「節分草」、「街を守る会」

Talk to Oneself 21 目次(2,007.12.10-2,008.3.1)
3月1日 イージス艦と漁船の衝突事故 2月21日 2,008年は値上げの年?、次世代DVDの規格争い
2月10日 冷凍餃子の農薬混入問題 2月 1日 文化を受継ぎ作ると言う事
1月25日 小田和正・さだまさし 「たとえば」 1月20日 再生紙の古紙配合比率偽装問題
08年1月10日 日の丸掲揚が珍しく感じました 08年1月1日 平成20年、本当に平和ですか・・・
12月20日 今年の漢字 12月10日 地球温暖化への危機感は?北京旅行

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2009年5月1日(金曜日):新型インフルエンザ発生
  何か世界中が大変な事になってしまいました。アメリカ発の金融・経済危機で世界が揺れて入る中、振って沸いたような、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が発生し、その上フェーズ5まで、一気に深刻度が増してしまいました。
 まさに 世界中が不景気で苦しんで入る中、新しいインフルエンザの発生で、さらに景気が停滞し、「泣きっ面にハチ」の状況です。

 それにしても、幾つか分からない事がありますね!私の知識では、インフルエンザは、冬の病気と思っていたので、インターネットでメキシコの気温を調べたら、30℃位あり、この気温でも流行があるのですね。(ただし 湿度は低い(乾季)かも)
日本では、まだ感染者は確認されていませんし、幸いにも湿気の多い梅雨や夏場に向うこの時期なので、少しは流行の危険が減るかもしれませんね。

 もう一つは、マスコミでも言われていますが、なぜメキシコだけ死亡者が多いのでしょうか?この病気が、メキシコの様な死亡率の病気であったら、本当に大変な事になってしまいますが、この辺も、まだはっきりしない状況です。

 とにかく、だれもが免疫を持っていない新しい病気ですから、ここ何年かは、この病気に悩まされることになるのでしょうね。
願わくは、感染しても1週間程度で回復する様な、普通の病原性の低い病気である事を祈るのみですね。
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2009年4月21日(月曜日):会津の「さくら」を見に行きました
  20−21日と会津の「さくら」を見に行きました。
 会津には、「石部桜」、「虎の尾桜」、「杉の糸桜」、「伊佐須美神社の薄墨桜」、「大鹿桜」という会津5桜と呼ばれている桜があり、その他にも幾つか名前の付いた桜が点在してします。それぞれ、満開になる時期がずれており、地元の人でない限り、全てを良い状態で見る事は出来ないそうです。一番早く咲くのが「石部桜」で、一番遅い「大鹿桜」は、猪苗代の標高の高いところにあり、5月の上旬が見頃だそうです。今回は、「大鹿桜」を除いた4桜と、幾つかの桜を見てきました。
 しかし、残念ながら、20日は何とか雨は降りませんでしたが、曇り空で、桜の撮影にはいまいちの天気でしたし、21日は、前夜に雨と風が吹き、何とか持っていた「石部桜」の花を散らしてしまい、残念ですがきれいな「石部桜」を見る事が出来ませんでした。
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2009年4月10日(金曜日):男性の精子の力が弱くなっているそうです
  近年、人間の世界では、男性の精子の力が弱くなっているのだそうです。どういう事かと言うと、精子が膣の中を泳いで卵子に到達し、沢山の精子が卵子に取り付いて、その中の1匹が受精するのだそうですが、問題なのは、この精子の泳ぐ力が弱くなっているらしいのです。何故泳ぐ力が弱くなっているかと言うと、精子の世界でも、1夫1婦の為に、精子間の競争原理が働かず、泳ぐ力の弱い男性の精子(遺伝子)でも、受精が可能な為に、弱い精子の遺伝子の自然淘汰が働かない為なのだそうです。その為に結果として、相対的に泳ぐ力の弱い精子の遺伝子も世代をつなぐ事が出来るからなのだそうです。

 そういえば、近年技術の進歩もあるでしょうが、人口妊娠を受ける人が増えているそうですから、この泳ぐ力の弱い精子が増えているのと、全く無縁とは言えないのではないでしょうか?

 また、最近はあまり話題になっていませんが、水生生物の中で、微量の自然界にないホルモン様物質の為に、雄の雌化が起っていると報じられていましたが、その内に、全てが人工授精なんて言う世界にならないことを祈りたいものです。
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2009年4月1日(水曜日):「つばめ」を見ました、「21世紀の産業革命」
  今日、始めて「つばめ」を見ました。去年、近所に家の車庫の中に巣をかけていましたので、その「つばめ」が戻ってきたのかも知れませんね。

この所のアメリカ発の金融・経済危機は、世界中に未曾有の影響を与えていますが、エネルギー・産業分野に対しては、新しい産業革命の引き金になるのではないでしょうか。
 オバマ大統領は、雇用・経済活性化の為に、グリーンニューデール政策を打ち出していますし、日本も、自然エネルギー(主に太陽光)発電やエコカーに、税制の優遇措置を取るなどの新しい政策を打ち出しています。
今回の金融・経済危機は、これまでの石油を中心とする化石エネルギーによる文明システムに対して、出来るだけ地球に負担の少ないエネルギーの創出とエネルギー消費の少ない新たな社会システムを作り出す、「21世紀の産業革命」になるのではないでしょうか。

 これまでも、Bio/IT革命とか言われて、大きな転換点になるのではと期待されましたが、想いとは逆に、ITの進歩が、アメリカの都合の良いグローバル化と言う化物の増長を招き、勝ち組・負け組みを作り出し、強者だけが生き残る世界を作ってしまいました。そして今、そのシステムが破綻し、アメリカと世界が瀕死の状態になっています。

 今回の金融・経済危機は、未曾有の危機の故に、これまで蓄積されてきた経済・エネルギーシステムから脱却出来なかった壁を打ち破り、上に書いたような、21世紀の産業革命になるのではと言う考えは甘いものなのでしょうか?
(喉もと過ぎれば何とやらで、経済が戻れば、元の木阿弥になってしまう気も大いにしますが・・・)
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2009年3月20日(金曜日):高速道路一律1,000円、政治の可笑しな均衡は?
  景気対策の一環として、全国の高速道路料金が,地方では一律1000円になるそうですね。(東京・大阪100Km圏は、多少違うようですが)
ところでこの恩恵を受ける為には、ETC車に限られるのですが、国からETC取付け補助として5,250円が出るのだそうです。この事は、テレビなどで報道されていましたので、皆さん知っていると思いますが、実際に取り付けようと思い、業者に聞いてみると、マスコミで報道されている事とは、少し様子が違っていました。

 まず第一に、申込み者が多くて、製品が品切れ状況で、予約も出来ない状態であること。
第二に、代金の支払いは必ず24ヵ月の分割払いにしないといけないのだそうです。
特に、第二の点は、マスコミでは全く報道されず、電話で聞いて始めて知りましたが、僅かな金額に対して、何故一括払いではいけないのでしょうか?ここらあたりに、また何か利権がからんでいるのではないでしょうか?

追加:今日の朝日の朝刊では、申込者が多く期間を延長して対応する様な記事が掲載されていました。

何だか可笑しな均衡が保たれています。今にも解散して選挙だ選挙だと思っていたものが、麻生さんが首相になって居座りを決め込んでから、その雲行きが変わってきています。その上、小沢さんの政治献金問題が浮上したから、ますます混迷を極めています。この分で行くと、任期満了の9月まで選挙が行われないような気がしますが、9月までの半年間に、景気も含めて何が起るか判らない状況が続くのでしょうね。
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2009年3月10日(火曜日):今年の古木桜見物
  今年ももうすぐ桜の季節がやって来ます。このところ毎年何処かの桜の古木を見に行っていて、昨年は山形県置賜地方の桜達でした。ところが今年は、2月に海外に行ったせいか、少し意気込みが萎えています。それでも春には、何百年の歳月に耐えて咲く桜の古木を見る事は、改めて新年にはない、新しい年の始まりを感じます。

 昨年の時点で、来年は、会津の桜を見に行こうかと思っていたのですが、未だに具体的な計画も何も考えておりません。
景気対策として、土・日の高速料金が安くなるそうなので、混雑しそうなところを避けながら、車を使って余り遠くないところの桜を見に行くのも良いかなと思っています。
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2009年3月1日(日曜日):歴史の積み重ねを感じた事がありますか
  皆さん、旅行をしていて、その街なり地域なりに、長い間の歴史の積み重ねを感じた事がありますか。もちろん京都や奈良などに行けば、歴史を感じる建物や地域など、言って見れば、限定的な場所が有る事は判ります。
 また、飛騨高山や馬籠宿の例のように、極めて限定的に歴史を感じる所は、日本中に沢山あるのだろうと思います。 しかし、街全体、あるいはそのたたずまいが、何百年もの歴史そのものだという街が、日本にはあるでしょうか?
残念ながら、日本には、近代化とか利便性とか街づくりの名目のもと、全てがスクラップ&ビルドされてしまいました。
 このことは、単に歴史の遺産を無くすと言うことばかりではなく、そこによってたつ日本的な精神文化や伝統文化なども失なったことが、大きな問題なのではないでしょうか。

 旅行に選んだ場所が、その様な地域だからと言ってしまえばそれまでですが、中欧やトルコを旅して、歴史的遺産はもちろんですが、訪れた街そのもののたたずまいが、歴史そのものだと主張している事を、強く感じる事が出来ます。

 反対に、中国の北京を旅した時は、確かに中国らしい壮大な歴史遺産を見る事が出来ますが、北京の街に、中国4,000年の歴史を感じる事は出来ませんでした。
これは、北京の街が近代化の名目のもと、日本と同じ様な過ちの経過をたどっている様な気がしてなりませんでした。
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2009年2月20日(金曜日):ヒラリークリントン国務長官来日、トルコ旅行
  ヒラリークリントン国務長官が、オバマ政権閣僚の初めての外国訪問先として、日本を選び来日しました。
このことは、確かに日本重視の表れとして光栄な事と思いますが、逆に考えれば、それだけ欧州諸国との溝が深いのかもしれません。さて、クリントンさんの実像は別として、マスコミに登場する時のスマイル(あえてスマイルと書きます)には、さすがに大統領選を戦った歴戦の年季を感じますが、このスマイルにだまされてはいけないのでしょうね。

 話は変わりますが、今の政治は本当にどうしようもない閉塞状態ですね。中川さんの失態など、この状況の中で、全く言語道断、空いた口が塞がりませんでした。

ベストシーズンから外れるため、パック料金が安い冬のトルコを旅行した。
とにかく歴史と東西文化の十字路として栄えた「イスタンブール」の街を、この目で是非見たいという思いだけで、トルコに行きたいと思っていた。紀元前何千年も前から続く歴史の遺跡を見、また黒海・マルマラ海・エーゲ海・地中海と中近東の国々(シリア、イラク、イラン、グルジア)に囲まれた広大な自然が、その地域により、自然と風土・地形それに伴なう農作物等が変わる様子を移動のバスの車窓から飽きず眺めて、ただただ感嘆するばかりでした。
 この間のバスによる移動距離は、およそ1,900Kmですが、この他に、アンカラからイスタンブールまで、トルコ国鉄(TCDD・アナドルエクスプレス:458Km)夜行寝台車で約9時間の旅でした。

 トルコと言えば、トルコ絨毯と宝石のトルコ石が有名ですが、この他にも知られていないがチューリップやカーネーションなどは、実はトルコが原産国だそうで、絨毯のデザインの中にも取り入れられていますし、アネモネやトルコギキョウなどもトルコが原産国だそうです。

 ともかく、トルコと言う国は、私が認識していたより、古代においてローマに匹敵する位繁栄し、一時期、東ローマ(ビザンチン)帝国の首都(コンスタンチンノープル)だった時期もあり、その後オスマン・トルコ帝国の首都として、イスタンブール(永遠の都)となったものです。

 イスタンブールのトプカプ宮殿には、十戒のモーゼの杖や鍋や手、またムハンマド(マホメッド)の顎鬚など展示されており、また エフェス遺跡の近くには、聖母マリアが、イエスの死後、聖ヨハネと共にこの地に移り住み、余生を過ごしたと言う家があり、現ローマ法王も訪問するほど、キリスト教にとって、必見の場所そして遺品がある大変重要な意味を持つ国なのだそうです。
 この様に書くと、トルコ国民は、キリスト教徒と思われるかもしれませんが、トルコは、国民の99%がイスラム教徒(スンニ派)の国で、何処に行っても大小のモスクを見る事ができました。

 トルコの冬は、雨が多く東京と同じ位の気温と聞いていたが、このところの異常気象のせいで、私達の訪れた期間は、幸いにも好天と暖かい日に恵まれ、よい旅でした。
 再びトルコに行く機会があれば、バスで見たあの広大な農地が緑に覆われる時期に(5~6月)、行きたいものだと思っています。 
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2009年2月1日(日曜日):雨・風で、椿が落ちてしまいました
  昨日は、1月にしては激しい雨と風が吹きました。そのお陰で、この家に来てすぐに植えて、30年近くになる我が家の庭の、上品なピンク色の数奇屋侘助と、紅侘助の椿の花が、今朝は、ずいぶん沢山散ってしまいました。
 椿は、花がポロリと落ちるから、首が落ちる様で嫌だと昔の人は嫌ったと言う事を、良く聞きます。確かに、時間が経って傷んだ落花は、茶色くなり、汚い感じもしますが、雨と風で落とされた椿の花は、まだまだ「みずみずしく」、私には、落ちた姿もまた捨てた物でもありません。

 明日は、雨も上がり良い天気のようですので、せめてあと1日くらい、このままの落ちた椿を見ていようと思います。

 花と言えば、前の家の梅の花も、かなり咲き始めていますから、椿ではありませんが、春は近づいていますね。

次回は、ちょっと寒そうですが「トルコ」に行って来ますので、この欄を書くのは、少し遅れます。

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2009年1月20日(火曜日):オバマ大統領就任
  いよいよ今日、オバマさんがアメリカの大統領になる日です。新聞によると就任式は、空前の人出と、空前の警備体制が取られるようですね。それにしても、この空前の世界的大不況の中で、黒人の大統領が始めて誕生するとは、何か運命にも似ためぐり合わせがあるのでしょうか?この所の暗い話題ばかりの中で、これまでの大統領にない、名門の出でない大統領だからこそ、アメリカばかりでなく、世界中の人達に、何かをやってくれそうな希望をいだかせる存在ですね。

 まさに歴史の「Change」になり、経済の発展ではなく、環境や貧困に視点をおいた施策でもって、やれば出来る  「Yes we can」 を実現してほしいものです。

 しかし、黒人の大統領ということで、常に暗殺の脅威にさらされるであろうことは、オバマさんにとってもアメリカ社会にとっても、本当に不幸なことですね。
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2009年1月10日(土曜日):矜持を持って欲しいものです、ガザ攻撃
  平成21年も10日間が過ぎてしまいましたが、何とこの10日間の空しい事でしょうか。
何か、明るい話題を書きたいと思っているのですが、どうしても暗い内容になってしまいます。

 国会が、松の内の5日から開会しましたが、その内容たるや全くどうしようもないのではないでしょうか?
何となれば、問題の定額給付金の議論がなされ、野党の質問内要には、私は肯くものが多かったのですが、恐らくお互いが歩み寄るような話には絶対にならないでしょうし、自民の造反も有りそうで無さそうな状況の中で、最終的には、可決される事になるのでしょう。

 それにつけても、もし給付された場合、現閣僚がどの様に扱うかの質問をマスコミが盛んに流していましたが、これこそ全く枝葉の問題で、「聞く方も聞く方なら、答える方も答える方」で、そんな事「カラスの勝手でしょ!!」て、それこそ矜持をもって全閣僚が答えて欲しいものだと、私は思いました。

 イスラエルが、パレスチナ自治区のガザを攻撃しています。
その是非は、私には判りませんが、少なくとも、ナチにより大量虐殺された経緯をもつユダヤ人が、何故この様な行為をするのでしょうか?武力や暴力によって、痛めつけられたユダヤ人が、同じ行為をすることに対して、イスラエルの国民の多くは、是としているようですが、あの虐殺の「トラウマ」が、彼らの子孫に対して行わせている行為なのでしょうか?
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2009年1月1日(木曜日):世界経済危機も考えようです
  新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 さて、今年は、どのマスコミの論調を見ても、アメリカ発の経済危機から、大変な年になるだろうと書いています。確かに、昨年2兆円以上の利益を出したあのトヨタでさえも、今年3月の決算では営業赤字になると言う、恐ろしい予想です。まさに「奢れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し」ですね。

 しかし、大変だ大変だと言っていても始まりませんから、ここは、私なりの「逆転の発想」をして見たいと思います。
考えて見てください。もしもこの経済危機が起らなかったら、世界の投機マネーが幅を利かせ、食料も資源もエネルギーも、金儲けの対象にされ、場合によっては、国家までも支配されてしまうかも知れません。ところが、この危機のお陰で、投機の資金が、恐らく50%以上減少し、バブルが弾けて、当分は何も出来ない状況になったのではないでしょうか。(2008.7.1 参照)

 また、地球温暖化で、CO2の削減が求められていますが、これまでの様に、世界中が、右肩上がりを目指し、自国の事情を主張したならば、どんなに頑張ったって減るはずの無いCO2を、経済活動が停滞・減少すれば、十数年前の状況に、自然に戻す事が出来ると言う、地球にとって歓迎すべき事態ではないでしょうか。

 ところで、世界のマネーが、半減からそれ以上の減少をした訳ですから、金融や工業や商業の盛んな国にとっては大変な事でしょうが、食料などの農産物の生産については、これまでと全く同じな訳ですから、食料に付いては、この危機は、貧しい国と豊かな国に、どのような影響を与えるものなのでしょうか?教えて欲しいものです。

 日本にしたって、非正規社員の問題が、大きくクローズアップされ、社会問題とされましたが、恐らく選挙の後に法律の改正がなされ、労働者の雇用条件が、これまでより改善される方向に進むのではないでしょうか。

 私は、これまでも際限の無い欲望により、満足を知らない様な、そして、それ程必要でも無い豊かさや便利さの為に、走り続ける事の空しさを書いてきました。もしも、この事で走り続ける事にブレーキがかかったのであれば、むしろ好ましい事であり、これを機会に、もうアクセルを踏まずに、ゆっくり、スローな経済運転に切り替えるのも、良いのでは無いかと思われて仕方がないのです。
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2008年12月20日(土曜日):非正規労働者は、今やメジャーな労働者です
  今回で今年のこの欄も終わりです。それにしても今年の第3四半期は、麻生さんの読み間違えの「みぞゆう」ではありませんが、本当に「未曾有」の世界的経済危機になってしまいました。当初日本への影響は少ないだろうと言われていましたが、とんでもなく、輸出産業は、消費減退と円高により、壊滅的な打撃を受けそうです。取分け、自動車産業は、あの「トヨタ」でさえ、本体単独では、赤字決算になるそうです。
 そんな中、派遣労働者などの非正規社員が、契約期間を待たず、どんどん解雇される様な状況を、誰が予測できたでしょうか?(「トヨタ」は、契約期間までは、働ける様です)

 日本を代表する大企業が、なりふり構わず契約期間満了を待たずに、首を切るなどと言うことは、ほんの少し前の経営者であったら、恐らく法律的には問題ないにしても、道義的にもやらないのではないでしょうか。
 これまで、大企業は、低賃金の労働者を使い、毎年毎年、過去最高と言われる利益を、内部留保として積み上げてきたはずです。好調なときは、これらの労働者の貢献に対して、何の見返りも与えなかったのに、悪くなったら、即 首切りなんて、そりゃ!「あんまりだ〜!!」と声を大にして、主張すべきです。

 今や、非正規労働者は、労働者全体の30%を占めているそうですが、そうであるならば、今や非正規労働者は、労働者全体の、メジャーな存在になっています。これらの力を結集すれば、大企業だって、政治だって動かす力になるはずです。

 来年の選挙で、非正規労働者の力を結集し、政治を動かして、非正規労働者の権利の大幅アップ、ひいては、私達の生活の安定になるような選挙にしたいものです。
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2008年12月10日(水曜日):「山高ければ、谷深し」
  今 世界中が金融危機と雇用不安、そして消費減退に見舞われていますが、はたしてこの危機は何時まで続くのでしょうか?とにかくこの所の動きは、あまりに急激で激しく激烈で、これを予測する事は、恐らくどのような経営者や識者や専門家でも不可能なのではないでしょうか?
「山高ければ、谷深し」と言いますが、現在の状況は、この深い谷底のどの当たりなのでしょうね。まだまだ底が見えない状況と言えるのでしょうが、現状は、世界中がパニック状態で、誰もが冷静な判断が出来ないのではないでしょうか。
 とにかく、石油や食料の価格がほんの3ヶ月の間に、3倍近く動くなんて、あまりに異常すぎます。

 ところで、人は、過去の例から考えると、一度味わった便利さや快適な生活などを改めて、以前の状態に戻す事は、人の性として、なかなか難しい事ではないでしょうか。
だとするならば、このパニックが治まれば、また人の性である、欲望がうごめき出し、少し我慢していた自動車やテレビなどを求めるようになるのではないでしょうか?

 谷底が見えない状況では、これも難しいとは思いますが、この激しい下り坂の反動が、早く来て欲しいものだと思います。
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2008年12月1日(月曜日):麻生内閣誕生、66日
  9月24日に麻生内閣が誕生して66日が経ちました。その間、当然総選挙が行われると、多くの人が思っていたと思いますが、米国発の金融危機が世界中を被い、幸か不幸か生きながらえています。
 「政局より政策だ」、何を根拠におっしゃっているのか判りませんが、100年に1度の金融危機とか、回復するのに全治3年などと、全く根拠の無い戯言を言っていますが、政策として具体的に行ったのは、税金の使い方として、全くの無駄遣いに等しい、人気取りの2兆円バラマキ補正予算だけです。

 お金は、大きくまとまれば大きな力を発揮するでしょうが、「バラマイ」てしまったら、何の力にもならないのではないでしょうか?
 2兆円を使うのであれば、全国の公立病院の赤字を補填して、地域医療を再生するとか、介護に携わる人の報酬のアップにつながる様な施策に使ったら、ず〜と選挙の為にもなるのではないでしょうか。 
  
 マンガ好きは結構です。しかし、一国の首相であれば、漢字の読みが出来ない首相に、何だこの程度の漢字も読めないのかと失望したのは私だけでしょうか?

10月10日のこの欄の、ブッシュさんと麻生さんの様な事になら無い事を祈ります。
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2008年11月20日(木曜日)伊香保温泉に行ってきました
  11月11-12日と伊香保温泉に行ってきました。
今年は、紅葉がきれいだと言う事ですが、少し紅葉の季節から遅れたようで、榛名山や標高の高いところ(1300m位)では、殆ん葉が落ちていました。
天候は、曇りで残念でしたが、それでも、伊香保の紅葉の名所、河鹿橋のもみじの紅葉は見事なものでした。(画像はこちら
伊香保は、山の中腹に展開している温泉なので、階段が有名ですが、ロープウエイの頂上から、半日歩いたら足のふくらはぎが痛くなりました。
そう言えば、温泉街にしては若者が多くみられましたが、伊香保の坂道は年寄りには、きつい温泉かも知れません。
宿の温泉は、鉄分を含む温泉と言う事で、黄金色をした温泉でしたが、伊香保には、「黄金の湯」と透明な「白金の湯」があるそうです。

 伊香保に行ったら、夢二記念館を見ない訳には行かないと言う事で、翌日ゆっくりと半日かけて見てきました。
夢二の絵もさることながら、明治・大正に使用された素朴な一般のガラス器の展示が素晴らしく、江戸きりこのランプシェードの色合いの素晴らしさや、子供の頃乳白色のガラスで上部がブルーやピンクの縁取りのカップで食べた「カキ氷」を思い出し、こんなに趣きのある器だったかと思いました。


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2008年11月10日(月曜日)「何もしない事は、悪い事ですか」
  会社勤めのおり、会社業績向上のため、様々な対策を考える事に何も疑問を感じなかったし、競争の激しい企業の世界では当たり前の事だと思っていました。
 しかし、最近は、金儲けの為に、「バレれば」法に触れると判っていても、平気?で違法行為を行なって、マスコミをにぎわす事も多いですね。
 マスコミをにぎわすと言えば、小室さんの音楽には関心ないのですが、時代の寵児として騒がれた、小室・村上・堀江など、才能豊かな彼らの一人が、また、罪を犯して塀の中に入ることを考えると、成功の絶頂のなかで、そこからさらに何かをしなければならないと考えることの難しさを、示しているのではないでしょうか?

 さて、表題の「何もしない事は、悪い事ですか」ですが、
私達の周りの小さな集まりや団体などで、現状が平和で何の問題もないのに、何か新しい事を考えて実行していかなければ、いけないとか、何もやらないと、無能と思われないかと言う強迫観念からか、あれこれアイデァを出して実施すると言うような事を経験したことはないでしょうか?

 しかし、新しい事を始める事、あるいは立ち上げる事は、無い所から始めるので、ある意味では簡単なのですが、それを引き継いだ人が、不要だと思っても、整理する事は、これまでの「しがらみ」もあり、なかなか大変な事なのではないでしょうか?

 言いたい事は、現状に大きな問題がないのであれば、「現状維持」と言う選択も、大きな選択なのだと言う事を、もっと声を大きくして言っても良いように思うのですが、如何でしょうか?
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2008年11月1日(土曜日):ぼけの始まり、紅葉が綺麗だそうです
  どうも最近、年を取り、体力のおとろえと物忘れ(ぼけの始まりか)が、ひどくなりました。これとこれを買おうと思って買い物に行くのですが、お店に入り、さて買い物をしようと思うと、さて何を買うのだったか、少し考えないと出てこなかったり、あるいは、思っていた物が全て買えている場合は良いのですが、必ずといって良い位、メモ書きが無いと何かを忘れる始末です。

 今年の5月より、91歳の母が一緒に暮らすようになり、その物忘れ(認知症か?)の見事さには、何でなの!と呆れていますし、時にはしっかりしてよ!と怒ったりしていますが、他人事でなく、だんだん自身の問題になってくると思うと、本当に「ぞっと」してしまいます。

今年は、大きな台風もなく、山の方の秋の冷え込みも良かったようで、紅葉が例年になく綺麗なのだそうですね。
 ここ何年かは、温暖化のせいか、夏から秋にかけての冷え込みがなく、紅葉せずに、葉が枯れてしまうような状態が多かったそうですが、久しぶりに綺麗な紅葉が、見られるそうです。
 11月初旬に、同窓会があり、伊香保温泉に行くのですが、時期も良さそうだし、綺麗な紅葉が見られる事を楽しみにしています。
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2008年10月20日(月曜日):地球温暖化と世界経済危機は、同じ根っこから・・
  今回の大変な米国発の世界的経済危機に対して、形容詞として100年に1度とか1929年の大恐慌以来となどと表現され、朝日新聞では、この危機の起こった分析とその行方についての連載記事を乗せている。
この道の専門家は、色々理屈を付けて解説しているが、これまでの歴史に照らしてみれば、世界も経済も、波はあるが、その波は、その当時としては大波であったかもしれないし、危機と言われるような状態であったかもしれないが、振り返ってみれば、全体が持っているキャパに対しては、まだまだ許容範囲で余裕があったのではないでしょうか?

 しかし、今回のこの極端な破綻は、丁度いま、地球というキャパを無視した無秩序なエネルギー浪費社会が、地球温暖化と言う危機を招いている様に、生きるための食料ですら、投機の為に僅かの期間に2倍にも3倍にも価格が上昇する様な、異常経済の世界を作り出し、もっと金儲けがしたい、もっと豊かな暮らしがしたいという、抑制の効かないアクセルだけで突っ走ってきた欲望というバブルが、とうとう弾けてしまった、経済・金融危機と言うことになるのでしょうね。

 つまる所、専門化が色々もっともらしい理屈をつけたとしても、この地球温暖化の危機も世界的金融・経済危機も、根っこは全く同じで、人間の欲望に根ざすものであり、一度痛い目をみない限りは、避ける事が出来ない事なのでしょうね?

 何時もこの欄で書いてきた事ですが、それにしても、人間は、虐げられると何か宗教に頼り、自分達以外の文化を滅ぼし、豊かになると限りなくその欲望を募らせると言う、どうしようもない地球の「癌」という生命体なのでしょうか。
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2008年10月10日(金曜日):ブッシュさんと麻生さん
  920日から、20日間この欄をお休みしていたら、世の中はずいぶん動いてしまいました。

 自民党の総裁選が行われ、初めての女性候補である小池さんを初めとして、5人の立候補があり、大久保利通から連なり、吉田首相の孫である名門の麻生さんが、何度目かの総裁選挑戦の末、このどうしようもない時期ゆえかも知れませんが選ばれました。

 また、その僅か20日間くらいの間に、世界の経済は、アメリカ発の経済危機が現実のものとなり、米大手金融機関の倒産や世界の株価の大暴落を引き起こして居ます。

 話は変わりますが、以前誰かからブッシュ大統領について聞いた事で、本当か嘘か判りませんが、小さい頃の彼の学校の先生の話ですが、彼はどうしようもない男で、この人だけには、大統領になってほしくないと言っていたと言うことを、聞いたことがあります。
 確かに、イラク戦争から、今のアメリカ発の経済危機を考えれば、ブッシュさんが大統領でなく、ゴアさんがなっていたら、テロや世界の情勢や環境問題も含めて、今の世界は、もっと違ったものになっていたのではないでしょうか?

この話を思い出しながら、超名門の麻生さんが首相になって、どんな政治を行うにしても、私達庶民の暮らしとは次元の異なる世界に住み育った人間が、庶民の生活に根ざした政治を行う事が出来るとは、とうてい考えられない事だと思われて仕方がありません。
 解散・総選挙が行われ、仮に自民党が勝利して、麻生さんが再度首相に選ばれたなれば、自民党政治と言う、長い間の利権と癒着の体制が続く中で、名門出の首相が、私達の暮らし、そして日本をどの様に導いていってくれるのでしょうか?

 ブッシュさんでなく、ゴアさんであったならと思うような事態にならないことを、祈りたいものです。

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2008年9月20日(土曜日):汚染米事件、アメリカ発金融危機
  中国製農薬混入餃子が、まだ解決をみない内に、農薬やカビで汚染された非食用の事故米が、大量に食用として流通してしまっている。このお米も、日本の義務として外国から輸入したお米の一部のようですが、やはり海外からのものは、安心・安全の上で、「いまいち」の様ですね。

 それにしても所轄官庁の農水省の問題事業所の監督と対応はどうしようもないですね。その上、責任の所在を明らかにすると言うことで、事務次官の更迭と、あと4日しか任期のない農水大臣が辞任する茶番劇を演じるなど、辞めればそれで終わりと言う、これまでも繰り返されてきた無責任な「けじめ」の付け方を見るにつけ、政治はどうしようもない末期的症状ですね。
 同じ「けじめ」を付けるなら、これまでにこの件に係わった人達に、解雇を含む(公務員だから無理でしょうが)厳罰で臨むくらいの「けじめ」を見せて欲しいものですし、そうでもしない限り、腐りきった公務員の意識は、変わらないのではないでしょうか。

 やはり次の選挙では、寿命の尽きた自民党政権を、変える必要があるのではないでしょうか。

アメリカの金融危機は、大変な事ですね。政府が何もしないで見守ると、何と4大証券会社が軒並み破綻してしまう状況のようですね。
 振り返って、日本のバブル崩壊から回復するまで、失われた10年と言われますが、このアメリカ発の危機とそれに伴なう不景気は、回復するまでに、やはり10年程度の時間を覚悟する必要があるのでしょうか?
 そうだとしたら、大変気の重い事ですね。
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2008年9月10日(水曜日):劇場型政治と福田さん辞任劇 2
  9月1日付けのこの欄で、ことさら今回の福田辞任を知って書いた訳では無いですが、図らずも書いた通りの筋書きになりそうですね。それにしても福田さんの突然の辞任が、自民党の政権を守るための辞任劇のようですので、これは全く私達をバカにした、国民のための政治ではなく、自民党の権益を守るための、まさに選挙対策の辞任劇だった様ですね。また、その後の総裁選の立候補に名乗りをあげた人達の数の多さと、その多くの候補者の人間の軽さには、とても日本国の政治を任せられる人物とは思えませんね。立候補の数の多さは、いかにも調整が何も出来ていないことを露呈した証しともいえますね。

 どうも、総裁選の後に解散・総選挙がありそうですが、今回は、たとえ民主党が政権を取っても上手くゆくとは思いませんが、これまでのしがらみを断ち切るためにも、民主党に一度だけやってもらって様子を見る選択肢を、皆さん選んでみてはいかがですか。
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2008年9月1日(月曜日):劇場型政治と激情型ゲリラ豪雨、福田さん辞任追加
  最近は、何事もテレビやマスコミなどに頻繁に登場しないと、世の中から取り残され、見捨てられてしまう様な雰囲気がありますね。政治の世界で、小泉劇場などと言われ、劇場型政治などと言われて来ましたが、その分国民の関心も高かったと思います。しかし、ここに来て福田さんになって大連立の話以外は、G8サミットを含め、目だった波乱も無く過ぎています。
 まあ、オリンピックの為に、ニュースのねたは沢山あったし、ことさら「何々たたき」をしなくてもマスコミは、時間や紙面を十二分に埋める事ができたからでしょう?
 しかしこれからは、物価も上がるし、景気は悪くなるし、国会も始まりますから、平穏無事と言うわけには到底いかないでしょうし、一気に解散総選挙と言う事も無い訳ではないでしょうね?

この波乱を予告する様に、劇場の字は違いますが、1時間に100mm以上もの豪雨が降る、激情型ゲリラ豪雨が東海や関東地方を襲い、かなりの被害が出ています。これからの台風シーズン、政治を占うような、大型台風が発生しない事を祈るのみです。

9月1日、10:00追加:
 何と驚いた事に、福田首相が突然辞任してしまいました。ほんの1月前に内閣改造したばかりなのに、どんな理由があるのでしょうか。首相は、辞任会見で色々理由を言っていましたが、全て説得力の無い説明のように思えました。
 G8サミットと北京オリンピックの良いとこ取りだけして、もう嫌になったから「や〜めた」と言う、全くとんでもない辞任劇です。何と今の政治家は、無責任極まりない、腹の据わらない世襲政治家ばかりなのでしょう。
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2008年8月20日(水曜日):北京オリンピック、終戦記念日
  オリンピックも12日目になり、あと4日で閉会式です。その中で女子マラソンは、本当に残念な結果に終ってしまいました。
 本当は、オリンピックの花である男子マラソンが、もっと話題になっても良いのでしょうが、いまいちメダル獲得に期待薄の為でしょうが、マスコミにあまり出てこないので、出場選手の名前さえも判りません。谷口や瀬古や宗兄弟のような、強い選手が出てこないものなのでしょうか?

 ところで、今回のオリンピックで記録の表示が瞬時に行われている様に思いませんか?例えば、水泳競技で、順位・タイム・国名などが、ゴールと同時に瞬時にプールのレーンに表示されます。
 どのようなシステムなのか、新聞・テレビなどで報道されていないように思いますが、ミサイルを空中で迎撃・打ち落とす時代ですから、このような事は、簡単な事なのでしょうね。

終戦記念日の8月15日は、オリンピックと高校野球が重なり、今年は、随分影の薄い1日となってしまいました。その中で、小泉・安倍元首相が、靖国神社を参拝したと言う記事がありましたが、福田総理や民主党の幹部の名前は、残念ながらありませんでした。
 そろそろ靖国問題も、きちんとした結論を出さないと、原爆被害者と同じに、戦争で生き残った当事者が、誰一人いなくなってしまうのではないでしょうか。
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2008年8月10日(日曜日):北京オリンピック、「勉強」と言う文字
  北京オリンピックが始まりました。2,008年8月8日:8:00時開幕と、中国では縁起の良い数字とされる「8」を重ねたせいか、雨にも降られず、正に中国らしい素晴らしい開会式でした。開会式の出し物は、その国の歴史を演出したもので、企画としては特に目新しいものではなく、アテネ大会も同じ様なものであったと記憶しています。
しかし、その演出が、中国ならではの、2008人の人を一糸乱れず動かし、巨大なフィールドに、巨大な映像を含めた光の中で繰り広げられた、「マスゲーム」でした。これは、まさに中国でしか出来ない、演出ではないでしょうか。

 ところで、日本勢の競技の出足は、あまり快調ではないようですね。男女サッカー、男女軽量級柔道、女子重量挙げなど、期待されていましたが、いまいち成績が振るわないようです。
 野口みずきさんも、疲労のため日本に戻り、入院していたとの報道もあり、心配なことです。

先日テレビを見ていたら、「永 六輔」さんが、徹子の部屋に出演していました。初めより見ていなかったので内容は、余り判らないのですが、「勉強」という文字に付いて、読み解けば「強いて勉める」と言うことですと言われて、あ〜成る程な!と妙に納得してしまいました。
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2008年8月1日(金曜日):ペットの「ナナ」近況、追加記載(28日)
  1年ぶりに我が家のビーグル犬ナナの近況について書きます。ナナは、7月に我が家に来たのでナナという名前になったのですが、今年で7歳になりました。最近のナナは、我が家において人権ならぬ人犬が、幅をきかし、寝るときはワイフの布団の足元で、わが者顔に寝ており、ワイフの方がナナを避けて寝ているような状況です。

 犬も7歳になると、中年まっさかりであり、特にビーグル犬は、食べる事が生活の殆んどのような感じですので、必然的に今、流行りの「メタボ」きみになっています。
あわてて与える餌を、10%程度減らしているのですが、犬は、一度太ってしまうと、なかなか元に戻らないとも聞いているので心配しているところです。

追加記載(28日):
 今日(8月8日)、散歩中に突然ナナが、ラブラドール犬に右後ろ足のモモの所を咬まれてしまった。周りに誰もいなかったので、リードを離していたのが悪かったが、相手も離れており、突然咬みつかれてしまった。最初は、たいした事無いと思い、そのまま帰ってきて
マキロンで消毒しておいたが、翌1日経ったら、傷がひどく3cm位筋肉が見える状態になり、医者通いが、2週間以上になってしまった。

 犬など動物は、傷口を舐めて直すものと思っていたが、どうもこの私の思い込みは間違いであり、舐めて傷口を広げてしまったとの事でした。
 動物は、牙があり傷が深くなるし、雑菌も多いので、咬まれたら直ぐに医者に行った方が直りも早く、費用も、心配する時間も少なくなるので、今は失敗したと悔やんでいるところです。
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2008年7月20日(日曜日):北京オリンピックまで20日、朝青龍
  北京オリンピックまで、あと20日になりました。まさに真夏のオリンピックです。1964年の東京オリンピックのときは、10月10日という秋の良い季節に行われましたが、今のオリンピックは、商業主義に汚染されて、テレビの放映権料などの関係で、アメリカの他のプロスポーツに影響の出ないこの時期に開催する事を、余儀なくされていると聞きました。

 オリンピックと言えば、何と言ってもマラソンです。この暑い時期のマラソン、暑さを避けて夕方からスタートの様ですが、一体どの様な展開が待っているのでしょうか?野口みずきは、選考会でも断然の強さを発揮しましたが、オリンピック2連覇、是非とも達成してもらいたいものです。

大相撲名古屋場所で、朝青龍が6日目で休場してしまいました。あのモンゴルでのサッカー騒動以来、少し力の衰えが見えて来ましたが、更に力が衰え、今のようなぎりぎりの勝負の中では、どうしても土俵際での「もつれ」が多くなり、怪我の機会も増えてしまうのでしょうね。
 しかし、朝青龍が休場してしまうと、何か悪役がいなくなり、相撲が面白くなくなりました。そういう意味では、存在感のある力士であることは、間違いないですね。
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2008年7月10日(木曜日):CO2排出枠取引などと言う、地球温暖化ビジネス
  近年とみに地球温暖化対策として、CO2排出量削減がニュースとして取り上げられている。
 既に、これまでに無かった様な、温暖化の影響と思われる気候変動が世界中で起こっていますが、今直ぐに排出量削減の方向にブレーキをかけようとしても、世界の国々の事情が異なる状況では、まず不可能な事と断言しても間違いではないと思います。
また仮に、ブレーキをかけたとしても、長年その兆候がありながら放置してきたつけは、そう簡単にブレーキがかかるものではありませんから、当分は、これまでに無い大きな自然災害から免れる事は出来ないのではないでしょうか?

 昨日まで洞爺湖G8(Group of Eight)サミットが開かれ、温室効果ガス削減の長期目標が採択されたが、発展・成長に必要なエネルギー需要の増大に、経済的に見合う発生源削減の技術開発が追いつくことが出来るが勝負ではないでしょうか。

 それにしても、この地球規模の危機に対してさえ、CO2排出枠取引などと言う、地球温暖化ビジネスが出来上がってしまうとは、一体世界の指導者はなにを考え、金儲けの手段にしてしまう資本主義経済とは、なんなのでしょうか。
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2008年7月1日(火曜日):第3次石油ショック、コンビニ深夜営業規制
  今日から7月ですが、多くの物の値段が上がるように報道されています。
原因は、世界の石油、穀物や飼料、鉄鉱石などが過去に例を見ない勢いで値上がりしているからです。
この欄でも過去に(06.5.1、07.12.10、 08.2.21 ) 一部地球温暖化と絡めて、3回ほど触れていますが、だんだん深刻さの度合いが増大している様に思います。

 石油は、単にエネルギーの問題ばかりでなく、繊維・プラスチックから医薬品にまで、全ての物作りの何らかの材料としてかかわっている、最も基本的な原材料で、食料と同じ位、現代社会では必要不可欠なものになっています。
ところが、この石油と食料が、今恐ろしい勢いで値上がりしています。
 日本や先進国は、それでもまだまだ余裕があり、無駄な飽食や消費が抑えられ地球の為にも良いでしょうが、後進国といわれる国々は、ぎりぎりのところで生活している為、ダメージが大きいように報道されています。

 世界は、この様な状態になっても、石油や食料を金儲けの手段として許しています。この事は、社会主義が、人間の欲望のなかで破綻した様に、現在の資本主義の限界が見えてきている様にも思います。
 このままの状態が続いたならば、いずれ暴動や戦争といった不安が世界中に蔓延するすることにならないでしょうか?

今日の朝日新聞に、コンビニの深夜営業を規制しようと言う動きが自治体で広がっているという記事があった。確かに、コンビニの営業が24時間必要かと言うと、私も疑問を感じています。
 しかし、今や個人の商店が無くなり、共稼ぎや人の働き方や生活様式が変わってしまった現在では、便利で不可欠なお店なのではないでしょうか?
 それよりも、都会の無駄な電飾や、過度な空調などを厳しく規制した方が、実際にも、心理的にも、余程効果があるように思います。
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2008年6月20日(金曜日):ツバメの巣立ち、老い耄れて生きる パート2
  昨年、私の近所でツバメを見なくなったと書きましたが、今年は、近所の家の車庫にツバメが巣をかけ、ツバメの巣立ちを見る事が出来ました。家の前の電線に子ツバメが並び、親鳥がセッセと虫を運んでは、子ツバメに与えている様子が見えたので、急いでデジカメを取り出し、その様子を写しました。(画像はこちら、 2:フラッシュ

私は、この欄で何度か安楽死の問題や長寿のペットに模して老い耄れて生きる意義について、書いた事がある。(06.3.10(老い耄れて生きる)、03.12.20(老学校を作ったら)、02.4.21(安楽死)
 これは、自分がそうありたいと願って書きましたが、現実に私の身内の問題として、最近、程度はまだまだ良いのですが、介護保険の通所介護(デーサービス)に行く事になり、その実際の様子を見てきました。
 この様子は、年を取ると子供に帰えると言いますが、「我」の問題では子供のようにいかないでしょうが、まさに小学校の低学年と同じ様だと思えました。私のケースは、まだまだ軽い負担の少ない介護状況といえるでしょうが、さらに程度が重くなった状態を考えたら、本当に家族を含めて全ての人が大変だと思います。

 後期高齢者医療制度では、老人の姥捨て制度などと言われ不評ですが、姥捨てではなく、個人の選択肢として、自分が自由にならなくなった時、自殺でなく、自由に「死」を選択する権利が許されても良いように思うのですが、この様な事を望むのは、無理なことでしょうか。
 少し前まで、人生50年と言われましたが、50年なら50年の生き方があるだろうし、70歳、80歳の人が「喜寿」だの「古希」などと言われ、お祝いされる時代の方が、自分の自由が利く内に死ねて、ある意味では幸せかも知れませんね。
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2008年6月10日(火曜日):居酒屋タクシー問題の本質は!
  財務省など、深夜残業での帰宅の際のタクシー利用の際、個人タクシーから金銭のキックバックを含む物品の授受が大問題になっている。このなかで、財務省が突出しているものの、殆んどの省庁でも、同じ様な物品を受けた人がいて、その数今回の調査では、503人と発表されている。
 マスコミは、国民の税金の一部であるタクシー利用券から、見返りを得るなどと言う事は、言語道断であると言うような論調で書いている。確かに、言語道断な話であるが、この問題が持ち上がった事を契機に、私は、もっと本質的な問題提起がなされるべきだと思っています。

 その問題とは、常々思っていた事であるが、役所の多くが、何か忙しく働き、部署によっては1年間の半分以上も、深夜まで残業をしなければならない、勤務状況にもっとメスを入れるべきだと思います。
マスコミ関係も、「同じ穴のむじな」の長時間勤務のため、この勤務状況をとりあげることは、自分の首を絞めかねないので、触れないのかも知れませんね。

 本当に仕事量が多く、深夜まで残業してもこなせないのであれば、定員増も含めて検討するとか、あるいは もっと考えれば合理化や機械化(コンピューター化)出来るとか、現在の勤務状況を厳しくチェックして、この異常な労働環境を今直ぐにでも改善すべきである事を、多いに取り上げるべきだと思います。

 民間企業であれば、この様な勤務状況が公になれば、処分の対象になるだろうし、もし本人に何かがあれば、労働災害にもなってしまうかも知れません。
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2008年6月1日(日曜日):食料ではもっと生産者優先を・・
  スーパーなどで個人消費のバターが消えたそうです。また業務用のバターも品不足で、必要量が確保できないという報道がされています。
原因は、牛乳生産者が一時の牛乳価格下落のため、生産調整で乳牛を減らしたためと、此処の所の飼料価格高騰のため、経営がなりたたず廃業する酪農家も増えているためと報道されています。
 牛乳は、当然親牛が妊娠して子供を出産しなければ出ませんから、昨日言って今日間に合う様な問題ではありません。また、価格を上乗せしたくても、消費者が買い控えて売れなくては困るので、値上げもままなら無いというような報道がなされています。

 この様な報道を聞くと、何か考え方が可笑しいのではないかと思いませんか?これは、消費者優先の考え方ですが、今のような石油を始め、穀物などの原材料が高騰している時、その分の価格を転化出来ないと言う事は、当然生産者にだけに犠牲を強いている事になります。

 消費者は、履いて捨てるほど沢山いますから、多少高くても買う人も沢山いるでしょう。しかし、生産者は限られています。 そうであるならば、ここは、生産者優先の考え方で、この生産者側の窮状をもっともっと訴えるような報道やキャンペーンがあっても然るべきのように思います。

 マスコミの力は偉大です、世論などあっという間に、生産者を救えと言う方向に動き出すかもしれません。
他の事ならいざ知らず、こと食料に関する事であれば、生産者優先の考え方が、もっと重んじられても良いような気がします。
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2008年5月20日(火曜日):中国の四川大地震と東海地震予知
  中国の四川大地震は、その規模の大きさと被害の甚大さで、大変な天災が起こりました。皮肉な事に、8月の北京オリンピック開催をひかえて、国をあげてオリンピックにまい進するはずだったのに、大誤算ではないでしょうか。
胡錦濤国家主席が日本に滞在中でなくて良かったと思うと共に、No.2の温家宝首相が、地震直後に現地に張り付いたままと言うのは、地震の深刻さを表しているのかも知れませんが、日本では、首相や大臣が何日も現地に張り付くなど考えられない事ですね。

 ところで、日本の東海地震の地震予知が騒がれて何年になるのでしょうか?この間莫大な費用が掛かっていると思いますが、一体どの程度研究が進んだのでしょうか?
 たとえある程度予知が出来たとしても、その精度が大問題なのではないでしょうか。例えば、1日単位の予知であれば、対応・対策に大いに役立つでしょうが、ここ何日以内に何十%の確立で起こると言われて、その間、経済活動や避難活動行う事ができるのでしょうか?恐らく、そんな事は出来ないのでは無いでしょうか?

 そもそも、地震の源である地下の断層のストレスが、何時弾けるかの規模と時間を正確に予測することなど、理屈の上では不可能なのではないでしょうか?何か地震学者の研究費獲得の名目の為に、利用されている気がしてなりません。

 そうであるならば、予知に費やす費用を、日常の啓蒙活動や避難訓練や備えに費やした方が、余程有意義だと思いませんか。
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2008年5月10日(土曜日):定年まで勤めた会社名が無くなりました
  定年まで長年勤めていた会社の名前が4月から無くなった。
最近の企業合併の流れの中で、親会社からはじき出されて、全く別の会社に買収され、会社名が変わったからである。
 私も、7年ほど勤めた会社から、別の会社に変わった時経験した事であるが、全く別の会社になったと言う事は、現役の社員にとっては、企業文化や考え方がこれまでと全く異なる事になり、新しい企業文化の中で、勤続の長い社員ほど順応するのが大変なのではと思いめぐらしています。

 現役とは別に、既に退職した私に取っても、やはりこの世の中に、30年近く勤めた会社がなくなる事は、何かこれまでの会社員人生が消えてしまったようで、少し寂しい気がしています。
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2008年5月1日(木曜日):山形・「置賜さくら回廊」、ガソリン税復活
  山形県米沢市近傍の「置賜さくら回廊の古木の桜達」を見に行ってきた。
時間がとれず、4月28−29日と遅かったので、花が終ってはいないと心配したが、咲いてから気温の低い日が続いたのが幸いして、何とか散らずに咲いていてくれた。
桜の種類によりソメイヨシノは終っていたが、エドヒガンサクラはまだまだ大丈夫でほぼ満開の終わりといった状況でした。写真などを見ると、咲き始めはピンクで、時間が経つと白っぽくなるそうで、ピンクの花を見たかったが、少し遅かったようです。この地方は冬が寒く、桜の咲くのが遅いのだそうですが、それでも今年は例年より早いと、地元の人は言っていました。

 「置賜さくら回廊」は、南陽市赤湯を起点に長井市を通り、白鷹町荒砥までをつなぐ43Kmの「さくら回廊」で、国指定の天然記念物「久保桜(樹齢約1200年)」、県指定天然記念物「薬師桜(樹齢約1200年)」や、「釜の越桜(樹齢約800年)」など、古木や名木の桜達が点在しているそうです。(置賜さくら回廊の桜

 また、山形鉄道フラワー長井線と言うローカル線(長井駅ー荒砥駅間)に乗ったが、のどかな沿線風景は、何か懐かしく、ホットした気分を味わう事が出来ました。このローカル線は、「スゥイングガール」と言う映画の舞台になった鉄道だそうですが、レンタル店に行ってこの映画を見てみようと思っています。

何と明日からまた、ガソリンが税金分30円ほど上がるそうですね。テレビで国会の様子を見ていると、全くひどい状況です。
 暫定の道路特定財源を、来年度から一般財源化すると言っていますが、これまでの例からいけば、どこまで道路以外の財源になるか、全く不透明です。せめて、最低50%は道路以外に使用するとか、きちっとした数字で線引きをしない限りは、あまり期待は出来ないのではないでしょうか。
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2008年4月20日(日曜日):健康保険料の年金天引、花壇のチューリップ
  75歳以上の医療保険制度、「後期高齢所医療制度」の保険金が、高齢者本人の年金から天引きされ、その周知の問題と従来と金額が異なる場合もあると言う事で問題になっている。
 年金からの健康保険料天引きは、この「後期高齢所医療制度」だけかと思っていたら、何と私の4月の年金からも、健康保険料が天引きされていて吃驚しました。
もちろん介護保険料が、年金から天引きされているのは知っていましたが、健康保険料天引きは、全く知りませんでした。
 年金の「はがき」によると、市町村からの依頼に基づき年金から徴収する事になったのだそうです。私の場合には、保険料は全く変わらず、徴収方法が年金天引きと言う事で、まあ納入の手間が省けて良いとも言えるのですが、私は、全くこの天引きについて知りませんでしたし、4月からこの様になると言う通知を貰った記憶もありません。
 「はがき」を貰って、始めてこの天引きを知った時は、何だこれは!!と正直腹が立ちました。金額は変わらず、手間が省けて便利になる?のだから良いだろうという、まさにお役所仕事なのでしょうね。

追加:可笑しな事だと思っていたのですが、私の健康保険料が年金から天引きされるのは、市の事務処理の間違いであったと言う「はがき」が送られてきて、天引き額が払い戻されました。何と無駄な事をしたのでしょうね。

群馬県の前橋市で、花壇のチューリップの花が千本以上も、もぎ取られ、この心無い悪戯をテレビなどで報道している。
 もちろん、この行為は酷いものですが、県庁所在地でもある群馬県の最大の都市で、たとえ真夜中だとしても、全然人通りがなくなり、だれも目撃した人がいないと言うことに、盛岡に住んだ経験から、地方の都市はこんなものと思うと共に、ちょっと「こわいな」と言う気が頭の中にふと浮かびました。
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2008年4月10日(木曜日):医療や看護・介護の労働対価、「後期高齢所医療制度」
  医療や看護・介護・保母に携わる人の労働に対する対価が、その内容の重要性・必要性と大変さに対して、収入が少なすぎると思いませんか。
 さらに保険で縛られている為に、年齢や経験や熟練度が上がっても、殆んど昇給ということが無いようです。その為、使命感を持ってこの職業についた若者が、この職業に見切りを付けて他の職業に変わる人も多いそうです。
 このような事で、福祉の政治は良いのでしょうか。くだらない事で、国会が空転しているのなら、せめて、ガソリン税ならぬ、福祉支援税のような特定財源確保を議論して、現状を改善する政治を行ったら、私達は、多いに喝采をおくると思うのですが、どんなものでしょうか。

 話は変わりますが、75歳以上の医療保険制度が、この4月から変わったそうですね。
 「後期高齢所医療制度」というのだそうですが、これまで、この周知徹底がどこまで行われたのでしょうか?少なくても、私は、まだ対象年齢で無いせいかも知れませんが、全然知りませんでした。
 まして、75歳以上のお年寄りに、理解していただくとすれば、若い人の何十倍もの努力がいると思います。
 この辺の所も、年金問題ではありませんが、下々の事情が分からない、仕事は出来るだけやらない、偉そうな役人のお役所仕事の典型ではないでしょうか。
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2008年4月1日(火曜日):今年の桜探訪は、政治とガソリン価格
  今年も、桜の季節がやって来ました。毎年、何処かの樹齢何百年という桜を見に行ってますが、今年は、山形県米沢市近傍の「置賜さくら回廊の古木の桜達」を見に行く計画にしています。

 「置賜さくら回廊」は、南陽市赤湯を起点に長井市を通り、白鷹町荒砥までをつなぐ43Kmの「さくら回廊」で、国指定の天然記念物「久保桜(樹齢約1200年)」、県指定天然記念物「薬師桜(樹齢約1200年)」や、「釜の越桜(樹齢約800年)」など、古木や名木の桜達が点在しているそうです。

今日から4月、新年度の始まりですが、政治の混乱は、当分収まりそうにありません。
まさか、エプリルフールではないでしょうが、ガソリン価格の税金分、25円の値下げ競争が始まっていると、どこのテレビでも取り上げています。
 50年間も「暫定」などという可笑しな「暫定税率」は、当然見直されてしかるべきだと思います。道路特定財源と言う事で、道路関連にしか使えない莫大な「税金」は、50年間の間に、利権と無駄と不正の温床になっていることは、間違いない事だと思います。

 今、旅行などで地方に行っても、交通量が多い道路では、道路事情の悪い道路にお目にかかるのは少ないと思いますし、むしろ、殆んど車の走っていない道路の方が目に付きます。

 そんな事よりも、地球温暖化という、緊急で深刻な環境問題が起こっている今、この莫大な税金を、「暫定」などと言わず、「環境」や「農業振興」問題などの財源に当てることに、ガソリン消費者は、本当に反対するのでしょうか?

 反対するのは、この利権で甘い汁を吸っている道路族と言われる政治家や道路公団関連企業や建設会社なのではないでしょうか?
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2008年3月20日(木曜日):イラク戦争からまる5年・・・回想
  イラク戦争からまる5年が経つそうです。5年前の、2003年3月20日から4月20日までの1ヶ月間に、この欄で以下の様な事を書いていました。
 当時の書いた内容と、現実の状況がどうなったかを思うと、何と言う愚かな戦争を起こしたのだろうとつくづく思います。
 アメリカは、今になって根拠無き戦争を起こした事が明確になったに係わらず、イラク国民に謝罪する事もせず、国際社会は、そのアメリカを非難することもありません。
 正義とか何とかえらそうな事を言ったって、現実には、この程度のものであり、力がすべてで、権力を持つ者の驕りと、どうしようもない愚かさは、何時の時代でも変わらないものだと思い、再掲して見ました。

2003年3月20日:
 今日は、3月19日 フセイン大統領が亡命するとは考えられませんから、アメリカによるイラク攻撃が始まりそうです。
 それにしてもアメリカの世論は、イラク攻撃支持の人が60%を越していると言います。大国の勝手な論理だけで戦争を始められては、攻撃を受ける一般市民はたまりません。テロを受けるには、受ける側にもその原因があることを考えるべきです。自分の国が一番、核兵器や大量破壊兵器を持ち、イラクには、査察で兵器を破棄させ、大人と幼児の闘いに等しい戦力で攻撃を仕掛ける意味がどこにあるのでしょうか。また アメリカによる一方的なテレビゲームを毎晩ニュースで見なければいけな
いのでしょうか。

 しかし殺人と破壊の限りをつくす戦争が、どんなに社会や文明や技術が進歩したこの時でも無くならないのは何故なのでしょうか?戦争に正義の衣など絶対にないのです。人間は本当に救い様の無い愚かな動物なのではないでしょうか。やはり人間は、地球上で不気味に増殖する地球と言う生命体の癌なのではないでしょうか。

2003年4月1日:
 ついに戦争が始まってしまいました。テレビは、戦争を ライブ(Live) で報道し、アメリカの空爆や進軍の模様や評論を繰り返し報道していますが、そこからは、戦争が国家による人殺しだと言うことや、悲惨さが伝わってきません。子供の頃社会科で習い、久しく忘れていた古代文明の発祥の地、チグリス・ユーフラテス流域が戦場であり、砂漠から誕生したキリスト教とイスラム教を背景とした国家が戦っています。

 3月24日に、「千と千尋の神隠し」がアカデミー賞・長編アニメーション賞を受賞しました。イラク戦争の最中、この作品がアメリカで受賞した事は、この戦争を考えさせる意味で大きいと思います。

2003年4月10日:
 イラク戦争は、当初考えていたよりも長引きそうな状況ですが、戦争は終わりに近づいているのでしょうか?しかし戦争は終わっても、家族を殺されたイラクの人達は、アメリカに対する恨みを簡単に忘れることは出来ないだろう。この恨みは、また新しいテロ集団を生み、アメリカや戦争を始めたブッシュさん、そしてその家族達に向けられはしないだろうか。これからずーと自分たちの命がテロによって狙われるかも知れないと言う恐怖を考えたら、アメリカそしてブッシュ一族は、何と不幸なことだろうか。

2003年4月20日:
 イラク戦争は、3週間で終了した様です。早く戦争が終わったことは、犠牲が少なくなり、何よりだと思います。しかし、余りにも一方的で戦争と呼ぶに値しないように思います。
 この戦争の大義が云々されていますが、元々大義などないアメリカの勝手な論理の侵略戦争です。
 イラクの人達が解放され、新生イラクが誕生すれば良いのでしょうが、過去の怨念もあり、日本やドイツの様にうまく事が運ぶのでしょうか?混迷が、どの位続くかが大きな問題ではないでしょうか。
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2008年3月10日(月曜日):「節分草」、「街を守る会」
  私の家の近所に、自分の家の前の斜面地を買って、色々な野草を育てている野草愛好家がいる。
その庭に、早春の花では比較的早く、節分の頃に咲く、「節分草」がある。以前より、写真に撮りたいと思っていたが、今年は、早くから咲いたら教えて欲しいとお願いしておいたので、丁度見頃の写真を撮る事が出来たので、掲載した。(画像はこちら

最近、私どもの自治会でも、自治会が母体になっていると思うが、世の中の流行のようで、「街を守る会」なるものが出来、夜の8時頃を含めて、1日に何回か自分の街を巡回してくれている。気候の良い日はまだよいでしょうが、寒さや雨や風の厳しい日は、本当に大変でご苦労様だと思います。
 この様な巡回をすれば、少しは子供達の安全や空き巣や悪戯や最悪では殺人などの事件を予防する事に役立っているのでしょうね。
別にこの事に対してとやかく言うわけではないが、わが町の事件発生状況を考えたら、あそこの町会もやっているから、わが町もと言うパホーマンス的発想ではなく、巡回にかかる労力と効果を冷静に判断することも必要なのではないかと思っています。

 何故この様な事を書いたかと言うと、何時来るか判らない災害に対して、それに耐えられる構造・システムを考える事も必要でしょうが、元来こうゆうものは、不確定要素が多くあり、資源や経済性や労力を考えて、ある程度割り切る考え方も必要ではないかと思っています。

 規模はまるっきり異なりますが、リスクに対する考え方は、同じでは無いでしょうか。
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2008年3月1日(土曜日):イージス艦と漁船の衝突事故
  戦前の軍人は、良い悪いは別として「武士・さむらい」の精神を持つていたと思います。少なくてもサラリーマンの延長ではなく、国を守るのは自分達だという、使命感と気骨を持っていたと思います。

 最新鋭のイージス艦と漁船の衝突事故に対する、防衛省の背広・制服組み両者の説明は、真実を誠実に説明しようと言う姿勢が見られず、責任を逃れる為には、どううまく説明したら良いかと言う、姑息なそして保身に満ちた説明が繰り返されている様に思えてなりません。

 これまでの幾つかの不祥事に対する、当事者の記者会見は、まさに上に書いた事の繰り返しだった様に思います。国民の前で記者会見すると言う事は、どの様な状況であっても、発した言葉に責任を持つと言うことだと思うのですが、最近の言葉には、全く「言葉の重み」と言うものが感じられません。
 今は、死言になってしまったかもしれませんが、せめて防衛省の幹部くらいは、「武士に二言は無い」という言葉を思い出し、軍人らしくあって欲しいものです。
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2008年2月21日(木曜日):2,008年は値上げの年?、次世代DVDの規格争い
  この所、石油、穀物や飼料、鉄鉱石などが過去に例を見ない勢いで値上がりしています。その上、安価が売りものの中国産の食品などにも安全性の問題で、輸入が難しくなってくると、ますます物価が上昇する要因になりますね。
 これら全ての物作りに係わっている原材料が値上がりすると言うことは、2,008年は、間違いなく全ての物価が、大幅に上昇するのではないでしょうか?
 これまで、何とかデフレの脱却をと言われていましたが、これからは、収入は増えないのに、物価が上がる厳しい時代になるかもしれません。

次世代DVDの規格争いが、ソニーグループを中心とするブルーレイ(BD)デスク側の勝利となった。東芝は、やむなく撤退となったが、これまでにHD−DVD製品を購入した人は、大変な迷惑と損害を受けた事になりますね。
 確かに、ハイビジョンの録画時間が、1枚のデスクで2時間というのは、テレビや映画の時間を考えれば、必要かも知れませんね。(HD−DVDは、75分)  しかし、今の所BD方式では、これまでのDVDデスクが読めないと聞いているのですが、この辺の対応がどうなるのか、早く知りたいと思います。
 また、レコードが音楽CDになり、ビデオテープがDVDデスクにとって変わられましたが、今回は、この辺の関係は、一体どの様になって行くのでしょうか?
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2008年2月10日(日曜日):冷凍餃子の農薬混入問題
  中国製冷凍餃子の農薬混入問題で、食の安全が一段と関心を持たれる様になった。
私は、この中毒事件を聞いて最初に思った事は、この事件は、個人の犯罪によるものでは無いかと言う事でした。それは、単に食材の汚染が原因である中毒事故であったならば、この程度の中毒患者発生では済まないと、即座に思ったからです。もしも、この中毒事件が個人の怨恨の様なものが原因であるならば、未然に防止する事は、なかなか難しい事ではないでしょうか?
 職場の雇用・労働条件や賃金などの不満から、嫌がらせの為の食品テロという考えも出てきているようですが、テロの根源をなす「おおもと」は、やはり国家や民族や宗教に対する、個人の積もり積もった恨みによるものではないでしょうか?

 また、マスコミの報道で、「毒入餃子」と言うような表現が使われていますが、私は、何かこの表現には、違和感を感じ、違うのではないかと感じています。この「毒入餃子」と言う表現は、まだ原因が判らないのに、何か毒々しくこの表現の中に、それこそ悪意を感じてしまいます。

 我家でも生協の餃子を食べていますが、くじ運が弱いのが幸いしたか、中毒になるような事も無く、代金を返却するという「葉書」が来ていました。
 40個/400円弱=10円/個という価格を、もう一度よく考えて見る必要があるかも知れませんね。
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2008年2月1日(金曜日):文化を受継ぎ作ると言う事
  毎年毎年、正月らしさと言うような、日本らしさが無くなっていく事を思っている時、テレビでアマゾンの原住民に「生きている事は何ですか?」と訊ねた答えが、「風習や文化を子孫に伝えていくことだ」と言う様な答えであった。
 この答えからいくと、今の日本は、これまでの文化を、どんどん切り捨てていってる訳だから「生きている価値がない」ことになるのでしょうか?
いや、そうではなくて、今の時代にあった新しい文化を生み出しているのだと言う考え方もあるかも知れません。だとするならば、今の携帯なども文化になるのでしょうか?

 確かに、パソコンや携帯は使えば便利でしょうが、これらが今の形になって10年にも満たない訳ですから、とても文化なんて言える代物では無いと思いますし、世界中何処に言っても同じと言う様な、むしろ文化というものを殺してしまう凶器みたいなものではないでしょうか。

 今の時代に作られた物で、後世に世界遺産と言われる様な文化的価値のある形で残るものがはたしてあるのでしょうか?
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2008年1月25日(金曜日):小田和正・さだまさし 「たとえば」
  昨年12月24日に、「小田 和正」クリスマスコンサートがテレビで放送された。
このコンサートのなかで、「さだ まさし」とジョイントで新しく作られた「たとえば」と言う曲が披露された。 私は、「さだ まさし」のファンだから思うのかもしれませんが、
 詩とメロデーが素晴らしかったので、自分で録音して聞いていたが、たまたま nifty のサイトで、この動画が公開されていたので、この欄で紹介する事にした。

小田和正・さだまさし 「たとえば」
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2008年1月20日(日曜日):再生紙の古紙配合比率偽装問題
  再生紙の古紙配合比率偽装問題は、これまでの食品偽装などと較べて、より悪質で深刻な問題ではないでしょうか。
 何故ならば、紙というものは、大人から赤ちゃんまで、日本人全ての人が毎日何らかの形で頻繁に使用するものだからです。
その品質表示が長年偽装されて表示されていたとなると、配合割合・品質維持云々の問題でなく、偽装をし続けたと言うメーカーの姿勢が、大きな問題なのです。
 製紙メーカーは、むしろ品質の良い物を供給していたのだから、良いではないかと言う意識が強いようですが、私達は、あ・・、この製品も再生紙を使用しているのだと言う表示を見て、少しは緑の保全に役に立っているかと、何か安心感を感じたりしていました。

 私達は、再生紙に対して、決して新品と同じ品質を求めているのではなく、多少黒くても、腰がなくても、破れ易くても、しょうがないかなと受け入れて使用していると思います。
 また一方では、本来なら再生紙100%でも構わないトイレットペーパーに、バージンパルプ100%の商品を売りに販売している企業もあるのですから、大きな矛盾を感じてしまいます。

 ですから、古紙配合比率偽装問題は、これらの企業の存立に係わると言って良いほど、大きな問題である事を、企業は認識すべきです。
 一体、これまで規格どうりの再生紙が生産され、使われてきたならば、その原料となる「緑・立ち木」が、どの程度使わずに済んだか、政府はメーカーに公表させるべきですし、厳しく罰するべきではないでしょうか。

 ところで、紙の問題とは別ですが、切っても切り離せない印刷インキで、よくこの印刷に大豆インキ(soy ink) が使われていると書いてありますが、はたして本当に規格どうりの大豆油が配合されているのでしょうか?印刷品質を考えたら、こちらもほんの僅かしか配合されていないのかも知れないと疑ってしまいます。
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2008年1月10日(木曜日):日の丸掲揚が珍しく感じました
  毎年毎年正月らしさ少なくなりますと書きますが、今年は、私があまり外に出ないせいかもしれませんが、例年にも増して正月気分がなかった様に思います。
元日から、近所のお店は営業しているし、何となく元日の朝という、しっとりとした雰囲気が感じられませんでした。
それでも、近所を散歩していて、家庭の玄関に日の丸が掲げてあるのを見て、元日の旗日(この言葉も使いませんね)なのだと思う前に、何か珍しい物を見るような気分になりました。

 ところで、街を歩いていて、女性のパンツルックが多くなりましたね。都心のOLさん達はどうか判りませんが、電車に乗っても、スカートを穿いている女性は、数えるほどしか見かけなくなりました。それだけ、女性が活動的になったのでしょうね。
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2008年1月1日(火曜日):平成20年、本当に平和ですか・・・
  明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 今年は、平成20年、早いもので平成に生まれた子供が成人を迎えます。私のこの欄も、今回が203回目、4月には6年目に入りますが、最近は書く事は沢山あるのでしょうが、書こうと思っている事を忘れたり、中々文章として纏まら無い事が多くなりました。

 平成と名づけた元号の意味は、内平らかに外成る(史記)、地平らかに天成る(書経)の中国の古典からとったもので、「内外、天地とも平和が達成される」という意味なんだそうですが、はたしてこの平成の20年間は、どう言う評価になるのでしょうか?

 私は、海外のことは判りませんが、自身の人生の中の、この20年間を振り返れば、こんなに急速に情報技術(IT)が進んで、だれもが携帯を持ち歩き、次々に目新しいエレクトロニクス製品が売り出され、カメラなどは、まだまだフイルムカメラだと思っていたのが、完全にデジカメにとって代わられてしまいました。
そして特筆すべきは、これらの製品を作り出す生産技術の進んだ事ではないでしょうか。

 ところで内外共に平和かと言えば、昨年1月に始まった不二家の消費期限切れ原材料の使用に始まった食品に対する偽りは、この食品を食べて消費者がどうこうと言う事で無く、見えないところにも気配りすると言う良き日本のモラルの欠如、バレなければそれで良しとする金儲け主義、拝金主義の蔓延が、由々しき事なのではないでしょうか。

 生活する上であまり必要としない物の売買いで経済が成り立っている様な、物の有り余まっている日本は、確かに争いが無いと言う意味では、平和と言えるかもしれませんが、決して「内平らか」な本当の平和ではなく、「偽」の上に成り立っている偽平和ではないでしょうか。

 つい先日、NHKテレビの再放送で、戦争で生き残った人が、自分の住んでいる川の土手を、亡くなった戦友の供養のために、100万本の彼岸花(実際は200万本になったそうです)で埋め尽くす活動を放送していました。

 その人が作った短歌に心を打たれましたので紹介します。
 「彼岸花なぜに悲願花 幾年を念じてくれば これ悲願花」
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2007年12月20日(木曜日):今年の漢字
  今年の漢字として、財団法人日本漢字能力検定協会が、毎年12月12日の「漢字の日」に、清水寺で発表しているが、その漢字は何と「偽」だそうです。
また 2番目が「食」、3番目が「嘘」だったそうです。
清水寺の貫主さんも、この様な漢字が選ばれた事に対して、「情けない」と言っていましたが、全く情けない話です。
 あたかも、「宙に浮いた年金記録」の照合作業が、5000万件のうち、その4割の照合が難しいことがこの時期に発表されたが、政府がこの事が発覚した時点で、来年3月までに完全照合を約束したはずなのにの、各閣僚の言い訳の「言い草」の空々しさは、まさにこの「偽、嘘」そのものだと思います。

 私達だって、まともに来年3月までに完全照合が終ると思っていない人が多いのではないかと思いますが、むしろ、もっと正直に、見通しが甘かった、「ごめんなさい」と謝ってもらった方が、余程すっきりします。
 白を黒に言いくるめる事が、通ってしまったら、ますます「偽、嘘」が、幅を利かす事になってしまいます

過去の今年の漢字一覧
2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
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2007年12月10日(月曜日):地球温暖化への危機感は?北京旅行
  12月になって、各地で大型のクリスマス・年末恒例のイルミネーションが始まっています。また家庭でも、庭の植木に電飾をすることが流行っていますが、今騒がれている地球温暖化対策についてどう考えているのでしょうか?あるいは、電飾を巻かれた立ち木や植木にとっては、何時までも夜が明るく、いい迷惑なのではないでしょうか?
 1973年や1979年の石油ショックの時、私達一人一人がまず車の運転を控えたり、照明を落としたり、数を減らしたり、営業時間を短くしたりして、国も個人も一つになって頑張りました。
 今 この地球温暖化の問題は、本質的な問題は全く別のものですが、本当は石油ショックなんかよりも、ずっとずっと深刻な問題のはずですが、自分のこととして深刻に受け止められないが為に、石油ショックの様な国民全体の危機意識がなく、対策が、国や一部の企業まかせになっている様に思います。

ベストシーズンから少し外れるが、パック料金が安かったので、オリンピック前の北京に行って来た。北京の町の印象は、観光バスで垣間見た限りでは建設工事ラッシュで、近代的なビルも沢山建っているが、何か雑然としていて好きになれそうもない印象でした。
 10年前は、天安門広場などの自転車のラッシュが有名な様でしたが、今は道路も広く、高速道路も随分整備されているように思えたのですが、毎日自動車の大渋滞があるそうです。
 インターネットで寒さは覚悟して行きましたが、思いのほか寒くなくその点は良かったのですが、低料金の為、美味しい中国料理を味わう事は、残念ながら出来ませんでした。

 中国の世界遺産の建造物は、何もかもスケールが大きく驚きですが、時の権力者と言うのは、ヨーロッパもそうでしたが、どうしてこうまで権力を誇示し、贅を尽くしたくなるものなのでしょうか。
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