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Talk to Oneself 33( No.321-340 )
Talk to Oneself 33目次(2011.9.15〜 2013.4.20)
2014年  掲載予定  2014.1.1   明けましておめでとうございます
2013.4.20 群馬県沼田の桜、水戸市・偕楽園 2013.3.28   国立歴史民俗博物館の桜 
2013.3.14  東日本大震災から2年に思う事 2013.2.7  阿部総理、大震災復興ソング
2013.1.1 明けましておめでとうございます 2012.12.20 総選挙、リホーム工事 、今年の漢字 
2012.11.10 ペットのナナ、NZ原産の果物フィジョア 2012.9.1    ペットのナナ、野田内閣1年-最早期待薄 
2012.8.16   母の新盆、ペットのナナ 2012.6.2    不安の海にしたのは人自身 
2012.5.3   意味が違う「自己責任」 2012.4.15    日本五大桜の最後のひとつ「狩宿の下馬桜」
 2012.4.1  この欄10年目、愚かな事ばかりです 2012.3.1  大往生の本読みました、椿 
2012.2.1 50年後の人口、高齢者医療が変わるか? 2012.1.1 2,011年色々ありました。 
2011.12.1 ジャイアンツ内紛、オリンパス損失隠し 2011.11.1  人口 70億人、出羽三山
2011.10.1 昔に帰って最後に何を望む、従来の治水・治山をどうする? 2011.9.15 大震災半年後の石巻

Talk to Oneself 32( No.311-320 )
Talk to Oneself 32目次(2010.3.10〜 2011.09.1
2011.9.1   千葉県初、野田総理誕生、大震災への思い 2011.8.1    蝉が鳴かない、大震災も忘れない様に・・ 
2011.7.1   ビーグル犬ナナ・10歳、政治よ国の為を考えよ! 2011.6.1    菅内閣不信任案、想定外とは
2011.5.1  北信濃の桜、新幹線は地震に強い!、皇太子・雅子さまは?  2011.4.20  地震も異常自然災害か?、日本一の「山櫻」 
2011.4.10  自粛ムード、原発危機、紅白椿 2011.4.1  東日本巨大地震、原発危機 
2011.3.20 東日本巨大地震、原発危機、石原発言 2011.3.10 我が家の椿、政治よ、いいかげんにしろ〜!

Talk to Oneself 31( No.301-310 )
Talk to Oneself 31目次(2010.11.03〜 2011.03.1)
2011.3.1日 携帯入試不正、イスラム諸国の歴史的大変換点  2011.2.10   今年の桜探訪、大相撲八百長問題 
2011.2.1  アジアカップ優勝、豪雪被害・火山噴火・鳥インフル 2011.1.20  パークゴルフ、医療・医学の進歩と常識の変化 
2011.1.1日 今年もよろしく、活気と生命力がないですね  10.12.20日 人生の壁、管総理の沖縄訪問発言  
10.12.11日 郵便局は、今年の漢字 10.11.21  大卒就職内定率:60%弱
10.11.11日 領土問題、郵便不正事件 10.11.3日 奈良と高野山旅行

Talk to Oneself 30( No.251-300 )
Talk to Oneself 30目次(2010.7.20〜 2010.10.20)
10.20日   本欄300回、台風が少ない 10.10.10日 中国・ノーベル平和賞受賞したが・・、木犀の花 
10.10.2日  彼岸花、自ら冤罪を作ろうとした検察  10.9.20日  日本の失われた20年 
10.9.10日  久しぶりの雨です、今年はプロ野球が面白い!  10.9.1日  猛暑なのに電気と水は足りている、政治よいい加減にしろ! 
10.8.20日  遠いお墓、高校野球 10.8.10日   葬式のあり方、高齢者の所在不明、65回広島平和記念式典
10.8.2日  隅田川花火大会感想、民放の警察ものドラマの多さ 10.7.20日  民主党の今後は、豪雨被害や天候不順

Talk to Oneself 29目次(2010.4.2〜 2010.7.10)
10.7.10日  いよいよ参議院選挙、大相撲名古屋場所 10.7.1日  選挙・サッカー・野球賭博、中国旅 
10.6.10日  管政権誕生 10.6.1日  事業仕分(宝くじ配分金)
10.5.20日  ギリシャ財政危機 10.5.10日   普天間問題
10.5.1日  日光の桜、ゴールデンウィーク分散化  10.4.20日  民主政権が苦しんでいます 
10.4.10日 今年の桜探訪、米ロ・核軍縮 10.4.2日 3月末に氷が!、エコカーがやたら目に付きます

Talk to Oneself 28目次(2009.12.11〜 2010.3.10)
10.3.20日   今年の桜、「つばめ」の初観察 10.3.10日  「食は文化」 
10.3.1日   チリ大地震の報道のあり方と競技種目の報道差別 10.2.20日   オリンピックの開会式とは、映像技術と3D映画
10.2.10日   民主政権頑張れ、トヨタよどうした!、中国厦門他旅行記 10.1.21日   オバマ政権、鳩山政権なかなか厳しい状況です
10.1.10日  畑の冬野菜、「ない物ねだり」より「ある物探し」  10.1.1日 今年もよろしく、21世紀はどうなる? 
09.12.20日 COP15に思う、犬年齢再掲 09.12.11日  今年の漢字「新」

Talk to Oneself 27目次(2009.9.1〜 2009.12.10)
09.12.1日  開発で大桜が伐採されてしまいました、流行語大賞 09.11.20日  我が家のリモコン、西安旅行
09.11.10日 八ッ場ダム、インフルエン予防接種が出来ない 09.11.1日 新型インフルエンザ、ビーグル犬「ナナ」
09.10.20日 歴史の中の「帰化人あるいは渡来人」とは 09.10.10日 「サザンカ」の花言葉、オバマ大統領ノーベル賞受賞
09.10.2日 新聞・テレビを見るのが楽しみです 09.9.21日 いよいよ民主政権誕生、これからは?
09.9.11日 パソコン故障に対するメーカーの対応への不満(理不尽です) 09.9.1日 民主党大勝利・・・だが、義父逝く

Talk to Oneself 26目次(2009.5.10〜 2009.8.20)
09.8.20日 いよいよ総選挙です 09.8.10日 原爆記念日とオバマ演説、そして日本は
09.8.1日 異常気象 09.7.20日 ゴルフの石川 遼、自民党の混乱
09.7.1日 阿修羅像他、もういいかげんにして〜〜 09.6.20日 臓器移植法案、コンピュータの世界と心の世界
09.6.10日 定額給付金、またぞろ「ファンドマネー」が・・・ 09.6.1日 ゼネラル・モーターズ(GM)破綻
09.5.20日 新型インフルエンザ感染拡大 09.5.10日 森 光子「放浪記」2,000回公演

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2014年1月1日(水曜日):明けましておめでとうございます
  新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年の漢字は「輪」でした。

 東日本大震災から3年、「絆」から「輪」へと、人と人との「つながり」が、東北から全国に広がった感じですがしますが、残念ながら当事者でない私達にとっては、過去の事柄へとなりつつあるのではないでしょうか?

 阿部政権になり、強い政権が出来ましたので、良し悪しは別にしても、政治の閉塞感はなくなり、経済も株価が1年で、60%も上昇しましたが、今年も引き続き良い方向に向かっていってほしいと思います。(とりあえず めでたい!めでたい!)

 一方、自然は確実に、激烈な方向に向かっています。猛暑・大雨・竜巻・台風・(寒波と大雪)など、統計上初・想定外の云々と言うフレーズを、テレビ・新聞でしばしば目にしました。地震を含めて、自然と向き合う姿勢を、抑え込むことから、上手くやり過ごすと言う様な考え方も必要になって来るのではないでしょうか。

 私事では、やはり年齢相応に根気・気力・体力が落ちていますし、物事何か他の事を始めるとその前の事を、ころ〜と忘れてしまう事が多くなりました(特に、火と水は注意)。
幸い、まだ健康ですのでもう少し旅行や趣味などを楽しみたいと思います。
また、ビーグル犬「ナナ」は、今年で13歳になりますが、まだまだ元気で、私の散歩の良い相手に成ってくれています。
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2013年4月20日(土曜日):群馬県沼田の桜、水戸市・偕楽園
  今年は、例年になく冬が寒かったために、桜の開花のスイッチが早く入り、花の咲くのが例年より10日前後早くなってしまいました。その為、今年行こうと思っていた桜が、早めに咲いてしまい行きそびれてしました。
 ならばと、本などで調べ、群馬県沼田市の「発知の桜」等(玉原高原に行く途中)が、時期的には良さそうなので天候を調べ、4月16日に、電車で行ってきました。
 「発知の桜」は、もちろん満開でしたが、近くの林檎屋さんの過去の写真と見比べると、今年は花数が少なく、ピンクも薄いと言う話でした。
 また、その少し奥にある、「上発知のしだれ桜」は、残念ながら咲き始めでしたが、樹形が素晴らしく、ロケーションも良い事から、満開の時はさぞ見事な桜であろうと思いました。

 沼田市には、駅から20分位の所の高台に、真田氏の沼田城址公園があります。
ここから、谷川岳連峰が桜を前景に望め、中々の景色でした。
この公園には、「御殿桜」と呼ばれる樹齢400年以上のヒガンサクラがありますが、こちらも咲き終りの状況でしたが、その代わり、樹齢75年以上の「そめい吉野」が満開で、見事な花を咲かせていました。

 これまでも、毎年古木の1本桜を見に行き、「そめい吉野」を見る事はありませんでした。
しかし、「そめい吉野」も、樹齢100年前後の古木が、各地に沢山あり、まとまって植えられていることから、豪華さ・華やかさ、幹の重厚さなど、最近「そめい吉野」も良いものだと思う様になってきました。

用事があり、水戸に行きました。思いついて、偕楽園に寄って見ましたが、大震災で、かなり被害を受けましたが、完全に復旧したそうです。

 ここにも、桜は何本かありますが、以前行った時は印象に残りませんでしたが、今回、好文亭の近くの庭園に植えられている、白山桜(「左近の桜」と呼ばれる)が、説明文では、樹齢57年となっていますが、見事な容姿を見せていました。この姿を見て、来年の目標の一つが出来、嬉しくなりました。
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2013年3月28日(木曜日):国立歴史民俗博物館の桜
  千葉県佐倉市には、庶民の生活に光を当てた全国で一つしかない「国立歴史民俗博物館」があります。今年で、設立30年になりますが、展示の内容を大幅に変更したそうです。
 敷地は、昔の佐倉城址・その後佐倉連隊がありましたが、ここには、ソメイヨシノの古木も沢山ありますが、その他にも沢山の種類の桜が植えられています。
歴博の内部から、ガラス越しに満開の桜を見られるように趣向を凝らした風景が、まるで「満開の屏風画」(ガラス屏風と呼ばれる)を見ている様で、この時期見物客が大勢訪れています。





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2013年3月14日(木曜日):東日本大震災から2年に思う事
  東日本大震災から、まる2年が経ちました。

 太平洋戦争の爆撃による廃墟と原爆の洗礼を受けた日本が、66年後、今度は大地震と大津波そして原発の大事故で東北3県の海岸線が廃墟になり、福島は放射能汚染地域となってしまいました。
 66年前、廃墟となった街は、近代都市に生まれ変わり、18年前の阪神淡路大震災の神戸もその傷跡は恐らく無くなっているでしょう。
しかし、この戦後の復興にしても、阪神淡路大震災にしても、所謂大都市圏(東京・広島・神戸)であったが故に、状況が今回とはまるっきり異なるのではないでしょうか。

 今回の地震での復興は、いわゆる過疎の所が多く、また都市にあっても、ローカルな都市で、この点が全く違います。
 地域社会は、風習はもちろん、漁業・農業・畜産等の生業それ自体が、地域と一体の文化です。この地域文化に目をつぶって、防災だけを旗印に復興を叫ぶのは、お役人の戯言にしか過ぎません。
 やれ高台移転だ等と言う前に、如何にに人命を失わずに、元の場所に、これまでよりもより良い形で、復興出来るかを考えるべきではないでしょうか。

 全ての被災者、特に原発での被災者には、本当に理不尽でやりきれない、長い長い忍耐の始まりの2年間であったでしょう。
 私たちは、時が経てば経つほど、忘れてしまいますが、彼らにとっては、時が経てば経つほど、無念の思いが大きくなるのではないでしょうか。
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2013年2月7日(木曜日):阿部総理、大震災復興ソング
  阿部さんが総理になってほぼ2ヶ月が経ちました。この間、アベノミックスとやらで、円安・株高が極端な速さでに進行しています。新聞などでは、企業の業績、特に輸出産業を中心に、改善している様に報道されています。「過ぎたるは及ばざるが如し、山高ければ、谷深し」ではないですが、何とか上手く舵取りをして、1月ではなく、ず〜と継続してこの傾向が続いてほしいものです。4月になって、年度が変わったらば、アベノメッキが禿げたと言われないようにして貰いたいものです。

東日本大震災から早くも2年になります。最近は、被災者の報道も少なくなっていますが、今年は例年より寒く・雪も多いでしょうから、慣れない避難生活は大変でしょうね。

 大震災復興ソング、2年も経って今頃掲載してと言われそうですが、好きな歌になりましたし、東北出身の芸能人たち31人が、メドレーで歌い上げているのは、素晴らしいと思います。(ビデオはこちらから),(Androidはこちらから
 出演者が持っているガーベラの花は、何か意味があるのかと思い、花言葉など調べてみましたが、色によって花言葉は違いますが、ガーベラの花言葉は、「神秘的な美しさ・悲しみ、希望・神秘、究極の美」だそうです。


遠い銀河
白川道 「最も遠い銀河」より

光、生まれる朝
光、支配する午後
光、眠る夜
生まれいでたる光輝かざれば
夜の闇に朽ちるのみ
一瞬の光は
永遠の輝きをもって
遠い銀河に眠る・・・
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2013年1月1日(火曜日):明けましておめでとうございます
  新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 2013年、政権も代わって経済が良くなる兆しが見えますが、この期待を裏切らないように舵取りをしてもらいたいものです。しかし、今の日本は、ソニーやパナソニック・シャープが、グローバルな競争の中で、負け組になるなど考えられないことが、現実であり、明らかに国の力が衰えています。これまでは、何とか過去の貯金で持ってきたような気がしますが、国の経常収支の赤字が常態となってしまったら、一体どうなるのでしょうか?

 今年は、蛇年です。十二支の巳年は、植物に実が出来始める時期と考えられています。よく母が、蛇年生まれは、金に困らないと言っていましたが、これまで人並みの生活が出来たのだから、多分正しいのだろうと、心の中で思ったりしています。

 日本も、この蛇年にちなんで、実が結び、豊かになり、元気になってもらいたいものです。
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2012年12月20日(木曜日):総選挙、リホーム工事 、今年の漢字
  今年もあと10日なってしまいましたが、寒いですね。
 衆議院選挙は、自民党の圧勝に終わりましたが、私は、投票に来た有権者の名簿との確認作業のアルバイトをしました。私のアルバイトをした投票所は、有権者数、
7,000人程度ですが、投票に来た人は、3,532人でした。

 今回の選挙では、政党の数が多すぎ、何処を選んだらよいか、本当に判りませんでしたが、日本維新の会の当選者数は、初めての選挙にしてはかなりの数のはずです。しかし、自民党が大勝ちしたため、キャスチングボードを握れず、多分思惑が外れたのではないでしょうか?

 政治は、多数決の世界です。ましてや、自公合わせて、3分の2を確保したのは、良し悪しは別として、大きな力になるのではないでしょうか。来年夏の参議院選で過半数を獲得すれば、もう鬼に金棒でしょうね! いずれにしても、これから新しい政策を実施する段階になれば、その恩恵を受ける人と、反対に不利益を被る人が出で来ます。全ての人がハッピーと言う様な政策など、ありえません。とにかく、人気取りでも無く、批判を恐れず、考えている事を果敢に実施して欲しいものです。

 しかし、民主党には本当に失望しました。最初のつまずきは、鳩山さんの何の当ても無い沖縄基地移転発言です。この為に、政権が大きなダメージを受けたことは、間違いないのではないでしょうか?その後、東日本大震災という未曾有の大災害にみまわれた事も、日本は言うまでもなく、民主党にとっても不幸なめぐり合わせであったと思います。

 しかし、長年続いた自民党政権を変えた事は、決して無駄な3年半ではなかったと信じたいと思います。

 挫折を味わった人は、強くなると言います。阿部さんになり、株も上がり、円安になったりと、大いに期待を持たれています。本当に頑張ってほしいものです。

30年住んだ家をリホームしています。1階部分の外構・水回りの全面改修を含む殆どをリホームする予定です。施工を私が住んでいる地区を開発した大手デベロッパーにお願いしたのですが、工事を実施する側とお願いする側の間に、意識の違いがかなりあることに気づかされました。

工事する側は、当然の事と思っても、お願いする側は、一生に一度の事ですから、全てが初めてな訳です。そこに、お互い常識と思っている事で、すれちがいが生じ、担当者の説明不足も重なり、かなり不愉快な思いをしています。

具体的に言うと、浴室全面改装では、当然 風呂釜もセットと思っていたら、見積もり範囲外であったり、キッチンでは、キッチン照明、襖では、襖の枠等がそうでした。工事が進み、その事に気づくと言う事は、え〜そうなのと言う事で、一悶着です。

とにかく初めての経験ですから判りませんが、リホームとは、そんなものなのでしょうか?

毎年書いていますが、今年の漢字は「金」でした。

 金環日食のほか、ロンドン五輪での日本人選手の活躍や、東京スカイツリーの開業、山中伸弥教授のノーベル賞受賞などで、「多くの金字塔が打ち立てられた」ことが理由だそうです。

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2012年11月10日(土曜日):ペットのナナ、NZ原産の果物フィジョア
  ナナが子宮蓄膿症になって手術をしたと書きましたが、術後しばらくは調子悪そうでしたが、回復し随分元気になりました。
 避妊手術のしていない雌の老犬に多い疾患で、子宮に細菌が繁殖し、子宮が肥大して破裂したら、腹膜炎を起こし死に至ると言うことで、雌の老犬をお飼いの方は、早めに手術した方が、犬の体力もあり、費用も安く付きますので考えた方が良いかも知れませんね。

我が家には、20年以上になるかも知れませんが、ニュージーランド原産のフィジョアと言う果物があります。(キウイはポピュラーですが、フィジョアはマイナーです)
 これまで余り実を付けなかったのですが、今年は、割と大きな実を十数個付けました。
収穫してから、しばらく追熟して食べるのだそうですが、風味は、パイナップルとバナナ・リンゴをミックスした味だそうです。これまでにも少し成ったものを食べた限りでは、残念ながらそんなにおいしい物でもありませんでした。


果重:65g,55g,40g,35g*2,30g*2,25g*2,15g,10g とばらつきがありますが、55g以上は、大きい方だそうです。
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2012年9月1日(土曜日):ペットのナナ、野田内閣1年-最早期待薄
  前回、我が家のペットのナナの調子が悪いと書きましたが、その後も回復せず、徐々に状況が悪くなっていく様子です。お腹もパンパンになり、これはいけないと病院に行きましたところ、避妊手術のしていない雌犬の老犬に多い疾患として、子宮蓄膿症になっていると言うことでした。
子宮に細菌が繁殖し、子宮が肥大しているそうです。最悪破裂したら、腹膜炎を起こし死に至るそうです。
 早速、手術ということで、その日のうちに手術して、肥大した子宮と卵巣を摘出しました。術後の患部を見せてもらいましたが、大きなフランクフルトソーセージが二本お腹に有る様な状況でした。 術後、2日で退院して来ましたが、その後、今度は息ずかいが荒く、いま少し病院通いになりそうです。

野田内閣が誕生して1年になりますが、参議院で問責決議案が可決されるなど、もはや死んだも同然ですね。民自公が合同で賛成した「社会保障と税の
一体改革」は、どうなってしまうのでしょうか?難産でやっと前に進んだ法案ですが、もはや橋元さんらの維新の会に期待して、大改革を断行できるような議席を確保してほしいと願う以外に無いのでしょうか?
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2012年8月16日(木曜日):母の新盆、ペットのナナ
  今年のお盆は、昨年12月、94歳で亡くなった母の新盆です。歳を取って私の所に来ましたので、近所に親しい人は無く、線香を上げに来る人も少なく、何となく寂しい新盆でした。
 母が住んでいた家は住む人も無く、古い家で、空き家にしておいて火事など出し、近所に迷惑をかけてもいけないので、お盆前に解体しました。
その際、昭和初期から中期の古い物が出てきましたので、父母の遺品と私の少し古い物をまとめて、懐かしさを感じながらHPに掲載して見ました。(HPはこちらから)

しばらく書きませんでしたが、我が家のペットのナナは、今年の5月で11歳になりました。これまで、病気もせず大変元気だったのですが、8月に入り、夏バテかどうか急に元気がなくなり、ナナに気を遣う毎日ですが、一気に歳をとった感じで心配です。
 早く夏が過ぎ、回復してくれれば良いのですが、このままの状態が続くようであると、大変心配です。
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2012年6月2日(土曜日):不安の海にしたのは人自身
  海辺・海岸は、当然のことながら陸と海との接点であると同時に、人と海との接点でもある。今、この海が東日本大震災の為に不安の海となろうとしている。再び地震の為に、海より津波が襲ってこないか恐れている。
 しかし、人はこれまで、海と共に生き、海に活かされて生きてきた。海は、何も変わっていないし、地震や津波が無くなる訳ではなく、有史以来、何も変わっていないのに、不安の海にしている。

 変わったのは人間生活であって、文明が進化した分、原発や構造物・交通や通信手段等々が、一度災害が起こると、大きな災害を引き起こす元凶になっています。なまじ半端な技術を持ったが為に、自然を克服出来ると勘違いし、人間自らが、不安の海を作り出しているだけではないでしょうか
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2012年5月3日(木曜日):意味が違う「自己責任」
  以前のこの欄(2004年)で、無政府・混乱・戦争状態でテロが横行するイラクに自分の意志で行き、退去勧告が出たにも拘らず退去せず、イラクで人質になった日本人3人に対し、マスコミを中心とした自己責任論が起こりました。
 最近、ふとこの「自己責任」という言葉を思い出しました。何故思い出したかと言うと、意味は全然違うかも知れませんが、最近は、何か事が起こると、何でもかんでも国や自治体・組織あるいは他人のせいにしてしまい、世の中の流れも、それに迎合して、ごもっともですと言う様な風潮が、余りに多すぎると思ったからです。

 石原都知事や橋本さんが、大きなパッシングになる様な、かなり大胆な発言を頻繁にしていますが、世の中は、それを容認しています。しかし、全く同じことを国会議員などが言ったならば、多分大きなパッシングになる事でしょう。
言われたら言い返せと言うつもりはありませんが、全て「ごもっとも」では無いはずです。
言った側も、石原さんの様に、正しいと考え発言したことに対して、毅然とした態度で臨むべきです。
物議を恐れて引くよりは、より大きな物議を醸したとしても、そうする事が、ある意味「自己責任」だし、人はその事に信頼をおくものです。

 今の世の中、権利ばかりが優先され、義務(責任)が重視されない時代になってしまいました。意味は違うかも知れませんが、「自己責任」自分に責任を持って、物事に当たりたいと思っています。
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2012年4月15日(日曜日):日本五大桜の最後のひとつ「狩宿の下馬桜」
  4月14日、静岡県にある日本五大桜のひとつ、「狩宿の下馬桜」と「身延山・久遠寺のしだれ桜」を見にいった。
10年前に「三春の滝桜」を見てから、古木の桜探訪を始め、毎年必ず、何処かの桜を見に行きました。これまでに、大正11年10月12日に、国の「天然記念物」に指定された5つの桜の内、4つまでは訪ねましたが、北の方の桜を見に行くことが多く、また格安のツアーも無かったことから、日本五大桜の一つである「狩宿の下馬桜」を見に行く機会がありませんでした。

・ 山高神代桜(山梨県北杜市)、    樹齢2,000年(2,005,10年訪問)
・ 根尾谷の淡墨桜(岐阜県本巣市)、 樹齢1,500年(2,004年訪問)
・ 三春の滝桜(福島県田村郡三春町)、樹齢1,300年(2,001,2,8年訪問)
          ( 以上を日本3大桜と言う)
・ 石戸の蒲ザクラ(埼玉県北本市)、  樹齢800年(2,006年訪問)
・ 狩宿の下馬ザクラ(静岡県富士宮市)、樹齢800年(2,012年訪問)
  ※駒止めの桜とも( 以上を日本5大桜と言う)

 昨年、高速バスで行く事で計画しましたが、東日本大震災のため、出かけるのを中止してしまいました。
 幸い、今年初めてJTBで日帰りバスツアーの企画がありましたので、これに飛びつき、行って来ました。今年は天候不順で、各地の桜の開花が相当遅れていますが、一番遅い出発で申し込みましたが、それでも当日の開花状況は、5分咲きでした。その上、1日中雨に祟られましたが、何とか目的を果たすことが出来ました。
 また、当日は、第二東名の一部開通にぶつかり、新富士から御殿場まで乗ることが出来たのは、ラッキーだったかも知れません。
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2012年4月1日(日曜日):この欄10年目、愚かな事ばかりです
  今回でこの欄も満10年になります。始めた時から月3回、10年続けようと思っていましたが、残念ながら最後の1年は、月3回のペースを守れませんでした。(328回/365回)やはり、年を重ねると、頭の回転や根気が無くなり、ついサボッテしまいました。

この10年あいだ、科学技術やIT技術はものすごく進歩?したと思いますが、世界や日本の人達が穏やかで幸せだろうかと考えると、先進国と言われる国では、常に右肩上がりでなければ、経済が持たないと言う、大きなジレンマを抱かえ、現在のシステムの限界を迎えている様に思います。
また、後進国と言われる国は、経済の発展を目指し、ものすごい勢いで先進国を追いかけ、それを食い物にしようと先進国が、その片棒を担ぎ、結果としてそれらの国の人達の穏やかな暮らしを破壊し、今でも限界かも知れない地球に、更なるダメージを与える事になるのではないでしょうか。

昨年、3月11日に起きた東日本大震災は、日本のこれまでの防災の考え方を、根本的に変えてしまいました。
しかし、最近の国の対応を見ていると、余りにヒステリックに考えすぎているのではないでしょうか。
「過ぎたるは及ばざるが如し」と言いますが、日本の歴史の中で、1度位起こったかも知れない自然現象に対して、これまでとは全く異なった、全て最悪の数値を組み合わせて、30メートル級の津波だ、震度7だ等と騒ぎ立てています。
 国も自冶体も、仮にこの様な超ど級の災害が起こったら、防ぎようが無く仕方がないと諦め、自然にひれ伏して受け入れると言う考え方はできないものでしょうか。(公式にだれもこんな事は、言えないでしょうが・・・)
殆ど起こらないかも知れない超ど級の災害に対しては、防ぎようがないと諦め、大きなお金を使わず、人的被害を最小にする対策として、記憶が風化しないように、教育の場で繰返し教え、避難場所の整備や逃げ道の確保、食料・水の備蓄だけにすると言う様な考え方をするべきではないでしょうか。(これで、普通の災害にも十分に役立つと思いますが)

日本の政治は、もはやどうしようもない状況にきていますね。民主にしても自民にしても、大同小異なのに、殆ど進まず自分たちの都合だけで動いています。
もはや、橋本さんに頑張ってもらって、次の選挙で国を動かすくらいの議席を確保してほしいものです。今の政治屋に見切りをつけ、応援する人は沢山いると思います。

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2012年3月1日(木曜日):大往生の本読みました、椿
  2月1日のこの欄で、高齢者の終末医療の在り方について、「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(「自然死」のすすめ)と言う本について書いたが、この本を買って読んでみた。

 この本に書かれている「自然死のすすめ」は、本人も家族も医者も大変見極めが難しい事でしょうが、高齢者の癌については、現在の様々な治療をせず、自然に任せておけば、痛まず安らかに息を引き取ることが出来るという事例を沢山(数百例)挙げています。

 しかし、癌が見つかったとき、多分その時点では、まだ元気な状態でしょうから、治療をせず自然に任せると言う決断が出来るかと言うと、かなり事前からの覚悟が必要と言うか、自分自身を考えた場合、多分不可能な事の様に思えてしまいます。(何歳以降ならこの選択をすると言う、ある程度の自分自身の目安を置くのも良いのかなと思っています。)

 この中村 仁一先生の元では、市民グループ「自分の死について考える集い」を主宰し、既に17年目になるそうですが、この様な会に、日頃より参加して、しっかり気持ちの整理をしておく必要があるのでしょうね。

私は、花の無い季節に花を咲かせる、椿・山茶花が好きだと、何度も書いてきました。 椿は、木偏に春と言う和製漢字の日本原産の花ですが、世界に園芸品種として、6,000種ほどあるそうです。

 ちなみに、夏は榎(えのき)、秋は楸(ひさぎ)、冬は柊(ひいらぎ)の漢字がありますが、やはり、椿が一番知られている漢字ですよね!

 私の住んでいる千葉県に大原町という椿の里がありますが、この土地特有の藪椿の変種「大原の里」という、桃色・ラッパ咲の椿があります。
以前、この町に「大原の里」を見にゆき、種が落ちて自然に生えてきた実生の苗を持ってきて家に植えた。何年か後に花が咲いたが、残念ながらピンクの花は咲かず、白と赤の花が咲きました。

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2012年2月1日(水曜日):50年後の人口、高齢者医療が変わるか?
  30日に公表された新しい人口推計で、50年後の人口は、今の人口の三分の二に落ち込み、およそ 8千600万人に成るそうです。その内、高齢者の割合は40%で、働く人、1.3人で高齢者を支える肩車型社会に成るのだそうです。言ってみれば働く人、1人ひとりが父母あるいは祖父母を看る勘定ですね。

 そのせいかも知れませんが、高齢者の終末医療の在り方について、日本老齢医学会は、新しい「立場表明」を示し、「最善の医療およびケア」を「必ずしも最新もしくは高度の医療やケアの技術を注ぎこむことを意味するものではない」と明記したそうです。 

 具体的な例として、「胃ろう造設を含む経管栄養や気管切開、人工呼吸装置などの適用は、慎重に検討されるべきだ」と指摘し、「本人の尊厳を損ねたり、苦痛が増えたりする可能性があるときは、差し控えや撤退を考慮する必要がある」と記してあるそうです。 

 現在の医療は、ともすれば、医療技術ばかりが声だかに言われ、やれ先進医療だ、やれ名医による職人技の治療が、さも大切な様に言われています。確かに、若い働き盛りの人には、この様な医療も必要でしょう。しかし、職業として見た医者は、患者を治療して初めてお医者さんですが、しかし、高齢者医療については、職業としての医者であってはいけないのではないでしょうか?

 31日の朝日新聞の新刊の広告欄に、「大往生したけりゃ医療とかかわるな」(「自然死」のすすめ)と言う本の広告がありました。著者は、社会福祉老人ホーム「同和園」付属診療所所長・医師「中村仁一」と言う人です。

 そのレジメには、がんは、治療しなければ痛まないのに医者に治療を勧められ、拷問のような苦しみを味わった挙句、やっと息を引きとれる人が大半だ。ただし、最後まで点滴注射も酸素吸入など、治療をいっさいしない数百例の「自然死」を見てきての著者の持論が、死ぬのは「がん」に限る、ただし治療せずになのだそうです。

 ウソかホントか判りませんが、延命の治療を受けて苦しんだ挙句、やっと息を引き取れる様な死に方を避けるために、買って読んでみようと思います 

 最後に、昨年12月に突然逝ってしまった母の逝き方は、上述の内容に共感する私としては、本当に素晴らしいものであったと思います。

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2012年1月1日(日曜日):2,011年、色々ありました。
  今年は忌中ですので、年末年始のご挨拶は控えさせていただきます。

 2,011年も良い事悪い事、色々な事がありました。本当は、女子サッカーのワールドカップ優勝など、良い事を書きたいのですが、残念ながら、悪い事の方が沢山あり、インパクトも強いので、こちらを書いてみます。

 個人的には、開戦の年に生まれた私は、70歳となりました。母が12月に急死し、これから節目節目の法事の時など、当たり前のことですが、私が70歳の時に亡くなったのだと、年を重ねても思い出されるのではないかと思ったりしています。

 それでもやはり、東日本大震災と事故と言うにはあまりにも深刻な原発の放射能汚染は、50年後には、殆ど忘れ去られているでしょう。100年先・1,000年先、世界がどうなっているか判りませんが、記憶されなければならない最悪の凶事でした。

 今年は、アラブの春と言われて、チェニジア、エジプトやリビアなど中東の独裁国家が崩壊したり、12月には、金正日総書記が急死したりと、更なる混乱が広がるのか、良い方向に向かうのか判りませんが多分、これらの国に強い指導者が見当たらない現状では、より混乱が広がると考えた方が、良いのではないでしょうか?

 ヨーロッパではユーロ危機が起こり、ギリシャが破たんしました。日本もそうですが、借金で豊かな暮らしを続けようとしても、そんなこと早晩破たんすることは目に見えています。それでも何時までたってもこの借金を減らそうとしない日本の政治家たちは、一体何を考えているのでしょうか?

 その点、イギリスは、イギリス病などと言われて、落ち目の国家の様に言われますが、世界で最も借金の少ない堅実な国家なのです。

 日本は、民主党に政権が変わり、当初は何かが変わるのではと期待しましたが、残念ながら、時間が経つにつれて「しりつぼみ」となり、政権公約も全て反古になってしまいました。この欄で、政権が変わる時色々書いてみましたが、「ごまめの歯ぎしりにしても」もはや、政治について云々しても、どうしようもないと言う投げやりな気持ちで一杯です。

最後に、マックのスティーブジョブス氏が亡くなりました。私も多少はPCに興味があり、以前に、Macも使用したことがありました。

 PCの世界で革新的な考えを広げてきた天才です。私が、最初に感心したのは、古い話ですが、PCにフロッピーデスク(持ち運べる記録媒体)が当たり前の時代に、いち早くこれを廃止した先見性や、ソニーのウオークマンで代弁される携帯音楽プレーヤーを、ソニーではなくてマックが、PCの世界でいち早く開発した事でした。

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2011年12月1日(木曜日):ジャイアンツ内紛、オリンパス損失隠し
  読売ジャイアンツが内輪もめしています。「ナベツネ」さんの独裁が原因で、清武GMが、堪忍部袋の切らしての反乱の様ですが、読売には定年制がないのでしょうか?85歳にして、読売新聞社・社主で主筆(漢字からおよそ推測できますが、どんな役職なのでしょうか?)なのだそうですが、どんな人にも、年齢による衰えが来るのを避ける事は出来ません。
日本の代表的マスコミのトップになって、情報を制することが出来、ある意味大きな権力を得て、権力の座を離れる事が出来ない、情けない独裁者になってしまったのでしょうか?一体何時までこの状況を続けるつもりと考えているのでしょうか?世の習いとして、いつの世も独裁者は、いずれ悲しい末路を迎えています。もっともその前に、幸運にも、あちらの世界から、お迎えがくるかもしれませんが・・・。
 問題は、「ナベツネ」さんの問題ではなく、この状況を許して置く読売グループの企業統治の方が、大きな問題だと思います。

オリンパスのバブル期の損失隠しも酷いものですね。20年も前のバブル期の損失を、延々と経営トップが引き継いで、外国人社長になって暴露されるなんて、何とも情けない話です。その上、暴露した外国人社長を解任してまで、隠し通うそうとする感覚は、これも企業統治に大きな問題があるのでしょうね。また、監査法人も馴れ合いと言うのも酷いですが、あるいは多くの会社でも、多かれ少なかれ存在するのかも知れませんね。
 それでも、1000億円以上の損失を抱かえても、まだまだ余裕がある優良会社であったのですから、大したものだと言うべきですね。
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2011年11月1日(火曜日):人口 70億人
  世界の人口が10月31日には、70億人になったそうです。1925年には25億人、1999年には60億人だったのですが、この12年間で、10億人も人口が急増しました。人口の1位は中国(13.5億人)、2位はインドですが、10年後には、インドが中国を抜き、1位になりそうなのだそうです。

 報道などでは、世界各地の異常気象などによる食物不足、アフリカの紛争や飢餓など、随分厳しい状況にある人も多いようですが、それでも途上国などの人口増加によって、急増しているそうです。
 資源などについて、何時か枯渇すると言われ続けて来ましたが、新たな資源の探索や知恵を使って、凌ぎ続けています。
 同じことで、地球は一体、どれだけの人類を受け入れてくれるのでしょうか?いつかそのキャパシテーを超える事は、ないのでしょうか?もし、そのキャパシテーを超えたら、一体どのような事が起こるのでしょうか?人の性として、食料などを巡って、弱肉強食の様な事を想像したら、本当に恐ろしくなります。

10月17日〜19日、出羽三山・蔵王に行って来た。修験道の霊山と聞いていたが、湯殿山・月山など確かに山奥であり、山伏信仰の場であるが、想像していたよりは、かなり観光化してしまっている様に思いました。
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2011年10月1日(土曜日):昔に帰って最後に何を望む、従来の治水・治山をどうする?
  今の若い人には、今の暮らしが当たり前です。昔の人は、それを当たり前と思えず、便利すぎると感じています。このジェネレーションギャップは、到底埋まりませんね。だけど、この便利な暮らしが出来なくなったら、最低限何を望むか知りたいものですね。

 最近、NHKで、倉本聡と富良野塾生が出演し、何もない状況から、電化製品を、最低限幾つかを選ぶとしたら、何を望むかと言うような番組があった。記憶は定かでないが、最終的に絞って絞った望む物のリストの中に、携帯・電気釜・電燈(灯り)などがあったと記憶している。明かりは、絶対必要ですが、携帯はやはり必要かね?


今年も台風15号の影響で、各地で河川の氾濫や土砂崩れの映像が流れていました。日本に限って見ても、ほんの少し前の日本より、確実にこの様な水害や土砂崩れが激増しています。気候が変わって、従来の治水・治山のレベルでは対応できない新たな気象環境で、こう頻繁に想定外ばかりが起こってしまうと、従来の社会インフラを考え直す時期に来ていますね。
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2011年9月15日(金曜日):大震災半年後の石巻
  9月7日(水)に大震災から半年経った宮城県石巻に行って来た。前回のこの欄で書いたように、大震災の惨状をこの目で確かめておきたいとの思いで、仙台からレンタカーを借り、国道45号線を通り、松島経由で石巻に行きました。奥松島の方は、被害が酷いと聞いていましたが、松島は、表面上、見る限りでは津波の被害は見受けられませんでした。 
 石巻に向かう途中は、海岸から離れている為か、殆ど津波の影響は見られず、遠くに松原らしきものが見えた辺りで、何となく茶色になっていて、葉が枯れているのかなという程度の感じでした。
 石巻に着き、警察の派出所で状況と道を尋ね、旧北上川の河口に掛かる「日和大橋」の辺りの被害状況を見てきました。「日和大橋」に行く前に、「日和山公園」と言う、「日和大橋」あるいはその周辺全体が見渡せる高台に行ったら、良く津波の状況が見る事が出来ると聞き、そこから、その辺り全体の状況をまず見ることにしました。  被害状況の印象は、殆ど何もない空地に、住宅土台のコンクリートと多少の雑草が生えており、確かに重機が動いておったり、瓦礫の山があったりで、此処が被害を受けた場所と判りますが、被害を受ける前の状況を知らない私には、津波から半年経って、かなりガレキの撤去も進んだ現状を見る限り、残念ながら、その深刻さを実感することは出来ませんでした。



 「日和山公園」の高台から被害状況を見た後、実際の現場に行きました。真近で見る現場は、海際であり、地盤沈下もしているらしく水があったり、その脇にガレキがうず高く積み上げられていたり、道路脇には、自動車やガレキで一杯でした。
 しかし、この海際で、10mm以上の津波と言うものは、映画のCGでない限り考えられず、実際に体験した者でない限り、想像することは出来ないのでは無いかと、心から思いました。(画像はこちらから)
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2011年9月1日(木曜日):千葉県初、野田総理誕生、大震災への思い
  私の住んでいる千葉県で初めての総理大臣が誕生しました。生まれは千葉県ではないですが、それでも何となく嬉しい事です。誰がなっても同じだと言う思いはありますが、余り知られていなかった野田さんの総理は、ハップニングなのではないでしょうか。「どじょう」と「ノーサイド」が話題になっていますが、今の日本では、政争をしている暇はありません。本当に、ノーサイドにして、泥臭くても良いですから、日本の復興と財政の立て直しに、民社党は当然ですが、自民党も国を思うならば、真剣に取り組んでほしいものです。
「鳩・菅・岡・前」の新鮮味の無い名前より、未知数の何かが有りそうで、今後の成り行きが少しは楽しみになりました。
 願わくは、この風船があっという間に萎むのではなく、出来るだけ長くそしてますます大きくなってほしいものです。

十年前の阪神淡路大震災の後、たまたま出張で岡山に行く機会があった。帰りに途中下車して自分の目で、この大震災の惨状を見ておこうと思ったが、何となく億劫さが先に立って、神戸に降りずに帰って来てしまった。その後、この大震災の話題が出ると、あの時やはり見ておくべきであったと言う、後悔に似た忸怩たる思いに襲われることが少なからず有りました。

 この思いが有りましたので、もう既に半年が過ぎてしまいましたが、東日本大震災の惨状を、勿論、興味もありますが、それよりも自分が生きた時代の大惨状を、神戸の様に後で後悔しない様に、この目で確かめておくべきだと言う思いで、石巻周辺を歩いて見ることにしました。

この様な思いが伝えられるような写真が撮れましたら、掲載したいと思います。
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2011年8月1日(月曜日)蝉が鳴かない、大震災も忘れない様に・・
  今年は、全国的に蝉の発生が遅れているそうです。私も近所の公園で蝉の声が聞こえず、おかしいなと思っていましたが、原因は、春先の低温の為と言われています。
 しかし本当はどうなのでしょうか。今年は、何時もの年より、春先の花が殊の外綺麗に咲いたという話を書きましたが、地中に住む蝉は、今回の大震災を感じとって、あるいはこの様な現象が起こったなどは、考えられないですかね?他の昆虫なども調べれば、あるいは面白い結果が得られるかも知れません?

東日本大震災から早くも140日が経ちました。最近は、マスコミの報道も随分少なくなってしまいました。私たちは当事者でない限り、報道が少なくなり、たまに特集番組でその後の様子を知ると言ったような、このような未曾有の大震災であっても、段々と関心が薄れていく事は、人が生きて生活してゆく為には、仕方のない事だと思います。
 よく、復興が一向に進まないと言う話やスピード感が無いと言う話を聞きます。
だからこそ、せめてNHKだけでも、被災地に特化した情報の時間を、毎日最低30分は設け、日々の被災地の様子を報道したり、定点観測の様に、幾つか同じ場所を撮り続けて、毎日は勿論退屈な内容になるかも知れませんが、その変わりゆく姿を、報道してもらいたいものです。
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2011年7月1日(金曜日)ビーグル犬ナナ・10歳、政治よ国の為を考えよ!
  しばらく我が家のペット・ビーグル犬ナナについて書かなかったが、ナナは、我が家に来て今年で10年になります。お隣の柴犬は、16年生きて3月ごろ死んでしまったが、ナナはまだ10歳、まだまだ元気です。もちろん、年相応に歩き方も年寄地味、顔などには白髪が目立ち、毛並みも多少悪くなり、太り気味の老犬の様相も呈してきています。
 会社をリタイアーしたこの10年、家族の誰よりも一番長く一緒に居るのが、ナナですし、現役時代の家族との時間を足し合せても、ひょっとすると、この10年のナナとの時間の方が長いような気がします。
 犬の方は、外から帰ってきた時の出迎えと餌と散歩の時以外は、全く冷淡ですが、私は(妻・お婆ちゃんも)、ナナの姿が見えないと、何処にいるか探す有様です。
10年も家の中で、一緒に飼っていると、犬も家の中の生活を学習し、ドアーや引き戸を器用に開けますし、朝夕の餌の時間のなるとしっかり催促します。朝など私が寝ていますと、2階まで上がってきて様子を見、起きている気配がすると、朝飯を催促され、寝てはいられなくなります。

 全く犬バカになってしまった様ですが、更なる老後事など考え、自分の中では、まだまだ冷静な犬バカだと思っています。
 


まったく今の政治は、どうなっているのでしょうか。菅さんが何時やめようが辞めまいが、そんなことは、どうでもよい事です。私たちから見れば、退陣だけが声高に叫ばれ、その後のことが全く見えない状況で、小粒のドングリが、いくら背比べをしても、しょせん五十歩百歩です。やらなければならないのは、大震災の復興ビジョンや原発の安定化、そして次のエネルギー政策です。

 エネルギーに関して言えば、脱原発、そして自然エネルギーの太陽光や風力などが、声高に言われています。これらは、確かに安全で、確かに無尽蔵の様に思われていますが、よく考えてみると大きな問題もあるのではないでしょうか。
 例えば、発電量があまりにも自然の条件に左右され易く(晴れ・曇り・夜・台風・無風など)、一体どこを基準に設備の大きさを考え、用地を準備したら良いのか、あるいは、原発の30数%を賄うためには、どの位の規模になるのでしょうか?
また、急に発電量の増やせない自然まかせのエネルギーの場合、電力不足時のバックアップは、結局火力に頼らざるをえず、それらを含めた発電コストをどのように考えるか?
さらに、今回の様な想定外の気象変動(大地震・猛台風・雹・雷・日照不足)への対応をどの様に考えたら良いのか?などなど、ちょっと考えただけでも沢山の問題点があるのではないでしょうか。
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2011年6月1日(水曜日)菅内閣不信任案、想定外とは
  菅政権に対する内閣不信任の提出をめぐり、国会内で駆け引きが続いている様です。
今回の大震災で、直接的にも間接的にも、日本中が苦しんでいる時、永田町の権力闘争をやっている場合かと言うのが、多くの国民の思いでしょう。その様な政治を選んだ私たちがいけないのだ、と言う意見もありますが、今の多くの政治が皆、小粒の集団で、自分たちの権力や利益だけを考え、国民の為にと言う根本が欠けているからではないでしょうか。
 自民党時代もそうでしたが、恐らくこの様な状況で、総理の首を挿げ替えたとしても、状況は、全く変わらないでしょう。
国会で、あげあし批判や管おろしをする前に、超党派で、地域の復興や原発の安定化とか、集まった義援金の配布も滞っている被災者の支援を、どうしたらスムースに出来るかなど、知恵を集めてやるべきことは沢山あるはずです。

 日本は、こんな駄目政治ではなく、真摯で勤勉な私たちが居るから、こんな状況でも、何とか世界に体面を保っているのではないでしょうか。もうこんな政治は、「百害あって一利無し」です。政治の歳費は、全て被災者の救済に回しましょう。

今回の大震災では、想定外という文言が新聞やテレビなどで沢山出てきています。そして、学者や有識者なるものが、何かとご意見やコメントを出したり言ったりしています。
この意見の中では、当然ですが想定外だから、避けることは不可能だと言う意見は、一つもありません。

 例えば、原発事故で、全ての電源が喪失したことは、想定外と言われていますが、この様な想定外を想定して、その場合の対策を考えるべきであった言います。想定外を想定出来るということは、何のことは無い、想定内と言うことになりませんか?
 100年や200年単位なら、想定も出来るでしょう。しかし、千年以上に一度起こるか起こらないか判らない自然現象を想定して対策を立て様など、それこそ、普通の考えでは全く馬鹿げた想定外ではないでしょうか。
 これまで原発の安全神話とか、、何々の安全神話と言う話を聞きますが、この様な何々神話が出来上がってしまった時、人はその事に安心し、それ以上の備えを考えることをが出来なくなってしまいます。何々神話が出来上がっている事柄があるならば、この際本当にそうなのか、何か想定していない部分が無いか、見直してみる良い機会かも知れませんね。
何だか、禅問答になってしまいました。
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2011年5月1日(日曜日)北信濃の桜、新幹線は地震に強い!、皇太子・雅子さまは?
  前回のこの欄で、吉高の大桜について書きましたが、今年の1本桜探訪は、北信濃(長野市・須坂市近傍)のツアーがありましたので、25日に日帰りで行って来ました。
 今年は、私の近所でも開花が1週間位遅れましたが、現地もやはり遅れており、目的の桜は、やっと開花し始めた状態でした。桜は、咲き始めの頃の方が色も濃く綺麗ですが、蕾が色づいた位では、やはりさびしいですね。
 古木桜は、お寺や神社の境内にあるのが多いですが、そうだとしても、昔の人は、良くも大切に守りつ続けて来たものだと、古木桜を見るたびに思います。

 東北の被災地あたりにも沢山の銘木があるでしょうが、数百年単位で、花を咲かせてきた桜です、きっと震災にも負けず、きっと見事な花を咲かせてくれるでしょう
がんばれ!負けるな!東北!

東北新幹線がやっと青森まで復旧開通しましたね。しかし、新幹線は、今回の大地震でも、大きな事故を起こすことなく安全に停車しました。開業以来、一人の死者も出していない新幹線神話は、今回の未曾有の大地震でも、揺らぐことは無かったです。これは、想定外の大地震の中で、地震国日本だから出来た、たいした技術だと思います。

天皇・皇后両陛下が、27日震災見舞いのため、宮城県に行きました。これからも、東北各地の被災者を見舞うそうです。ところで、若い皇太子、雅子様は、余程お身体が悪いのでしょうか?天皇に代わり、今行動しないのでは、存在そのものが無くなりませんか!
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2011年4月20日(水曜日)地震も異常自然災害か?、日本一の「山櫻」
  近年、世界中で「極端な低温や高温」、「干ばつや豪雨」、「大型ハリケーンや台風」など、これまでの経験と常識では、殆んど考えられなかった自然災害が世界中で起きています。
 地震は、これらの自然災害とは少し性質が違うようにも思えますが、あるいはどこかで繋がっていて、これまで経験したことが無い激烈な地震を、世界や、そして東日本の東北沿岸部で引き起こしたのかも知れません?
2,000年以降の世界中のM8~9クラス(2,010.2:チリ地震、2,008.5:四川地震、2,004.12:インドネシア地震)の大地震を調べてみると、14回程度有るようですが、それ以前では、1960年代にM8~9クラスの大地震は8回程度あるのが目につく程度で、2,000年台は、巨大地震が多い様に見受けられます。

 ところで、これらの予測の範囲を超えるような災害に対して、予防のために何処まで安全を考えて対策を講じるか難しい問題ですね。「安全・安心」と費用の問題は、これから益々おおきな問題となるでしょうね。

私が住んでいる近くに、吉高の大桜と呼ばれる、樹齢:およそ300年以上の山櫻があります。殆ど毎年、この桜を見に行っていますが、今年は、ことのほか見事に花を咲かせています。
 私は、毎年あちこちの桜の古木を見に行っていますが、樹齢や樹形・樹勢、ロケーションなど何れをとっても、日本一の「山櫻」だと思っています。
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2011年4月10日(日曜日)自粛ムード、原発危機
  東日本大震災の為、各地でイベントの自粛や延期などが言われています。新聞にも出ていましたが、過度の自粛ムードは、日本の経済を委縮させ、被災地の復旧・復興の為にならないのではないでしょうか。逆に、自粛する代わりに積極的に実施して義援金などを募り、少しでも被災地の為になることをやった方が、ずっと為になるのではないでしょうか。

原発事故、本当に困った事になってしまいました。想定外の自然災害が引き起こしたとは言え、一度に4基もの原発がコントロール不能になるなど、想定外の更に想定外の事態だと思います。いまや冷却の為に注入している水に燃料が流され、外部に際限なく流れ出ている状況なのではないでしょうか。この高濃度の汚染水を貯蔵する事にしていますが、今のままでは、貯蔵する場所の確保が困難になるのは明らかな事です。大きなタンカーでも使って、何とかしのぎ切り、その間に漏れの部分を補修し、冷却システムを回復出来ないものでしょうか。

 この問題が落ち着かない限り、大震災の一つの区切りが付かないですね。

近所の公園に、見事に紅白に咲き分けている椿を見つけた。
去年までは、赤だけの椿で、他にも同じ種類の椿が何本もありますが、この木だけ見事な白の花が、何個か咲きそうです。この木だけ突然、どうした訳なのでしょうか?
 
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2011年4月1日(金曜日)東日本巨大地震、原発危機、紅白椿
  東日本大震災が起こってから3週間が経ちました。まだまだ何から手を付けてよいかわからない状況でしょうが、ようやく少しずつでしょうが、交通手段などが回復し、復興の端緒に付いてきたようにも見受けられます。
 被災者の受け入れも、被災を受けた該当県ばかりでなく、被災を受けなかった県や自治体が、沢山の人たちを受け入れている様子が報道されています。
先日の報道で、今回の様な未曾有の災害の場合、被害を受けなかった県あるいは複数の県単位で、被災を受けた県の支援を割り振り、ニーズに合った支援を、責任をもって実施すると言う様な体制が必要なのではと言う提言がありました。

 日本の「1都1道2府43県」が、今回被害のあった県をそれぞれ割り振り支援したならば、確かに素晴らしい試みになると思いました。

原発は、なかなか沈静化にならない様ですね。現地は、必死に対処しているのでしょうが、強い放射能のために、思うように作業もはかどらないし、正確な状況の把握が出来ないために対処療法しか対策が取れず、一進一退を続けています。
 炉心の冷却が必要不可欠ですが、原子炉や配管系からの水漏れが続く限り、強く放射能に汚染された水は、これからも大量に発生するだろうし、この保管場所の確保と処理も大変な問題となりそうです。

近所の公園に、見事に紅白に咲き分けている椿を見つけた。
去年までは、赤だけの椿で、他にも同じ種類の椿が何本もありますが、この木だけ見事な白の花が、何個か咲きそうです。この木だけ突然、どうした訳なのでしょうか?
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2011年3月20日(日曜日)東日本巨大地震、原発危機、石原発言
  有史以来の大災害が東北地方に起きてしまいました。その規模と範囲の広さには驚かされ、これまでの想定をはるかに超えています。犠牲者は、2万人にもなるかも知れませんが、地震・津波の脅威が常に言われている東北地方だからこそ、これだけの犠牲者で済んだということも言えるかもしれません。
 マスコミの映像を見ていると、地震によって倒壊したような住宅は殆どなく、その後の津波によって何もかも破壊されたのが良く分かります。その中で、コンクリートの建物だけが原型を留めている姿が、私には印象的でした。

 この事は、今後の街造りに、大いに参考にならないでしょうか?
日本人には、コンクリートの集合住宅など嫌だと言う人も沢山いると思いますが、言ってみれば更地に街造りを始める訳ですから、風景にマッチ(色も形も)した、住み易いどんな住宅でも建てられる訳ですし、絶好の機会だと捉えることは出来ないものでしょうか。そして、いざ津波が来たら、津波の届かない高さまで非難すれば良いわけです。
 多分、また防災の為と言うことで、海岸沿いに無粋で巨大な堤防が作られるでしょうが、人知の及ぶ範囲では、田老町の様に、安心と思われていた堤防が、逆に油断を生む様な結果も聞こえております。

 自然の災害を抑え込むなどと言う大それた考えでなく、自然の風景の中に生かされて、ピンポイントで人を守ると言う考え方が、全てを破壊尽くされたこの時ならば、出来るのではないでしょうか。

 また、原発が大変な事になっています。これも想定した安全装置が、連鎖反応を停止させる機能を除いて、全て停止してしまった結果です。原子炉を覆う建屋だって、恐らくは放射能を閉じ込める最後の砦として、頑丈で気密性の高い建物だったでしょうから、何も言われておりませんが、直接の津波の被害は受けなかったのではないでしょうか?
 すべての機器が電気でなければ動かない巨大設備で、電気が無くなればめくら同前、そして目に見えない放射能・その上予備の発電機など手足も奪われてしまっては、多分如何ともしがたかったのでしょうが、何故こんなになるまでと言う思いは、誰でも持っているのではないでしょうか?

 いずれにしても、目に見えない被爆と言う恐怖と闘いながら作業する作業員に感謝するとともに、何とかこれ以上悪くならないことを、祈っております。

 最後に。石原東京都知事が、被災者に言っているのではなく、今の日本国民に対して「これは天罰だ」と言ったことがマスコミに流れましたが、私位の年代の人なら、今の日本の現状を思い、肯定する人も沢山いるような気がします。

 少なくても、私は、石原さんが言われた真意をちゃんと受け止めたかどうかは判りませんが、私なりの受け止めでは、今年の1月1日のこの欄で書いたように、今の日本に対する警鐘として、この言葉を大いに支持したいと思います。
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2011年3月10日(木曜日)我が家の椿、政治よ、いいかげんにしろ〜〜! 
  我が家の庭には、早咲きの西王母というピンクの中輪の椿がある。この椿は、10月下旬から咲き始め、今も(3月初旬)かなりの蕾を残して咲いているから、恐らく、3月一杯までは咲いていることと思います。何と、真冬の花の無い季節を含めて、5ヶ月近く咲き続けて、我が家の庭に彩りを添えてくれます。椿は、概して12月ごろから4月ごろまでの品種が多く、また花期も比較的長いのですが、この椿は、本当に特別だなと思います。
 また、この季節になると、早咲きの桜の便りがテレビなどでも放映されますが、私が毎週グランドゴルフを楽しんでいる広場にも、河津さくらが周囲に植えられており、今、まさに満開になるところです。
2枚の写真を撮りましたので、掲載して見ました。
  
西王母(咲き始め)
 
河津さくら
 

民主党政権、最早末期的症状ですね。もう少し期待したのですが、残念ながら裏切られて、一体何をやっているのだと言う気分です。遠からず解散・総選挙になるかも知れませんが、その間全く政治が行われないのなら、全く税金の無駄ずかいです。国会空転の期間は、給料ぐらい変換すべきです。
本当に、国会議員よ、いいかげんにしろ〜〜!!、いいかげんにしろ〜〜!!
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2011年3月1日(月曜日)携帯入試不正、イスラム諸国の歴史的大変換点 
  大学入試で携帯を使った不正が問題になっている。
 ある新聞に、対策は入試と引っ掛けて難問と、見出しで出ていたが、携帯を持ち込ませなければ解決することで、極めて単純明快だと思います。
携帯は、体の一部ではありませんし、人格もありません。私は、携帯を持たない主義なのでどんなに便利か知りませんが、単なる器械です。
携帯持ち込み禁止に反対する人がいたとしたら、それは、あなた自身が携帯と言う器械に毒され、使われている中毒者ではないですか!

 私は、以前にも書きましたが、相対して話をしているにもかかわらず、携帯が鳴ると、例え断りがあったとしても、携帯(電話)優先と言う、こんな非礼な事は無いと思って、常々憤慨しています。人と相対しているときは、携帯の電源を切るという慣行が出来ると良いのにと思っています。

中東・アフリカのイスラム諸国で、長年続いた独裁政権が、次々と崩壊しようとしている。
 アフリカでは、チェニジア・エジプトが崩壊し、今 リビアのガダフィ独裁政権が崩壊しようとしていますし、さらにモロッコやアルジェリアにも波及しようとしているようです。 一方、中東では、シリア・イエメン・ヨルダン・バーレーン、そして場合によっては、サウジアラビアにまで、波及しそうな情勢だとメデアは伝えています。

もし、これらのイスラム国家が次々と崩壊していったら、一体世界はどうなるのでしょうか?

 独裁政権が崩壊したとしてもその後の国家再建は、独裁政権打倒という共通目標で一致した人々が、今度は各々の主張を前面に出して、恐らく収拾のつかない混乱状態になるであろうことは、目に見えてます。
その上、先進大国が、自国の利益のために、石油を始めとする資源問題でせめぎ合うでしょうから、事はますます複雑な状況になってしまいます。
 恐らく世界は、この問題のために、これから何年間になるか判りませんが、紛争が続き、テロなどにも悩まされる事になるのでしょう。

 しかし、歴史的に見れば、イスラム諸国の体制が大きく変わろうとしている大変換点として、記録される事件かも知れませんし、いずれは起こるであろう必然なのかも知れませんね?
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2011年2月10日(木曜日)今年の桜探訪、大相撲八百長問題
  季節はまだ冬ですが、旅行案内には、桜のツアーが沢山出てきています。
今年は既に、4月下旬の信州の4つの桜を見る日帰りツアーに申し込んでしまいました。Webで見る限り、なかなか立派な桜の様なので、良い時期と天候に恵まれることを望むだけです。

大相撲八百長問題、相撲ファンのどれだけの人が、これまで、八百長が全くなかったと信じているのだろうか?今は、十両以下の力士が問題になっているが、幕内力士だって、お金が掛かっていたかどうかは別として、恐らく週刊誌などの指摘の様に、あったというのが真実ではないでしょうか。
 相撲協会という小さな村社会の中で、勝負とは言いながらある意味ショー的部分もあり、十両や幕下の相撲など、地元出身力士でない限り興味もないでしょうから、そんなに目くじらを立てなくても良いのではないでしょうか?相撲ファンも八百長を容認しながら楽しんでいるのだと思います。

 それよりも、何とも容認しがたいのは、日本の国技と言いながら、外国人力士ばかりが幅を利かせている現状を問題視しない限り、いずれ自滅の道を歩むのではないでしょうか!
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2011年2月1日(火曜日)アジアカップ優勝、豪雪被害・火山噴火・鳥インフル
  日本サッカー、アジアカップ優勝しました。素晴らしいですね。
韓国戦は、見始めたら途中では寝られず、結局PK合戦まで見てしまいました。
決勝は、さらに遅いキックオフのため、見ませんでしたが、テレビを見る限り、完全に負ゲームでしょうが、幸運にも勝ってしまったと言う感じの勝利の様に思いました。

平成23年も2月になってしまいました。私の近所の梅の木は、だいぶ以前より咲いていますし、前回のこの欄で書いた、グランドゴルフを楽しんでいる広場では、周りに沢山の河津さくらが植えられていますが、建物の前の温かい所では、すでに咲き始めています。
 季節は確実に春に向かって進んでいますが、日本海側の豪雪被害・九州の火山の噴火や鳥インフルエンザの感染拡大など、当事者にとっては憤懣の持っていきどころのない、やりきれない気持ちでいることでしょう。
 幸いにもと言っては叱られるかもしれませんが、太平洋側は多少寒さが厳しいものの、ぬくぬくと暮らしていますが、食料やその他これらの地域に依存しているものも多いでしょうから、じわじわと影響が出てくるのは間違いないのでしょうね。

 この様な状況でも政府は、全面的に支援を表明するとか、自衛隊を派遣するとかアクションを起こすべきでしょうに、何とも動きが鈍い様に感じられます。
どうもねじれ国会の故に、与党も野党もそれどころではなく、国民のための政治が全く行われていない状況は、本当に嘆かわしい事だと思います。

 与党も野党も政治が出来ない烏合の衆なら、必要ないですから辞めてもらいたいものです。
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2011年1月20日(木曜日)パークゴルフ、医療・医学の進歩と常識の変化
  4年ほど前から、シルバーの仲間と1週間に1度、グランドゴルフを楽しんでいます。
広場と多少の道具があれば、猛暑も寒中もなんのその、お喋りしながら手軽に遊べて、なかなか楽しいものです。

 ところが最近、北海道が発祥の地だそうですが、パークゴルフ(プレイするには有料ですが)がより面白く、こちらの方に比重が傾きそうな状況です。幸い、私の住んでいる場所からそう遠くない所に、パークゴルフ場が幾つかある事も大きな要因ですが、コースの傾斜や起伏・距離などを考えながらボールを打つのは、ゴルフには及びも付きませんが、グランドゴルフとは比べようの無い面白さがあります。
 ちなみに、36ホールのコースを2回まわるプレイをすると、5〜6時間・10、000歩前後、プレイ代:1,500円前後になります。

最近の医療の進歩は素晴らしいですね。日本人の死因の6割を占めるがん、心臓病、脳卒中のいわゆる3大疾病になっても、医療の進歩で、後遺症は残っても、社会復帰が出来るケースが増えているそうです。
そこでちょっと不思議に思うのは、医療・医学の進歩は、以前は常識と思われていたことも常識ではなく、実は間違いであったと言う様な事が、多々出てきている様ですね。
 そうなると、以前の間違った知見で治療を受けて来た患者にとって、本当にその病気に対して治療になっていたのかと疑問に思ってしまいます。

 例えば3大疾病の中の心臓病・脳卒中は、血管が狭くなったり、硬くなったりして、血液が流れなくなる事が原因の病気だと理解していますが、この原因となるコレステロールについて、コレステロール値の高い事は危険な事・コレステロール即「悪玉」と言う以前の常識は、間違いである事が常識になりつつある様です。

 上に書いた様な事は、調べれば多分沢山あるでしょうから、大きな治療を受ける際には、少しは疑って最新の情報なども聞いてみることも必要かも知れませんね。
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2011年1月1日(土曜日)今年もよろしく、活気と生命力がないですね
  新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 昨年の1年間を振り返ると、一昨年9月、民主党政権が誕生し何かが変わると大いに期待したのですが、この1年間の政治は全く酷いものでした。特に参議院選挙の後の民主党過半数割れ後は、くだらない政党間・政党内の争いだけで、全く政治が停滞してしまいました。

 私たちの身の回りを見ても、以前は、新しい年を迎えるというと、何故か気持ちがリセットされて、社会全体が活気ある雰囲気になったものですが、この頃は、この張りつめた雰囲気が薄れてしまい、だらだらと新年を迎えている様な気がしてなりません。

 社会は、無縁社会で老人の孤独死、新卒者の就職難、私の周囲では、赤ちゃんの泣き声や子供たちの甲高い遊び声など聞いたことがありません。
どうも社会全体に活気や生命力が感じられない時代に成ってしまった様です。

 NHKで、司馬遼太郎の「坂の上の雲」がシリーズで放送されており、直近は、日露戦争の時代が放送されています。ここで描かれている時代は、政治家や軍人は、国家のために命を懸けて尽くし、庶民は、貧しいけれども活気に満ち・生命力溢れた人々が描かれております。

 2011年、余りに希望の持てない新年を迎えようとしていますが、それでも、今冬何人もの餓死者が出たという様な事は、日本では考えられないでしょうから、まだまだ豊かで必要のない贅沢に満ちた国の中で、不満を充満させながら暮らしていく事になるのでしょうね
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2010年12月20日(日曜日)人生の壁、管総理の沖縄訪問発言 
  テレビを見ていたら次のフレーズが印象に残ったので書いて置きます。「壁は、乗り越えられる人にしか立ちはだからない」まったくその通りだと思います。
 しかし、最近の日本は、社会全体が縮小している状況で、努力をしても報われない事も多いように思います。報われない努力の中でもがく事と、壁を乗り越えた人とは、どこが違うのだろうか?得られた結果の賜だけなのだろうか?

管総理が沖縄訪問の基地問題で、Best ではないが Better な選択だったと言って物議を醸している。確かに沖縄以外の人から見れば、他人事で良いかもそれないが、沖縄の人にとっては、仲井真知事が言うように、Bad(悪い)やThat sucks!(最悪)の発言と言われても当然のことだと思います。
民主党になって、鳩山さんのおかげでここまで基地問題がこじれてしまったら、もはや現実的には沖縄以外に、新たな基地を作ることは、殆ど不可能に近いと謝って、その上で何が出来るか考えた方が、少しは議論になるのではないでしょうか。
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2010年12月11日(土曜日)郵便局は、今年の漢字
  皆さんは、手紙や切手以外で郵便局に行く事がありますか?お金を引き出すだけであれば、銀行にも郵便局にも殆ど行かないというのが一般的でしょうかね。最近は、母の関係で一緒に郵便局に行く機会があるのですが、おおむね窓口は混んでいます。勿論、銀行の窓口も結構混んでいると言う印象はありますが、郵便局は、お年寄りの方が多い様に思われ、1件の処理案件も、そんな訳でテキパキ進まず、時間がかかり、その分待ち時間が長くなります。

 小泉政権時代の郵政民営化是非について、全国どこでも同じような郵便事業サービスを受けられなくなるという議論に対して、そうではないだろうと書きましたが(05.9.1欄)、過疎の町には、自動車のガソリンスタンドも無くなるという記事をみましたが、郵便局はどうなっているのでしょうかね?

恒例の今年の漢字は、「暑」に決まったそうです。気象だけで選ばれた訳ではないようですが、確かに今年は、異常に暑かったですね。ベストテンには、中国の「中」・「不」・「乱」・「異」などが続くそうです。

 昨年は、民主党政新権誕生などで、「新」が選ばれ、「薬」・「政」・「鳩」などもベストテン入りし、何かが変わる大いに期待の持てる新年になるかなと思ったのですが、1年経った今、何とこの「新」が色あせて「古」や「旧」と同じになってしまいました。

過去の今年の漢字一覧
2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008   2009  2010
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2010年11月21日(日曜日)大卒就職内定率:60%弱
  来春の新卒大学生の就職内定率が60%を切っているそうですね。何と10人に4人は就職できない状況です。なかには40〜50社を受けてそれでも駄目だという人もいると、テレビで報道していました。高卒に至っては、なお酷い状況にあると聞いています。

 最近の大学進学率は、およそ60%の様ですが、大卒者は増えても、製造業が人件費の安い海外にシフトしてしまっている現状では、大卒の作業員にも成れないのが現状だし、まして大企業など、外国語が出来るなど、他人と一味違う人材でなければ無理なのでしょうね。

 少し前の話として、就職したくない職場として、3K職場(きつい、汚い、危険)という言葉がありましたが、競争の激しい今は、「汚い、危険」な職場は減っても、仕事が以前より「きつい」職場が増えているように聞いています。

 それでも働き口があった成長の時代はともかく、成長が止まってしまって、さらに競争の激しい現在では、大学を出ても、大企業の入口は狭く、一方中小企業には働き口はあっても、不安定な、多少3Kを伴うであろう、かっこの悪い(新しいか?)職場を避ける風潮があるのではないでしょうか?
 その結果、就職浪人や、非正規労働者として安い賃金で働かなければならない状況は、何か矛盾している気がしますね。
 本当に希望の持てない、先の見えない、嫌な時代になったものです。
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2010年11月11日(木曜日):領土問題、郵便不正事件
  郵便不正事件の特捜捜査の報道が、一体どうした訳かこの所、突然マスコミの話題から消えてしまいました。
 尖閣問題のビデオ流失事件に隠れてしまった感も受けますが、何か意図的に報道されないのではないかと思うぐらい、この関連の報道が皆無になってしまいました。
この問題は、それほど軽い事件では無いはずですが、もうニュースとしての価値がなくなってしまったのでしょうか?

管内閣は、発足以来ご難続きのようですね。尖閣問題と直近のビデオ画像流出問題、そしてロシア大統領の北方領土訪問問題など、領土に関する外交問題が表面化しています。
 もともと、この領土問題は、戦後何十年もの課題であり、近年は、その水産や埋蔵資源の問題で、より難しい問題になっています。例え、日本の主張が正しいとしても、中国にしてもロシアにしても、そう簡単には引き下がらないでしょう。

 先日、車でラジオを聴いていたら、フランスとドイツ国境で、鉄鉱石が埋蔵されているが故に、その時々の力関係で、領有が繰返し変わってきた地域があるそうです。

 EUが発足・発展した現在は、領土の領有は別として、資源については、ヨーロッパ全体の財産とすることとし、両国とも勝手には出来ない仕組みが出来ているのだそうです。
このラジオを聴いていて、尖閣も北方領土も資源ナショナリズムがますます強くなる時代を迎えて、たとえ、日本の主張が正しいとしても、現実的には、領有と資源は別に考えるような、柔軟な姿勢が必要になるのではないかと思いました。
 勿論、日本の固有の領土に対し、この様な譲歩は論外という意見は、最もだと思いますが、このままでは、永遠に解決することはなく、むしろ紛争の火種だけが残るのではでしょうか。
 事実、日本の領土と主張しながら現実には、中国やロシアが既に、構築物や人が住んでいるのが現実の様ですから、時が経てば経つほどますます難しい状況になることは明らかです。
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2010年11月3日(水曜日):奈良と高野山旅行
  10月31日―11月1日の2日間、平城遷都1,300年のイベントが行われている奈良(春日大社・興福寺・唐招提寺・薬師寺・平城遷都1,300年祭会場及び吉野山・金峯山寺)と高野山に行って来た。あいにく2日間とも雨でしたので、ちょっとがっかりでしたが、高野山は勿論、奈良についても始めていくのと殆ど一緒の状況ですので、新鮮な感じを受けました。
 さすがに奈良の古寺は、8世紀頃に建立されたお寺ですから、派手さはありませんが、国宝を含めた仏像を拝観し、また、東京で見ることの出来なかった興福寺の阿修羅を初めとした沢山の仏さんを見ることができました。(私は実物では五部淨が良かったです、09.7.1日 参照)

 平城遷都1,300年祭の会場は、昔の平城京跡に、現在は近鉄・奈良線が通っており、踏切があるのは、ちょっと場違いな感じを受けましたが、これは仕方がないことでしょうね。それよりも、折角復元された大極殿に「ガラス」が使われている事に大変違和感を感じてしまいました。

 高野山(弘法大師・御大師様)には、始めて行ったのですが、神仏混合、宗派を問わない霊山の故に、いにしえの有名人(織田信長とか豊臣秀吉等々、大企業や個人のお墓)が一緒に存在する事を知り、大変驚きと興味を覚えました。
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2010年10月20日(水曜日):本欄300回、台風が少ないですね
  今回でこの欄も300回(約8年強)になりました。書く材料は沢山あるのでしょうが、私の頭の方が回らず、やはり衰えてきているということを自覚しています。
 それでも、まったく勝手な自己満足で書いているこの欄でも、必ず10日一度更新する事を自分に課さなければ出来なかった思っています。
 当初から、10年間(360回)は、続けようと思って始めましたが、残りの9合目・10合目は、刺激の無い生活の中では、なかなか厳しくなるのかも知れませんね。本当に、考えると恐ろしいことです!

今年は、台風が極端に少ないです。もう10月も後半だというのに、沖縄・九州地方に、一つ位しか来てないのではないでしょうか。
 春の低温、夏の猛暑・豪雨、その上秋の台風で痛めつけられたら、沖縄・九州地方の人たちも泣きっ面に蜂でしょうが、何とかこのまま台風シーズンが過ぎ去ると良いですね。
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2010年10月10日(月曜日):中国・ノーベル平和賞受賞したが・・、木犀の花
  中国人初のノーベル賞に、中国人人権活動家で、現在獄中の「劉 曉波・リュウシアオポー」氏が平和賞を授与した。皮肉なことに、これまでノーベル賞を受賞していない中国は、ノーベル賞を受賞したいと考えていると言うようなことを何かの本で読んだ気がするが、初の受賞者が出たというのに、それが平和賞であったが為に、中国にとっては歓迎されない初の受賞となってしまいました。
またこの為、国家間の関係にまで影響が及びそうなのは、中国観光旅行等では感じられないが、やはり中国は体制の違う国と言うことを、尖閣問題ではありませんが、強く認識しました。

 それに引換え日本は、今年も化学賞を受賞するなど、ここ数年話題は豊富ですが、その業績が、一昨年のクラゲの発光タンパクもそうでしたが、40年以上前の研究に対する受賞と聞くと、何となく違和感を感じてしまいます。

 それよりも、京都大学の中山教授のiPS 細胞が、現在発展中のホットな研究ですが、生物学賞を贈られるのではないかと言う情報もありましたが、体外受精の研究者に贈られてしまいました。やはり、現在進行形の研究は、ノーベル賞にはそぐわないのでしょうか?

私が住んでいる千葉のユーカリが丘では、例年になく木犀の花が枝にびっしりと花を付け、あの小さな黄色の花が、香とともに何時もより存在感を示しています。これもやはり、異常気象のためなのでしょうかね?

 ところで、中国では木犀のことを「桂花」と言い、桂林は特に木犀が多く、桂林の名前の由来なのだそうですね。花は、10月の中旬頃に咲くそうです。
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2010年10月2日(土曜日):彼岸花、自ら冤罪を作ろうとした検察
  今年の猛暑のせいで、彼岸花もお彼岸の頃に咲かずに、10日前後遅れて今頃見ごろを迎えています。近所の斜面に、小さいけれど群落があったので、秋雨が上がった合間をぬって、SONYの新しい1眼レフ(NEX3)を持って撮影したので掲載します。(画像はこちら

郵便不正事件の特捜捜査は、酷いものですね。危うく、村木さんは、冤罪にされかねない状況でしたが、さすがにマスコミなどの対応は、女性で局長まで上り詰めた、その人柄と見識を感じた人も多かったのではないでしょうか。
 恐らく、今回の被疑者が、厚生労働省の局長である村木さんでなかったら、取り調べの段階で、やってないにもかかわらず罪を認めていたかも知れません。それを考えたら、本当に恐ろしい事だと思います。

 それに引き替え、自分たちの行為が他人の人生を左右するのだと言う、神にも勝る権限を持っている検事が、もしも本当に自ら冤罪を演出したとしたら、法律で定められた罰条以上の、超法規的厳罰を与えるのが適当なのではないでしょうか。
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2010年9月20日(月曜日):日本の失われた20年
  今の日本は、1991年ころから始まったバブルの崩壊による経済の低迷を、1960年代の英国経済の長期低迷を表した「失われた10年」・「イギリス病」になぞらえて、日本版「失われた10年」と言われたこともありますが、それどころか、その後、多少経済の好転はあったものの、リーマンショックなどにより、再び経済が低迷し、今や「失われた20年」と言う人もいるようです。もちろん、この事は日本ばかりでなく、先進諸国も同様のようです。

 この事は、引き金になった事象をとらえて、それが原因として議論するのではなく、いずれは必ず起こる必然であり、ヨーロッパ諸国が、他の国よりも余程早く経済や文化が発展したその制度疲労というか、永遠に続く社会システムが歴史上なかったように、歴史は繰り返す一つの必然として起っているのだと考えることは出来ないでしょうか?
 そして、その繰り返される歴史が、かっての日本の様に、これまで発展途上国と言われた中国などで進行しているのではないでしょうか?

しかし、ここ考えなくてはならないのは、歴史の繰り返しの必然が、半世紀前のスピードでなく、恐ろしく早いスピードで起こるが故に、世界がその速度に順応出来ない事態が起こりうることです。
それは例えば、地球環境・食糧・資源・エネルギー・疾病など等が考えられ、最悪の事態は、国家間の争い(戦争)になってしまうかもしれませんね。

なんだか偉そうなことを書いてしまいましたが、それでもサッチャーさんのような鉄の意志を持った強力なリーダーが、日本でも出てほしいものですね。
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2010年9月10日(金曜日):久しぶりの雨です、今年はプロ野球が面白い!
  しばらくぶりに、本当にしばらくぶりに、何か2か月ぶり位で、まとまった雨が降ってくれました。
台風の上陸に伴う雨ですが、関東地方でも神奈川県など被害の出たところもありますが、早速家庭菜園の畑で、秋・冬野菜の種をまいてきました。
白菜・大根の種をまきましたが、これから葉物の野菜を植える予定にしています。
これで、長かった猛暑も終わりなるしょうから、何だかほっ!とする気分です。

今年は、プロ野球がセ・パ共に上位3チームが、残り20試合前後で、僅差の優勝争いを続けており、、面白い展開になっています。
 プロ野球も、随分世代交代が進んでいるので、殆ど顔も名前もわからないのですが、テレビで見る限り日本人選手は、随分細身で何となく小柄な可愛い顔の選手が多い様に思えます。
年齢が若く、まだまだ実績が少ないせいか、貫禄と言うものが感じられませんね。
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2010年9月1日(水曜日):猛暑なのに電気と水は足りている、政治よいい加減にしろ!
  今日から9月と言うのに、まだまだ連日34度前後の猛暑が当分は続く様です。
さすがにこの暑さには参りますが、この異常気象のなか、電気と水について、供給が追い付かないので節電・節水に努めてほしいと言う話は、日本全国で起こっておりません。
これは、不思議だと思いませんか?

 これまでの例だと、日本の何処かで水が足りなくなったり、節電の協力依頼があったりしたものです。発電所(原発)やダムが増えたという話も聞きませんし、むしろ原発など、新潟地震の影響などで止まっている施設が多い中、電気は足りているのです。
 これは、やはり経済活動の停滞で、企業の電力消費が少ないからでしょうか。それとも、エコ意識とエコ機器の普及で、これまでよりも節電されている証なのでしょうか?
電力会社の、例年と比較した電気使用量の多寡を知りたいものです。

水については、都市部でなく水源地周辺での降水量が確保されているために、ダムに十分な水が蓄えられていると、テレビで聞いたことがあります。
これは、異常気象がもたらしたラッキーな部分かも知れませんね。

日本の政治も経済も本当にどうしようもありませんね。
こんなことを、これ以上続けていたら、先人が営々として築き上げてきた日本という財産を、食いつぶしてしまう時が、まじかに迫っているのではないでしょうか?

 政治の世界で内部抗争をしている時間があるのなら、民主だろうが、自民だろうが、大連立でもかまいません、日本がだめにならない様に、未来を考えた政治をしっかりしてほしいものです。
 官僚や公務員の削減などを言っていますが、こんな状況で無駄な時間と税金を沢山使っている国会議員など、半分にでもしたほうが、その分権力闘争も少なくなるでしょうし、余程先決事項ではないでしょうか!
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2010年8月20日(金曜日):遠いお墓、高校野球
  お盆に墓参りに行って来た。もう生れ故郷を離れて50年以上になり、93歳の母も2年ほど前から私のところに来ているので、田舎で墓守りをする人はいない。
田舎まで片道およそ100km位であるが、お彼岸やお盆には出かけるが、それ以外は、何か用事がない限りは行くことは無くなってしまった。
 今のところ、車を運転して出かけていけるが、動けなくなってしまったらどうしたら良いだろうと考えることがある。
 多分、子供が墓守りをしてくれるだろうが、やはりお墓まで遠いと、何となく心もとなく心配である。
いっその事、家の近くに納骨堂でも用意して、そこに納めたほうが(あるいは自分も納まって)、将来的に良いのではと、最近考えています。

高校野球、地元千葉の成田高校が準決勝で負けてしまいました。
ちょっと残念な気がしますが、勝負ですから仕方がないですね。
決勝は、沖縄・興南と神奈川・東海大相模になりましたが、個人的には、沖縄に、春夏連覇をさせてあげたいですね。
 準決勝2戦とも、大量点の試合となりましたが、ピッチャーも連投で大変だと思います。
以前にも書きましたが、せめて決勝戦位、連戦・連投を避けて、中1日おいて実施出来ないものでしょうかね。そのほうが、良い試合が観られるのではないでしょうか。
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2010年8月10日(火曜日):葬式のあり方、高齢者の所在不明、65回広島平和記念式典
  2日のNHKクローズアップ現代で、癌で死を目前にしている父親と、その家族が、葬式について話し合い、その事を通じて子供たちが抱いていた父親への誤解やわだかまりも解け、父親も自らの葬式について希望を話すなど、最近葬式に対する考え方が変わりつつあるような内容だった。
 確かに、本人を目の前にして、本人の葬式の相談をするなど、考えても見ませんでしたが、本人がその時、この様な話が出来る状態であるならば、悪くないなと思いました。(実際には、なかなか病状などタイミングが難しい事だと思いますが・・・)
その後、ゲストの哲学者の解説の中で、人生50年台の人々が持っていた死生観・人生観から、人生80年の時代、生きられる時間が30年も伸びた分だけ、老いと病への恐れが増え、精神的な死生観・人生観なるものが希薄になって、死に対する不安が増している時代になっていると言うような事を言っていました。  
 
 最近の葬式は、生きている人を中心に考えた、死者に別れを告げる告別式となりますが、以前は、葬送と言って死んだ人をあの世に送る儀式でした。葬式に対する考え方がある時期から死んだ人から生きている人にと、主人公が変わってしまいました。

最近、100歳以上の高齢者の所在不明が問題になっている。何と全国で60人以上になるようですね。役所は、高齢者の所在確認が個人の問題もあり、本人確認を家族が拒んだ場合、あまり突っ込んで聞くことが出来ないということを言い訳にしています。個人の問題といいますが、個人の問題より、命の問題の方がずっとずっと優先されるべき問題です。
 これは役所の言い訳の為の逃げに過ぎないのではないでしょうか?お役所仕事で、真剣に確認する気持ちはなく、手続きとしての作業をしているに過ぎないのではないでしょうか。

今年は原爆投下から、65年になるそうです。
2,009年4月、オバマ大統領の「核なき世界」と言うプラハ宣言から、今年は、国連事務総長・アメリカの日本大使・英国・フランスの代表が、広島平和記念式典に参列するなど、少しは進展がありました。
 しかし、アメリカでは、原爆投下は正しいことであったと言う考えが多く、原爆投下を非難する意味もある式典に、大使が参列する事には、異論があるようです。
原爆・水爆という無差別大量殺人兵器を人類の知恵として廃絶しようと言うこの時、20万人以上の一般の人が犠牲になった意味を、アメリカはもっともっと世論に知らせるべきです。(広島平和記念公園他)
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2010年8月2日(月曜日):隅田川花火大会感想、民放の警察ものドラマの多さ
  7月31日、隅田川花火大会を河童橋にあるマンションの屋上から見物した。ここから見える景色は、今話題のスカイツリーや浅草寺の五重塔が正面に見え、花火会場までおよそ1Km位の距離からの見学です。花火は、言問橋を挟んで、墨田区と台東区の2つの会場で、約2万発打ち上げられました。


 毎年見物している、地元の印旛沼花火大会の様に、ほぼ真下で見物するのと違い、東京の花火ですので、周囲のビルが明るく、また、安全確保の保安距離のため、大きな花火は打ち上げられず、離れたところから見物したせいもあり、いささか迫力には欠けた感はありました。
それでも、再来年完成し、ライトアップされたスカイツリーと花火の対照は、貴重なロケーションですから、今後大きな売りとなり、ますます話題になることでしょうね。

これまでもそうでしたが、最近のテレビドラマに、警察関係のものが何と多いのでしょうか。特にテレビ朝日系(10Ch or5Ch)は、好意的に書けば得意分野らしく、際立っていると思います。
 ホームドラマや悲恋・恋愛もの、時代劇が視聴率を取れないか、製作費の問題化判りませんが、民放の制作する分野では無くなってしまったのでしょうか?

 NHKは、刑事ものを殆ど作りませんが、ドキュメンタリーやスペシャル番組など、やはり素晴らしく、無くてはならない公共放送だと思います。
 来年7月、地デジの双方向放送に切り替わり、もっと数多くのテレビが見られるようになりますが、一体それがどの様な意味があるのでしょうか?疑問に思います。
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2010年7月20日(火曜日):民主党の今後は、豪雨被害や天候不順
  民主党が選挙で大敗というか、現有勢力と他党の議席を考えた場合、参議院106という微妙な数になってしまいました。この数字は、自民党と公明党以外のどの政党と連立を組んでも、過半数(121)に達しない数字だと言うことです。
いわゆる、衆参ねじれ国会のため、どこかの党と組もうとしても、上に書いたように、中途半端な連立相手しかいないのです。
 自民党時代に、衆参ねじれ国会のため短命に終わった内閣のように、管内閣も相当に苦労することになるのでしょうね。
苦労するだけで済めば良いですが、衆議院解散や自民党との大連立など、何が起こるか全く判らない状況になってしまいました。

梅雨が明けたようですが、九州や中国地方の豪雨災害は、このごろ毎年の年中行事みたいに起こり、これまで長年住み慣れた場所が、そこの住人の命を奪う事になるとは、悲しいことだと思います。
 また、宮崎県の口蹄疫の被害も大変な事ですが、29万頭もの牛を埋立処分した跡地は、その後一体どうなってしまうのでしょうか?土壌汚染とか地下水汚染とかの被害は、出ないものなのでしょうか?あるいは、後でその場所を掘り返したら、大量の牛の骨が出てきたら、後の人は、一体何があったのかと思うのではないでしょうか。
 今年は春先から天候不順で、果物の出来や毎年騒がれるスズメバチなどの発生も少ないと聞いています。はたして、秋以降台風の災害や鳥インフルエンザなどの流行が起こらない事を祈りたいと思います。
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2010年7月10日(土曜日):いよいよ参議院選挙、大相撲名古屋場所
  いよいよ明日は参議院の投票日です。どうもマスコミ各社の事前予想では、民主党の50議席確保も難しそうな状況ですが、こうなるとまた政治が混乱し、困ったものです。
もともと民主党政権になったつて、世の中が急に良くなるはずは無いのですが、鳩山さんの8カ月の言動が、民主党にとって大きなダメージなったのは間違いないことです。
しかし、それでも過去の「しがらみ」を断ち切るためには、もう少し民主党の政権が続いてもらわないと、何のための政権交代か解らなくなってしまいます。
 今回は、小政党が乱立したため、各党の顔を立てるため、マスコミ各社も大変ですが、彼らの主張していることは、自分たちにの保身のための絵空事であり、野党時代の民主党と同じで、後の責任が何も無いから言える事なのでしょうね。
 何はともあれ、政権交代 1年ではどうしようもありません。衆議院の任期4年間位は、このまま民主政権で行ってほしいものですが、この情勢では、選挙後どのように動くか全くわからない状況ですね。

同じく明日は、大相撲名古屋場所の初日です。野球賭博問題で、開催も危ぶまれましたが、何とか実施する運びになりました。しかし、開催して良かったかどうかは、全く別の話ではないでしょうか。
 相撲中継は中止になり、優勝力士に対する全ての表彰は、相撲協会が辞退し、懸賞金やその他の企業宣伝も大幅に減る中で、優勝旗のみが授与されるそうです。(優勝額も無いのか?)
 こんな状況で、本場所を開いたとしても、これでは、地方巡業と何ら変わらないし、力士たちも力が入らないのではないでしょうか。
結局、開催したが、やはり謹慎の意味も含めて、名古屋場所は中止した方が良かったと言う話にならないと良いのですが・・・・。
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2010年7月1日(木曜日):選挙・サッカー・野球賭博、中国旅行
  前回は、中国に旅行した為お休みしました。この20日間の間に、参議院選挙やサッカーの日本選手の活躍、大相撲の野球賭博問題と、大きなニュースがありました。
 参議院選挙は、民主党が参議院の単独過半数(改選で56議席)を確保出来るかどうかが焦点となっていますが、最近の選挙は、ムードで投票先が大きき左右される傾向があり、さらに新党が乱立している状況で、菅効果を見込んだとしても、単独過半数確保は、多分厳しい状況なのでしょうね。
 サッカーは、恐らく1次予選、3連敗もありうると思っていましたが、カメルーンに勝ったことで、流れに乗り、決勝トーナメント惜しくも敗れましたが、大いに日本中を盛り上げてくれた事は、久しぶりに明るい話題を提供してくれました。
 大相撲の野球賭博問題は、全く言語道断の事ですね。国技ということで、何かと優遇されていますが、今や、幕内力士の上位は、外国人力士の指定席であり、形だけの国技なら、この際抜本的に見直したら良いのではないかと思いますね。

2010年6月18−22日までの実質3日間、上海とその近傍の水郷地帯を観光した。
上海は、万博開催中ですが、今回は、観光コースに入っていませんでしたが、どの観光地も大変混雑しておりました。
 上海のナイトスポット(外灘:ワイタン)を月曜の夜に訪れ、旧上海租界や黄浦江対岸の金融中心の高層ビル群のライトアップを見たが、とにかく大変な混雑で、もし毎日がこの様な混雑であるとしたら、その活気は、大変なものだと思いました。

 中国では昔、「南船北馬」と言って、南の方は船で移動し、北の方は馬を移動するそうですが、大河・揚子江もあり、水路・運河の発達した地方の蘇州・無錫とその近傍の水郷地帯を観光した。 
 中国では、古くからある小さな田舎町を{古鎮」と呼び、長江下流域の江蘇省と浙江省の水郷地帯に残る、明・清の時代の建築物や運河の街並みは、「江南水郷古鎮」と称され、新たな観光スポットになっているそうです。
 蘇州の古典庭園建築は、春秋時代まで遡れる古い歴史があり、そして、北京の庭園が皇帝のものなのに対して、個人庭園が特徴なのだそうです。
 中国庭園に太湖石は必須の要素だそうですが、太湖石の銘石は、当時、金より高価であったと言われていますが、これらを考えると、当時の個人の財力は、一体何によって得たものなのでしょうか?
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2010年6月10日(木曜日):管政権誕生
  またまた政治の話ですが、管さんには、何も「くだくだ」言う事はありません。庶民派総理ならば、私たちの暮らしが判るはずです。ともかく是非しっかりやってほしいものです。

 参議院議員選挙は、7月11日投票で決まりそうですが、何とか管さん効果で、民主党には選挙に勝ってもらって、民主党の政策を思う存分発揮してもらいたいものです。
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2010年6月1日(火曜日):事業仕分(宝くじ配分金)
  民主党の政策の中で、評判の良い事業仕分けを見ていて、色々驚いたことがありましたが、身近な宝くじの売り上げ金の配分については、初めて知ったので本当に驚かされました。それは、宝くじの売り上げ金:1兆420億円に対して、当選金に回されるのは、4762億円とわずか45.7%の配当率なのだそうです。競馬や競輪などは、売上金の75%が配当されるのに対して、余りにも酷い配当率ではないでしょうか。

庶民に夢を売る宝くじが、売り上げの55%弱の上前をはねるなんて(収益金:4178億円、経費:1480億円)、随分、あくどいそして率の悪いギャンブルなのではないでしょうか。
確かに、この様な状況が改善されるまで発売中止のような、荒業が必要なのかも知れませんね。
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2010年5月20日(金曜日):ギリシャ財政危機
  ギリシャの財政危機は酷いものですね。前政権が会社で言えば粉飾決算をして、経営状態がいかにも正常の様に誤魔化していたと言うのですから、開いた口がふさがりません。そのお陰でユーロ不安が起こり、せっかく経済が回復基調にあったものが、先行き不透明になってしまいました。その上、スペインやポルトガルも危険水準にあると言われ、ユーロ圏が大変不安定になってしまいました。
ここで不思議に思うのは、前政権の責任について何も言われていないのは、どうしたことでしょうか?

 これは、前政権による国家的犯罪だと思いませんか?世界的経済危機が起こるかも知れないという状況の中で、小さいことでは、決してないと思います。また、ギリシャ国民も、とても納得出来ないのではないでしょうか。
話は変わりますが、いまどこの国も借金まみれで国が成り立っている様な状況ではないでしょうか?

 日本など、800兆円超の借金があり、国民一人当たり700万円近くになるようです。
これは言ってみれば、要するに国が借金をして、国民に見せ掛けの豊かな暮らしをさせている事になりませんか?
世界中がこんな事をしていたら、何時かは破綻することは明らかですが、そうなるまでは、判っていても走り続けるよりほかないのでしょうね。
やれやれ、自分勝手ですが、私が生きている内は来ないでほしいものです。
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2010年5月10日(月曜日):普天間問題
  何とも鳩山さんは首相失格ですね。テレビを見ていても、本当にいらいらしてしまいます。やることが本当に稚拙過ぎます。どうも政権与党の党首という自覚と責任がなく、相手の揚げ足ばかり取っていて、それで済んでいた野党時代の考えから抜け出せないのではないでしょうか。

 私らが考えたって、普天間の基地問題を言い出した時点でさえ、5月末までに解決出来るとは到底思えませんでした。
本当に解決しようとする気持ちがあるならば、私だったら、この基地問題が出たその時点で、現地に飛んで、誠心誠意話をし、相手の意見を聞く姿勢を見せたならば、ここまで問題がこじられずに済んだかもしれません。
裏で、どのような話があったか知る由もありませんが、こまでこじれてしまった問題を、5月になって成算なく動く神経は、とても一国の首相の行動としては理解できません。あるいは、鳩山さんは、首相である私が行けば、解決するとでも思っていたのでしょうか?

 8日のNHKで「たもり」さんが、基地の移転でなく、その周りの住民全てを移住してもらった方が、解決の近道ではないかという話をしていました。
私も、当初から、逆転の発想ではないですが、大きな選択肢の一つだと思っていました。
もちろん部外者が、安易に住みなれた故郷を捨てて、強制的に他の土地に住んだらどうですかなど、おこがましい事ですが、礼を尽くし、仕事や生活のサポートを政府が(末代まで?)保証するという様な話であれば、全くナンセンスな話ではないような気がします?(沖縄の中のニュータウン構想)

 まあ、この欄もそうですが、勝手なことを言うことは簡単ですが、実行するとなると、様々な利害関係が絡まり、思いどうりに行かない事は世の習いです。
政治家である鳩山さんならば、得意のフレーズ「思い」だけでは通じないこと位、百も承知のはずでしょうに一体どうなっているのでしょうね!!
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2010年5月1日(土曜日):日光の桜、ゴールデンウィーク分散化
  4月26日(月)、桜の開花状況と天気を見計らって、日光に日帰りで桜を見に行ってきた。
 日光市内のしだれ桜は、この所の冷え込みもあり、丁度満開かあるいはわずかに遅い程度の状況で、4ヶ所の素晴らしいしだれ桜を見ることが出来ました。また残念ですが、輪王寺の金剛桜は(樹齢:500年の山桜は、開花が遅い種類なのだそうです)、残念ながらまだ硬い蕾のままでした。

 中でも、これまで何度か訪れていて、是非満開の時に見てみたいと思っていた、大正天皇の御用邸であった、田母沢御用邸記念公園の満開のしだれ桜を、見ることが出来、念願がかない幸せでした。
 今回御用邸は、特別として大正皇后の御学問所を公開しており、この2階の部屋より、しだれ桜を見ることが出来たのも、ラッキーなことでした。
 御用邸の桜はもちろん素晴らしかったですが、御用邸そのものも、大正時代の大変趣きのある佇まいであり、東武日光駅からも近いですから、機会がありましたら、是非1度訪ねてみては如何でしょうか。

ゴールデンウィークが始まりました。今年は天気も良さそうですし、カレンダー的にも長期休暇が可能な曜日で、また1000円高速の最後のチャンスになるんでしょうね。
私たち定年退職者には、ゴールデンウィークは過去のものですが、子供たちなど現役世代では、貴重な時間なのでしょうね。

 民主党は、経済効果や混雑の平準化をめざし日本全国を4ブロックに分け、ゴールデンウィークを交代で取る事を検討していますが、この時期の割高や混雑が緩和されるのであれば、是非実現させてほしいと思います。
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2010年4月20日(火曜日):民主政権が苦しんでいます
  鳩山政権、苦しんでいます。
なんと昨日の朝日新聞では、鳩山政権の支持率が25%になってしまいました。
支持率20%台は、政権の危険ラインなのだそうですが、沖縄の基地問題や子供手当ての是非、高速料金など、マイナスの要件ばかりが目に付き、プラスの要因が見当たらない様に思われます。
これでは、民主支持者も離れてしまうのも最もだと思います。

 しかし、あえて民主党にエールを送りたいと思います。
今は、自民党政権時代の、言ってみれば尻拭いの時期であり、政権を取って8ヶ月の幼稚園生ですから、何かとごたごたしても仕方がないのではないでしょうか。
世論調査では、この状況でも自民政権に戻ってほしいと言う意見は少ないのですから、私たちは、この政権に対して、もっと長い目で見守る必要があるのではないでしょうか。何だかんだ言っても、民主党は、これまでの政治を変えようと頑張っていると思いませんか?
 この混乱に乗じて、幾つか新党が生まれ、何とか民主から離れた無党派層を取り込もうとしているようですが、新党が出来たからと言って、そしてこの期に乗じて幾つかの議席を獲得したとしても、一時の流行であり、状況が変わると思うのは、これまでと同じように幻想に過ぎないのではないでしょうか。
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2010年4月10日(土曜日):今年の桜探訪、米ロ・核軍縮
  4月7日、日帰りのバスツアーで、山梨県の桜を見に行ってきた。
直前までは、天気が良いはずであったが、曇りで本当に肌寒い日になってしまって残念であった。
 今回の1番の目的は、小淵沢にある「神田(しんでん)の大糸桜」でしたが、標高が800mと高く、まだ全然開花していませんでしたが、日本最古(樹齢2,000年以上)の桜である、実相寺の「山高神代桜」は、丁度満開状態で、境内の多くの桜たちも見事なもので、2,005年に訪れた時より、周りの桜が大きくなり見事な分、神代桜が貧弱に見えてしまいました。

オバマ大統領とソ連のメドベージェフ大統領が、プラハで核軍縮条約に署名し、今後7年以内に核弾頭を現在の保有数から3分の1削減し、最大1,550発に減らすことになった。
 オバマ大統領は、1年前のプラハで、核なき世界を目指すと言う演説をしました。大統領自身も、自分が生きている時代に実現できないかも知れないと言っているし、そして今回も「長い旅の1歩」と表現していますが、それでも前進と言えるのでしょうね?

 だけど考えてみて下さい。現在の保有数から3分の1削減したとしても、世界の核兵器が無くならない限り、核による脅威の状況は何も変わっていません。強いて言えば、両国の核兵器の維持管理費が、3分の1減少して、この世界不況の時代に、両国にとって経済面と世界へのPRにと言うメリットが生ずる事位ではないでしょうか。

 あまり否定的な事を書いてもしょうがないのですが、現実の世界では、オバマさんも最初から言っているように、核の廃絶など無理な事なのでしょうね。
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2010年4月2日(金曜日):3月末に氷が!、エコカーがやたら目に付きます
  やはり、この春の気候は、異常ですね。
 3月末に寒波のために、氷が張っているのを見るのは、初めての様な気がします。お彼岸過ぎたら、畑にジャガイモを植える時期だと知っていましたが、今年は、遅れた事が幸いしました。もしも、普段道り植えていたら、芽の出たジャガイモは、恐らく霜げてしまって、だめになってしまったでしょう。

 農家の人も、このような異常気象があると、種まきの時期が難しく、色々気を使って大変だろうし、思わぬ被害に遭ってしまうかもしれませんね。

最近わが町を歩いていて、意識がそちらに向いているせいか、軽自動車とプリウスがやたらに目に付きます。
やはり、エコ意識とエコカー減税補助金、そして働く人の賃金が伸びない為の節約志向なのでしょうね。
 私の家の並びでも、たまたま車検と9年目という事もあり、車を買い換えた私を含めて、道を挟んで10軒以上ある殆どの家の車が、エコカーかもしくわ少し小さめの車に変わりました。
 ところが、皆さん既にシルバー世代ですが、経済的余裕と多少の見栄もあるからなのでしょうか、どのお宅も軽自動車に買い換えた家はないのです。そんな訳もあり、私も、見栄のために普通車を買いました。

 ところで、軽自動車は、限られた車体サイズの中で、デザインも豊富でなかなか魅力がありますが、意外と値段が高いのですね。もちろん比較の対象は、1,000〜1,500cc クラスの普通車ですが、装備とグレードによっては、軽のほうがかなり高い車種があると言うことを始めて知りました。
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2010年3月20日(土曜日):今年の桜、「つばめ」の初観察
  桜の便りも聞かれるようになり、いよいよプロ野球も開幕し春本番も直ぐそこまで来ています。
今年の桜探訪は、中央線の小淵沢あたりの電車の車窓からも見る事の出来、天気がよければ南アルプスの山並みと一緒に見られる「神田大糸桜」と数年前に1度訪れた事がある「山高神代桜」です。
何とか開花の丁度良い時と、天候に恵まれる事を祈っています。

追加:21日の日曜日はお彼岸でしたが、明け方に低気圧の通過で大荒れの天気でした。お陰でお墓参りを翌日に延期してしまいましたが、朝から暖かい陽気になり、今年初めて「つばめ」を見ました。
私の気が付くのが何時もより早かった為かも知れませんが、何時もの年より10日位早く見たような気がします。
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2010年3月10日(水曜日):「食は文化」
  近年、日本が昔から食料としてきた「鯨」や「イルカ」そして寿司ねたの「黒マグロ」などが、生物保護や残酷だと言う事で国際的に批判を浴びています。
昨日(3/9)は、和歌山県・大地町の「イルカ」漁を扱った(告発した)「ザ・コーヴ」(入り江を意味する)が、アカデミー賞・長編ドキュメンタリー賞を受賞したと言うニュースがありました。

 周辺が海に囲まれている日本の水産資源に対する「食文化」に対して、水産資源の少ない大陸の国々の人達が批判するのは、理不尽で的を得ていないのではないでしょうか。
批判が必要であるとするならば、仮にその生物の数が減少している恐れがあり、生物の種を守るために何をなすべきで、何が不足しているかについて、日本に提案するべきではないでしょうか。

 「食は文化」と言いますが、批判する外国の国々も、「カンガルー」や「犬」や「大トカゲ」や「アザラシ」、その他もろもろの生物を食する、独特の食文化があると聞いています。
また、牛や豚や羊やにわとりなどの家畜は、大量に食料として私たちに供されています。
野生生物であろうが家畜であろうが、これを食するという行為は、基本的には残酷な行為と言えるのでしょうが、地球上の全ての生物は、食物連鎖の輪の中で生きており、それが自然の摂理です。

 大切なのは、現代の先進諸国の中では大変難しい事ですが、「食は文化」を尊重しつつ、「贅沢」やお金儲けの為に利用していないか、しっかりとチェックしていくことが必要なのでしょうね。
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2010年3月1日(月曜日):チリ大地震の報道のあり方と競技種目の報道差別
  今日は、朝からチリ大地震のため、テレビ各社は、1日中津波警報が流され、夜11時になっても続いています。幸い日本への被害は、殆どないようなので、本当に良かったと思います。まあ、日本に被害がなかったから言えることですが、地球の裏側の大地震で、まだ情報が混乱しているのでしょうが、その分チリの地震被害の報道が、少なすぎる事が気になりました。

 同じ事ではないのですが、オリンピック女子スピード・パシュートで、銀メダルを獲得したのですが、フィギュアの浅田真央や高橋大輔の銀メダルの騒がれ方からすると、史上初の快挙である、女子スピードスケートの銀メダルが、フィギュアの銀メダル以上の価値があると思うのですが、この日、テレビでこの快挙を見る事は殆ど出来ませんでした。競技の人気不人気の差はあるでしょうが、地震の被災地、チリの状況報道と引っ掛けて、もう少し報道の仕方を考えても良いのではないでしょうか。
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2010年2月20日(土曜日):オリンピックの開会式とは、映像技術と3D映画
  バンクーバーオリンピックが開幕して今日で9日目、日本のメダル獲得は、銀1、銅2の3個になりました。
そして、これからメダルに期待が持てるのは、女子のフィギュア位のものなのでしょうね?
話は変わりますが、今回は時間的に良かったせいか、開会式を初めから終わりまで見てしまいました。
選手の入場行進は当然のセレモニーとして、その後のカナダの自然と先住民を扱った映像技術に引き付けられて、初めは感心しながら見ていましたが、2時間と言う時間が経つうちに、だんだんスポーツの祭典であるオリンピックの開会式に、何でここまでやる必要があるのだろうかと言う疑問を感じてしまい、何だか興ざめの気持ちになってしまいました。
 もちろんこれは、私だけの感じ方ですが、オリンピックの開会式ではなく、何か劇場で素晴らしい映像の映画を見ている感じがしてしまい、メインの選手が何処かに行ってしまった感じがして、そこに違和感を感じてしまいました。

 ところで、開会式の映像技術が素晴らしいと書きましたが、昨日、3Dの人気映画、アバターを見てきました。話題になってからだいぶ経ってからの感想で申し訳ないのですが、確かに、これからの映画の主流になる様なインパクトを感じました。
テレビでも、3Dテレビが発売されましたが、家庭で毎日見るには、そこまで必要かなと言う抵抗感があるような気がしますが、映画となればまず間違いなく、これからの主流になるのではないでしょうか。
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2010年2月10日(水曜日):民主政権頑張れ、トヨタよどうした!、中国厦門他旅行記
  民主党政権になって半年が過ぎました。鳩山さん、小沢さんの政治資金問題で支持率も低下気味ですし、記者の質問に答える鳩山さんの身体から発するオーラみたいなものが、政権交代直後の溌剌とした気迫が感じられず、目力らも弱いのが気になります。60年間の自民政権から、政権交代した幼稚園生ですから、そんなに上手くいくとは思っていませんし、来年度の予算が通り、そして、5月末の最大の難関、かなりハードルは高いですが、普天間問題を上手く解決することが出来たならば、騒々しさも無くなり落ち着くのではないでしょうか。

トヨタは一体どうしてしまったのでしょうか。アクセルペダルの件についても、今回のプリウスの件についても、見聞きする限りでは何か対応を間違ってしまいましたね。
 プリウスの会見を聞いていて、お客が不安に感じている事を、「フィーリングの問題」と言ってしまう記者会見など、世界一になったが為の驕りか、お客様目線に立てなくなってしまった様に感じました。
 アクセルペダルの問題にしても、何と1,000万台を越えるリーコールになってしまったという事で、仮に1日に4万台対応したとしても、1年間かかる様な数であり、費用もさることながら、これから何年間か、この問題で泣かされる事になるのでしょうね。

 「2007年1月1日(猪年)のこの欄で、トヨタが世界一になった事で、世界一を守る為に、猪突猛進では墓穴を掘る事になってしまうかも知れませんね。」と書きましたが、世の中そしてマスコミは、強いものを「叩く」と受けますので、格好の餌食を提供する事になってしまいました。

2010年1月29−2月1日まで、中国では亜熱帯地方にあたる厦門(アモイ)・コロンス島、そして2008年7月に世界遺産に指定された、福建土楼(二宜楼他2)を見に行ってきた。土楼は、福建省に3万近く存在するそうですが、世界遺産に指定されたのは、その内46棟なのだそうです。
 私たち見学した二宜楼は、乾隆5年(1740年)に蒋氏14代目の蒋士熊が建設した、高さ16m、直径73.4mの、土楼としては珍しい4階建の円形土楼です。
 土楼の住人は、北方の黄河流域から戦乱を避けて南下してきて、先住者から「客家(はっか・よそ者の意味)という漢民族の血を引く一族が暮らしているそうです。一つの土楼には、最大800名以上が暮らした巨大土楼もあり、その存在は時を越えて文書にも記録されてきましたが、偵察衛星写真で、中国のICBM(ミサイル)サイロと間違えられたと言う逸話も残っている建造物です。
土楼出身者には、孫文や、ケ小平、台湾の元総統、李登輝などがおります。

 厦門そしてフェリーで10分ほどの距離にある面積約:2Km2の美しい小さな島・コロンス島は、今回の旅の目的ではなかったのですが、コロンス島は、本当に趣のある佇まいとエキゾチックな雰囲気の美しい町で、もう一度訪れ、ゆっくりと散策してみたいたいと心から思いました。
厦門は、中国経済特区に指定され、これからもまだまだ発展を続ける近代的な町ですが、5年後に訪れたら、まるっきり変わっているだろうと、案内のガイドさんが言っておりました。

また、訪れた日時が、中国の旧正月の時期にあたり、旧正月帰省客で、ホテル近くの駅や長距離バスの乗場は、大きな荷物を持った人達で、昼夜とも大変な混雑でした。
また、結婚式の季節でもあるようで、ホテルや食事の会場で、4組の結婚式に出会いました。厦門では、新郎新婦と親しい友人が入口に立ち、招待客を出迎える風習なのだそうですが、何と4時間くらい立って出迎えなければいけないのだそうです
ちなみに祝儀は、3,000人民元(4~5,000千円)前後だそうです。
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2010年1月21日(金曜日):オバマ政権、鳩山政権なかなか厳しい状況です
  アメリカのオバマ政権も日本の鳩山政権も支持率下落が止まらず苦慮しています。
確かに現在の経済状況は、誰がやったとしても、短時間で結果が出るような状況でないことは、判っていると思います。それでもやはり、政権が変わって何かが変わり始めているという確かな証が欲しいのも、また普通の思いだと思います。

 しかし、この2つの政権を誕生した時の熱気は、何処に行ってしまったのでしょうか。なかなか思いどうりに行かないもどかしさから、人々が冷めてしまったのも事実かもしれませんが、もともと「ブーム」なんて気まぐれなものであり、長続きしないのが普通の事ですから、ある意味では妥当な状況だと考える事も出来るのではないでしょうか。
 オバマ政権は、黒人であるが故の「ハンデ」を、そして鳩山政権は、初めて政権について、思いばかりが先行して右往左往し、その上お金の問題が追い討ちをかける「ハンデ」の中で、大変厳しい状況が続いています。

 しかし、今は確かに苦しいでしょうが、見方を変えれば、まだ残り3年、あるいは4年近く時間がある訳ですし、社会の状況も変わるでしょうから、まだまだスタートラインを少し走り出した程度のこの政権には、何とか頑張ってほしいと思っています。
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2010年1月10日(月曜日):畑の冬野菜、「ない物ねだり」より「ある物探し」
  昨年から今年にかけて、畑の冬野菜の大根、白菜、カリフラワー、ブロッコリーがとてもよく出来ました。

 白菜は、年末に初めて自家製の白菜で正月用に漬物を漬け、美味しく食べましたが、今日、2回目の白菜漬けを仕込みました。まだ、数株残っていますので、鳥と寒さにやられなければ、あと1回くらい楽しめると思っています。

 大根は、成長期に暖かい日と雨があった為か、ものすごく大きくなってしまいましたが、それでも、中心が「ブカブカ(すが入らず)」にならず、十分に食べられる状態で残っています。(直径10cm、長さ53cm位)

 カリフラワー、ブロッコリーは、ミニ温室で3〜4株程度植えて見ましたが、これも見事に育ちました。
以前、取りたてのアスパラガスの美味しさに感動したのですが、残念ながらここ数年、上手く出来なくなってしまい、諦めておりました。
今回のカリフラワーは、市販品には無い何ともいえない甘みと食感がたまらず、アスパラガスの感動がよみがえり、ちょっとはまりそうな予感がしています。

4日の朝日新聞の記事で内容は定かではないのですが、私のメモの中に「ない物ねだり」より「ある物探し」と言うメモが残っていました。

 確かに今の私たちは、あれが欲しいこれが欲しい、もっと豊かな暮らしがしたいと欲望に際限がなく、「ない物ねだり」になりがちですが、自分の身の回りを見渡し、趣味でも何でも良いから、常に意識して「ある物探し」を続けていけば、また違った世界が開けるかも知れませんね。
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2010年1月1日(金曜日):今年もよろしく、21世紀はどうなる? 
  新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 今年は、2,010年 21世紀になって早くも10年が経過しました。
はたして21世紀は、地球にとって、そして人間にとって、素晴らしい100年であったと言える時代になれるのでしょうか?
残念ながら、この10年は、激動・変動・騒動と時間の流れが速くなっているように感じますが、この様に動きの激しい時代にあって、素晴らしい時代だったと言う為のテーマは、「世界の中から紛争をなくす事」、「地球環境の保全」、「核兵器の廃絶」などがあるのではないでしょうか?

 以前、この欄でも書きましたが、「地球環境の保全」については、化石燃料に頼らない、自然エネルギーを主体としたエネルギー革命、「21世紀の産業革命」が大きく進歩すると思います。また、「核兵器の廃絶」については、核兵器など使えないと分っていながら、核により、いつ攻撃されるか分らないから、報復の為に核を所有するという、訳の分からない核抑止力よりも、人間の間違いや誤解による「偶発核戦争」の脅威を無くすほうが余程重要であり、その最良の方法が、核廃絶だと核保有国が気ずく事が重要な事かも知れません。幸い、オバマ大統領のプラハ演説もあり、最大の核大国が、廃絶の方向に進もうではないかと提案したことは、心強いと思います。

 それでは、21世紀が素晴らしい時代だったと言われる為に、最もやらねばならない事は、一体何なのでしょうか?
私は、多分特に先進国と言われる国々の人達が、強欲をなくすことと、程々に生きることではないかと思っています。
そんなこと不可能で出来るものかと、恐らく言われると思いますし、私もそう思います。
 中国の歴史上の「斉」と言う国の大臣「管仲」の教えで、政治の基本は「衣食足りて、礼節を知る」と言っていますが、強欲を捨てて程々に生き、全ての人々の衣食が足りる様に、世界が動いたならば、あるいは出来るかも知れません?

 ここで、あえて夢物語を書かせて頂くとすれば、今の子供たちに、「強欲は悪である事」と「程々の生活」を徹底的に教え込んだならば、その子が大人になる何十年後には、可能になるかも知れません。

それでもまだ根本的な問題があります。それは、この事を世界中で推進する為の大人たちや今の子供たちが、多かれ少なかれ「強欲」に慣れて程々を知らず、それが普通の事だと思って疑いを持たないことです。

 誰が猫に鈴を付けるかの堂々巡りですが、そのような偉大な指導者は、現代では存在し得ないでしょうから、結局夢物語りで終わってしまうでしょうね。

 あ〜〜ぁ 何とつまらない事を書いてしまったのでしょう。それでもへこたれず、21世紀の半ばまで生きていることはないでしょうが、元気でがんばりましょう!!
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2009年12月20日(日曜日):COP15に思う、犬年齢再掲
  デンマークのコペンパーゲンで世界の130カ国が集まって開かれていた、国連気候変動枠組み条約 第15回締約国会議(COP15 : Conference of Parties)が18日に閉幕しました。
 朝日新聞の20日の朝刊2面に、「エゴ前面 エコ後退」と言う見出しが出ていましたが、先進国と言われる少数の国と途上国と言われる、参加130カ国の中の大多数の国との合意をまとめ上げるなど、最初から不可能な事だと思います。
 途上国と言われる多くの国の論理は、ここまで深刻な問題にしたのは、あなた達先進国ですから、その「つけ」は、先進国が払うのは当たり前ですし、また、私たちは、あなた達と同じように恩恵を受ける権利があると主張します。また、現実に海抜ゼロメートルの国々は、水没の危機に瀕していると訴えています。

 この途上国の主張に対し先進国が、正当な反論をすることは、恐らく論理的に無理なのではないでしょうか。だからこそ、多額の資金援助という支援という名の代償を払うのでしょう。

 先進国は、環境問題・核問題・経済活動などについて、「早い者勝ち」の論理を捨てることが求められるでしょうし、常に成長・拡大し続けなければ、成り立たない現状のシステムは、何時か破綻するであろう事を、すべての国が、共通認識として、勇気と危機感を持って共有する議論が為される努力が、今一番求められているのではないでしょうか。

 以前、この欄で、「口が濁れば、愚痴になり」、「意志が濁れば、意地になり」、「徳が濁れば、毒になり」、「マスコミ濁れば、マスゴミになる」と書きましたが、「エコが濁れば、エゴになる」を追加しなければならない様ですね。


我が家のペットの事で、犬の年齢のことを書きましたが、ある資料では、10歳以上の長寿の犬の加齢が早いようなので、参考までに載せてみました。
この表から見ると、我が家のナナは、8歳ですから40歳前後の様で、私が思っていた50歳前後より、10歳若く換算され、現在の元気さから考えて、妥当な換算だなと思っています。

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2009年12月11日(金曜日):今年の漢字「新」
  今年の漢字は、「新」だそうです。新政権、新エネルギー、新型インフルエンザの「新」が選ばれたようです。
ちなみに、二番目は「薬」、三番目は「政」で、「鳩」も8番目に入っているようです。
 確かに考えてみると、昨年後半のアメリカ発の金融危機・リーマンショックに端を発し、2009年は、これまでの考え方から全くの発想の転換を図らねばならないような、新しい事がありました。未曾有の世界的経済危機対策、新政権誕生に伴う新しい政治手法、地球温暖化対策の為のCO2削減の具現化、例えば、CO2を出さない新エネルギーの開発推進・ガゾリンエンジンから電気自動車への転換等々です。
新しいものを生み出す為には、「生みの苦しみ」があると言いますが、この苦しみは、一体何時まで続くのでしょうか?新政権の賞味期限、4年間の内に「苦しみ」が終わらなかった場合は、次の選挙では、また新しい「新政権」が、誕生するかもしれませんね。

 せっかく、60年ぶりに政治が変わったのですから、何とかもう少し続けてもらって、これまでの膿を出しきってほしいものだと思っています。
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2009年12月1日(火曜日):開発で大桜が伐採されてしまいました、流行語大賞
  私の家の近所で、いま盛んに大規模宅地開発が行われている。その宅地開発の現場に、山桜の大木があった。樹齢はどの位か判りませんが、一抱え半ほどの幹の太さからして200年以上なのかなと思います。
 今年の春には、何とか伐採が免れ、綺麗な花も咲かせたので、この桜は残されるものと思って施工者に感謝していましたが、最近見に行ったら、何と伐採されて無くなっていました。 春の花を見たら切る予定だったのでしょうね。
この造成地は、始まる前には、雑木林も多かったのですが、今は樹木1本も無い、赤土剥き出しの姿を曝しています。

 もし、この桜が残され、そこが公園にでもなったならば、恐らくこの地域の「シンボルツリー」になったでしょうし、宅地の価値も上がったと思うのですが、何とも造成効率だけを考えた、浅はかの考え方なのでしょうか。
ちなみに、今年4月に撮影した画像を載せtれ見ました。



今年の流行語大賞が、今日決まりました。その大賞とは「政権交代」だそうです。
 民主党政権も今日で76日目ですが、景気の回復もままならない中で、公約を実現しようと努力していることは判ります。しかし、その内容は多かれ少なかれ選挙対策の感もあり、無理なものは無理として、きちんと説明責任をはたした上で、来年度以降の再検討課題としても、国民は許してくれるのではないでしょうか。
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2009年11月20日(金曜日):我が家のリモコン、西安旅行
  我が家の居間には、4つのリモコンがある。
その4つのリモコンとは何かと言うと、以下の通りである。
1、 テレビ、2、ビデオ、3、ケーブルテレビ、4、エアコン
アナログ時代でも同じ状況だったのですが、リモコンの複雑さが全く違っています。
何しろテレビのリモコンにはご承知の様に、地デジ、BS、CS、アナログ切り替えがあったり、録画内臓テレビのため、そのボタンもあり、複雑なこと、極まりありません。(ちなみに、テレビのリモコンには、何と68個のボタンがありました。また、リモコン4つの合計は、178個でした。)
地デジのテレビとケーブルテレビなどは、ある程度統合できるのでしょうが、アナログ時代のビデオは、機種が古いので、ちょっと無理なようです。

 いずれにしても、これら沢山あるボタンのうち、実際に使っているのは、電源ボタンとチャンネル切替ボタンくらいで、後は、どうしても必要なとき、取説を見て使っている状況です。

 私は、携帯は持っていませんが、駅の発券機やパソコンのキーボード、家電製品など、ボタンを押せば何でも出来る様な生活が、はたして文化的な生活なのでしょうかね〜?

11月14−17日と西安に行ってきた。西安のこの時期の気候は、日本の秋より少し暖かいと案内本には書いてあったが、今年は、生憎と10年ぶりの雪の日に、めぐり合わせてしまった。
西安は、シルクロードの出発地点であり、秦・漢・隋が都と定め、唐の時代には、長安と呼ばれた。
西安では、昔歴史で学んだ、阿倍仲麻呂・吉備真備・空海・玄奘三蔵などお馴染みの歴史上の人物の記念碑やお寺を見物し、また、唐の時代、玄宗皇帝と楊貴妃が温泉保養で暮らした華精宮(華精池)などを、見学した。

 西安に行った主な目的は、もちろん「兵馬傭坑」を見ることです。秦の始皇帝は、皇帝の位についてから、自身の墓を作り始め、50歳で病死するまでに、かくも壮大なお墓を作らせ、死後も生前と変わらぬ永遠の命を追い求めた証しなのでしょうね?

 そして、この秦も、皇帝の死後、項羽に滅ぼされることになり、項羽と劉邦の時代になるのですね。
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2009年11月11日(水曜日):八ッ場ダム、インフルエン予防接種が出来ない
  民主党の政権になって、八ッ場ダムの建設中止が話題になっている。
よくテレビで、建設中の高架道路の足元部分の映像が流れるが、もしも本当にこの道路の建設も中止になった場合、あの中途半端な道路は、一体どうなってしまうのだろうと考えてしまいます。
 偉大なる無駄の象徴(モニュメント)の十字架として残すのも良いのかと思いますが、何だか勿体無い気もします。
 むしろ、あれだけ出来ているのであれば、いっその事、完成させて、地元の利便性を考えたり、紅葉の時期などには、絶好の鑑賞ポイントとなるでしょうから、観光に活用できないのでしょうかね?

11月前半に、季節性インフルエンザの予防注射を受けようと、かかり付けの病院に電話したら、品切れで何時入荷するか判らないという答えでした。
何時もの年なら、予防注射など受けなくても良いと思って、行かない事が多かったのですが、出来ないとなると、何だか引っかかり、2〜3の別の病院に電話しましたが、答えは同じでした。
 新型インフルと季節性インフルのダブルパンチで、ワクチン製造が間に合わないと報道されていますが、人の心理は、出来ないとなると、妙に気にかかるものですね。
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2009年11月1日(日曜日):新型インフルエンザ、ビーグル犬「ナナ」
  新型の豚インフルエンザが本格的な流行状態になったと新聞に載っています。
学校などの集団生活が原因として挙げられていますが、累計患者の7割以上が14歳以下の子供なのだそうです。また、以前より年齢の高い人には、何らかの過去の免疫があるようで、感染することが少ないのも、事実の様です。
最近は、既往症のない人でも、死に至る例が結構報道されていますので、インフルエンザが悪性化する事が心配されます。
ワクチンの接種も、一般の私たちにはまだまだの様ですし、副作用も心配されています。

 こんな事を考えていると、いっその事、インフルエンザが悪性化しない今のうちに感染し、罹ったら安静に養生して早めに免疫を確保したほうが良いのではと思ってしまいます。
 わざわざ新型インフルエンザに罹りにいくのも、どうかと思いますが、あるいは、自己防衛の一つの手かも知れませんね?

しばらく、ビーグル犬「ナナ」の事を書きませんでしたが、「ナナ」は、今年で8歳になりました。8歳というと、人間では50〜60歳位なのでしょうが、最近は、時々ですが少し足に異常が見られ、階段を登れなくなったり、びっこをひいたりする事があります。

 家の中で飼っていますが、床がフローリングなので、足が滑り、どうも足腰には良くないのだそうです。階段には、滑り止めを付けましたが、部屋の床を何とかしなければならないのかと思うと、頭が痛くなります
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2009年10月20日(火曜日):歴史の中の「帰化人あるいは渡来人」とは
  最近、歴史の本を読んでいて気付いた事があります。これは、私だけが今まで知らなかっただけで、あるいは、常識的な事かも知れません。

 それは、4世紀〜7世紀(聖徳太子)の時、朝鮮半島から帰化人あるいは渡来人と呼ばれる人が沢山来て、この人達が様々な新しい技術や文化を日本にもたらしたと、歴史の授業で習いました。
この帰化人あるいは渡来人が、どの様な人達なのか、何も考えず何の疑問も持たずに、自分の意思か、あるいは、大和の国の要請で渡来したのかと思っていました。
 しかし、どうもこの人達の多くは、恐らく今様で言えば、朝鮮半島からの亡命人あるいは、戦争難民であって、自国(例えば百済)が滅ばされたが故に、やむにやまれず日本に逃げて来た人達だったのではないかと気付いた事です。

 この事は、私にとっては新鮮な発見、あるいは解釈であり、歴史書には書いてないが、恐らくこれが真実ではないかと思い、一人勝手に満足しています。

ところで、皆さんは、帰化人あるいは渡来人について、この様に考えた事がありますか?
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2009年10月10日(土曜日):「サザンカ」の花言葉、オバマ大統領ノーベル賞受賞
  私のホームページ(HP)には、私の好きな「椿・サザンカ」のページを掲載している。以前にもこの欄で書いた事があるが、「サザンカ」のページは、現在日本に現存する品種、およそ270種類の内、自分で撮影した画像(116種類:43%)、および他のHPなどから転載させて頂いたものを含めて、257種類(94.5%)を掲載している。

 今年もそろそろ「サザンカ」の季節になってきたが、ヒョンな機会から、「サザンカ」の花言葉を知ったので、ちょっと書いて見る気になりました。
「サザンカ」全般の花言葉は、「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」と言うそうで、また「赤い花」は、「理性」「謙遜」、「白い花」は、「愛嬌」「理想の恋」なのだそうです。
この花言葉を知って、自分の勝手な思いですが、益々赤い「サザンカ」が好きになりました。まさに、花の少ない冬に咲く花「サザンカ」にぴったりなのではないでしょうか。

オバマ大統領が、ノーベル平和賞を受賞した。実績なき受賞に、疑問を呈する報道もあるようです。世界一権威のあるこの賞が、日本では無名に近い島津製作所の田中 耕一に送られたときも吃驚したが、無名・有名に係わらず、賞に値する人に送られると言うノーベル財団の選考基準とそれを実行する意思には、素晴らしいものがありますね。

 もちろん、オバマ大統領も、実績なき受賞を充分判っていて、その様な内容のコメントを、発表している。また、核保有国の指導者からは、祝意のコメントが寄せられている。
 そうであるならば、言葉だけでなく、世界の核保有国の指導者は、核廃絶に向けて実際に行動を起こす絶好の機会ではないでしょうか。
 オバマ大統領だけ良い子させるのは、嫌だなどという「けち」な考えは無いでしょうから、核廃絶がこの時代に実現すれば、当に、この事に係わった指導者は、ノーベル賞以上に、歴史に名を残す偉人の一人になるのでは無いでしょうか。
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2009年10月2日(金曜日):新聞・テレビを見るのが楽しみです
  民主党政権が誕生してまだ16日しか経っていませんが、最近は、テレビや新聞を見るのが楽しみです。
 各大臣が、会見であんな事を言った、こんな事を明言した等の報道を見ると、ああ、「我が意を得たり」、その通りだと肯いたり、う〜ん、ちょっと過激かなと危ぶんだりしています。
これはまさに、自民党時代には無かった事で、当事者にとっては大変な事かもしれませんが、国民の大多数が望んでいる事だったのでは無いでしょうか。

 鳩山総理も、国内では各大臣の動きが目だっていますが、外交では多忙で、尚且つ、点数を稼いでいると報道されています。
以前より、鳩山さんの演説は上手だと思って聞いていましたが、演説のフレーズの最後に・・・しましょう・「皆さん」という言い方が、私は、何時も印象に残ります。
今日の(10/2)朝日新聞に、善し悪しは別として、人は「何を言ったか」より「どう言ったか」に左右されると書いてありましたが、その通りなのでしょうね。
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2009年9月21日(月曜日):いよいよ民主政権誕生、これからは?
  いよいよ民主党政権が誕生しました。

 まだ休日も含めて5日しか経っていないが、この5日間だけを見ていても、自民党時代の政治とは全く変わったと実感しています。とにかく、良い悪いは別としても、これまでの「前向きに検討します」と言う何もやらない都合の良い表現はなくなり、大臣の発言内容は、そのやる気と共に明確です。
どの大臣も、これまでのしがらみが無いし、全ての政策に対して自分も他の大臣も係わっていない訳ですから、メンツや既得権益にとらわれず、自由に取捨選択する事が出来る事でしょう。その上一番良いことは、各省庁の予算額を前年実績にとらわれる事無く決められるでしょうから、本当に必要な予算だけに絞ることも容易なのではないでしょうか。

 会社で合理化を考える時、最初の1年目は、これまでの予算内容を見直しただけで予算の10%を削ることは、比較的簡単な事です。

 マニフェスト実施の為の予算を心配する人もいるようですが、各省庁の既得権益の破壊された国の予算ならば、余程会社より無駄も多いでしょうから、民主党の言うマニフェストを実行する為の必要額8兆円弱を捻出することは、簡単に出来るのではないでしょうか。

 いずれにしても、これから新しい政策を実施する段階になれば、その恩恵を受ける人と、反対に不利益を被る人が出で来ます。全ての人がハッピーと言う様な政策など、ありえません。とにかく、人気取りでも無く、批判を恐れず、考えている事を果敢に実施して欲しいものです。
私達は、その様な民主党を選んだのです。
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2009年9月11日(金曜日):パソコン故障に対するメーカーの対応への不満(理不尽です)
  たまたま、この1月位の間に、2台のパソコンのハードウエア故障に取り組みました。
この故障に対するメーカーの問合せ対応状況は、パソコンとは、難しい物だと言う私達の思い込みをよい事に、全く不親切そのもので、非常に不合理と怒りを感じましたので、書いて見ました。

 1台は、パソコンが起動しなくなったので見て欲しいと頼まれた友人のパソコンで、3年ほど前に購入したNECのデスクトップ製品です。

 メーカーのサポートでは、マザーボードが原因かもしれないので、交換修理に数万円掛かるかも知れないと言われたそうです。
私もメーカーに色々尋ねましたが拉致があかず、Webで調べたところ、同一機種で同じ故障が掲載されていましたので、ダメもとで電源装置の数十円のパーツ(電解コンデンサー)を交換した所、直ってしまいました。

 もう1台は、5年1ヵ月ほど前に購入した、デル製の私のデスクトップパソコンです。
この機種は、電源装置に不具合があり、パソコンが停止する場合があると、デルのWebに公示され、その場合は、無償で交換修理すると書いてありました。
デルのサポートと色々やりあったのですが、マニュアル通りの返事で、メーカーに送って上で、該当原因であれば無償の可能性あり、そうで無い場合は当然有償で、3〜4万円から故障の場所によっては、それ以上かかるとの事でした。

 パソコンを送る往復だけでも3~4千円かかることより、Web のオークションで、同じ性能の電源装置を落札し、交換したところ、正常に起動する様になりました。明らかに、電源装置の不具合と証明された訳ですが、デルにこの事を言っても、不良の電源装置を調べるとか、負担した費用を補填すると言う様な話はありませんでした。

 今時、3〜数万円、修理にかかると言われれば、新しいものを買った方が良いと思ってしまうのが、パソコンに関しての普通の考え方でしょう。

しかし待てよ、何故パソコンだと、買い換えた方が良いと、簡単に思ってしまうのでしょうか?
どちらも、購入当時は、十数万円したものです。それが、性能の見劣りは、パソコンでは仕方が無いとしても、僅か3年や5年で故障してしまった商品に対し、メーカーの責任が問われず、ユーザーも良しとしてしまう現状は、一般の家電等の常識からしたらおかしいと思いませんか。

 私でも、ちょっと調べれば直ってしまうような故障も、多数あると思われますので、故障の報告がユーザーよりあったら、メーカー側は、積極的に状況を聴取し、場合によっては、メーカー側から引き取りに来る位の対応に変えていくのが、メーカーの取るべき姿勢ではないでしょうか。

  決して安い買い物ではありませんし、最近のパソコンは、多少古くても(Win.XP)充分に使用できます。不幸にもパソコンの故障に出くわしたユーザーは、メーカーの横暴と理不尽さに負けず、怒りを込めて諦めずにメーカーと対決すべきです。そうすれば、メーカーサポートの対応も変わってくるのではないでしょうか。
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2009年9月1日(月曜日)民主党大勝利・・・だが、義父逝く
  さて 注目の総選挙は、大方のマスコミなどの予想通り、民主党の大勝利に終りました。
これで、これまでの衆参逆転と違って、衆議院の圧倒的多数と参議院の多数とで、国会運営は、民主党の思いどうり、スムーズに運営出来るでしょう。

 せっかくこれだけのチャンスを、今回限りのお試し期間として、民主党は与えられたのだから、私達の期待に応える政治をやって欲しいものです。もちろん、何事にも、表があれば裏もある事は判っています。しかし、それでも新政権が、確かに自民党とは違うと言う事を、私達に明確に判る様な政治をやって欲しいものです。

 もし、この期待を裏切るような事があれば、2年後の参議院選挙では、恐らく手痛いシッペガエシを食う事を、民主党は、肝に銘ずべきです。

 何はともあれ今回の選挙では、民主党の若い新人議員のお陰で、国会議員の年齢も大幅に若返った事でしょう。民主党は、この若い力を単なる1年生議員の頭数としてではなく、フレッシュな、そして庶民の気持ちを最も分っている戦力として、そのパワーを活用出来るか否かが、民主党政権が長続きするか否かの分かれ道になるのではないでしょうか。

頑張れ、民主党、内紛厳禁!! Change!! 何かが変わる事を期待しています!!


今年のお盆の数日後に、94歳の義父が亡くなった。
大正生まれの義父は、4ヶ月ほど入院していたが、食事が出来ず徐々に衰えていく姿は、痛々しいものであった。
聞いた話では、亡くなる2〜3日前に、何かお迎えが来ているような言葉を、言っていたそうですが、死の直前には幻覚でなく、本当は、直面した死に対して何かが見えているのかも知れませんね?
少なくても、私は、この様な魂の言葉を信じたいと思っています。

 また、以前からこの欄で書いている様に、改めて、老い耄れた時の「生きる権利」と「死ぬ権利」について、考えさせられました。

義父逝きて葉月の庭に「さつき」咲く 別れの時を花も知れるか
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2009年8月20日(金曜日)いよいよ総選挙です
  さあ おまたせしました。いよいよ総選挙です。
各種の事前調査では、ほぼ100%政権交代の結果を予想しています。
 関心は、民主党がどの位の議席を確保できるかに集まっていると共に、その結果として、自民党の大物議員と言われる人達の、何人が議席を失うかにも関心が持たれています。(あるいは、比例で復活するかもしれませんが・・)

 まあ、政権交代したからといって、一気に色々な事が良くなる事もありえませんし、表の良い面があるとすれば、その反面必ず裏で不都合が出で来るのが自然の成り行きです。

 そうであったとしても、今後4年間、民主党の政治が続いたならば、これまで60年以上続いた自民党政権の「しがらみ」を断ち切る効用は、何にも増して優先される事であり、またその為に、今回は民主党と言う人も少なくはないのではないでしょうか。

 願わくは、寄合い所帯である民主党が、政権を取った後の主導権争いのごたごたで、私達の事を忘れた行動を取ったならば、それは私達の失望を招き、結局自滅に追い込まれない事を願ってやみません。
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2009年8月10日(月曜日)原爆記念日とオバマ演説、そして日本は
  広島、長崎に原爆が投下されてから64年、戦後64年になると言う事ですが、今年も慰霊祭が行われ、世界に対して核兵器廃絶のメッセージが発せられています。
 日本は、世界で唯一の原爆による被爆国ですが、世界には、アメリカやソ連、フランス、イギリス、中国など核開発・核実験のため、放射線の汚染とその被曝に苦しんでいる人達が沢山存在すると言う現実があるそうです。
 その結果として、世界には何万発にもおよぶ核兵器が存在し、核軍縮により、その数は減少しているものの、核廃絶には程遠いものであり、むしろ北朝鮮やテロリストへの核の拡散が心配されています。
また、これらの核兵器の維持・管理の為に、何十兆円もの無駄なお金が費やされているそうでが、この無駄なお金の、せめて半分でも世界の貧しい国の為に使ったならば、「衣食足りて礼節を知る」の孔子の言葉のように、世界の紛争も随分と収まるのではないでしょうか。

 核兵器など使えないと分っていながら、核により、いつ攻撃されるか分らないから、報復の為に核を所有するという、訳の分からない核抑止力よりも、人間の間違いや誤解による「偶発核戦争」の脅威を無くすほうが余程重要であり、その最良の方法が、核廃絶だと、何故、世界の指導者は考える事が出来ないのでしょうか?

 2,009年4月5日、オバマ大統領は、プラハ演説において「核なき世界」をめざすと表明した。
その詳細は、asahi.com の記事によると「アメリカは、核兵器国として、そして核兵器を使った事のある唯一の核兵器国として、行動する道義的責任がある。アメリカだけでうまくいかないが、アメリカは指導的役割を果たすことができる。
 今日、私は核兵器のない世界の平和と安全保障を追及するというアメリカの約束を、明確に、かつ確信をもって表明する。この目標は、すぐに到達できるものではない。おそらく私が生きているあいだにはできないだろう。忍耐と粘り強さが必要だ。しかし、我々は今、世界は変わることができないと我々に語りかける声を無視しなければならない。・・・以下略 」

 唯一の核使用国の大統領が、始めてこの様な演説をしたのであれば、唯一の被爆国、日本の総理大臣は、もっともっと世界に対して、核廃絶のための、世界に訴えられるような内容を込めたメッセージを発するべきではないでしょうか。
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2009年8月1日(土曜日)異常気象
  今年も、天候が異常ですが、この現象は日本だけなのでしょうか?常識的に考えれば、日本で天候異変が起こるということは、当然、地球全体の大気の流れの中で、世界各地でも異常気象が起こっているはずです。
原因は、今年あたりからエルニーニョ現象が起こっている為、日本の夏は、雨が多く気温が低くなる傾向になるそうです。(冬場も異常に暖かい日がありました)

 これまでも日本で異常気象が起これば、世界各地でも、干ばつや大雨、酷暑や寒波・大雪などの報道がなされていましたが、今年は、目立った異常気象の報道が殆ど見られないような気がします?
 ちなみに、インターネットで2009年の世界の異常気象を調べてみると以下のような記事がありました。

【ヨーロッパ地域】
 2009年初頭、東ヨーロッパを中心としてヨーロッパ全域に寒波が押し寄せた。正に異常気象であった。
【南太平洋地域】
 オーストラリア北東部〜フィジーなど南太平洋の大小の島国で豪雨や津波による洪水のため、7億円以上の経済被害、数万人に避難勧告
【東アジア】
 中国では記録的な大干ばつのため、穀倉地帯の河南省東部をはじめ小麦の栽培地域の4割で収穫できないなどの被害、約400万人以上の飲み水が不足している。韓国でも7万人が水不足に。
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2009年7月20日(月曜日)ゴルフの石川 遼、自民党の混乱
  ゴルフの石川 遼さんは凄いですね。夜も遅かったのですが、テレビを見はじめたら離れられず最後まで見てしまいました。全英オープン出場だけでもすごい事なのに、あのタイガーウッズと同じ組でプレイして、本人はどうであったか分りませんが、少しも気後れした様子も無く初日を2アンダーで、ウッズを上回ったスコアーでまわりました。

2日目は、これぞ全英という天候に阻まれ、後半のおおくずれにより予選落ちしてしまいましたが、本当に背筋を伸ばした凛とした姿は、偉大な17歳だと思いました。

自民党の内紛は、どうにもならないですね。選挙に近いこの時期に、こんなに見苦しい姿をマスコミにさらし、ゴタゴタしていたら、自民支持者だって嫌気がさすのではないでしょうか。
麻生さんが良い悪いの次元ではなく、現状は、強力なリーダー不在、人材不在のダメ集団になってしまった事ではないでしょうか。
 政権交代を望む世の中の流れは、金融危機に端を発した、不況・雇用問題など予想も付かない出来事までが追い風となる様な状況の中で、自民党が、自身の議員の身分まで失いかねない状況で、ただ右往左往しているとしか思えません。
こんな時は、どんなにジタバタしたって、状況は変わりません。石川 遼ではありませんが、背筋を伸ばし凛として、次の好機がくるまで待つ位の度量が必要なのではないでしょうか。

 私は、民主党支持者ではありませんが、長い間の悪習を正す為にも、政権交代は必要と思っていますので、是非今回の選挙では、政権が変わって欲しいと思っています。
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2009年7月1日(水曜日)阿修羅像他、もういいかげんにして〜〜
  「国宝 阿修羅展」は見に行けませんでしたが、阿修羅展の公式解説本を見る事が出来ました。
阿修羅と聞けば、「修羅の如く」とか「修羅場」とか、何か「おどろおどろ」した憤怒の姿や「闘争的」な姿を思ってしまうのですが、この阿修羅像は、恐ろしく見る人を惹きつけてやまない、憂いを含んだ清清しい少年の像で、私の思っている阿修羅のイメージとは、まったく違ったものです。

 この他にも、この阿修羅を含む、八部衆と言われる仏の眷属(けんぞく)の像も展示されているそうですが、これらの像の表情も、憂いや、瞑想、凝視などを含んだ、こちらも本当に見る人を惹き付けてやまない、清純な表現の写真を見る事が出来ました。
しかし、何故8世紀のこの時代に、この様な憂いを面に表した優しい仏像が出来たのでしょうか?やはり、この時代の世相を色濃くあらわしているのでしょうか?
八部衆像 :
五部浄
ごぶじょう
沙羯羅
さから
迦楼羅
かるら
鳩槃荼
くばんだ
阿修羅
あしゅら
乾闥婆
けんだつば
緊那羅
きんなら
畢婆迦羅
ひばから

東京国立博物館HPより
阿修羅 五部浄 迦楼羅

もういい加減にして欲しいものです。やれ解散が何時になるとか、やれ麻生おろしとか、政治のゴタゴタには、一体いつまで続けるつもりなのでしょうか。もうこの時期になれば、黙っていても9月10日には、嫌でも任期切れで総選挙が行われる訳ですから、その間少しは本当の政治をやって欲しいものです。
 声を大にして言いたいです “本当にもう、いいかげんにしろ〜〜”。
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2009年6月20日(土曜日)臓器移植法案、コンピュータの世界と心の世界
  臓器移植法案が、一応衆議院で可決された。しかし、本当に法律として成立する為には、まだまだ参議院での審議や、時間切れの心配など、ハードルは高そうです。
しかし、死の間際にある人(?)の臓器を他の人に移植するという考えは、許されるものなのでしょうか?
 日本人の死生感が変わるかもしれないとも言われていますが、そもそも、死生感の如きものは、日本人の文化そのものであり、色々な日本の文化が無くなってきつつありますが、そんなに簡単に変わってほしく無いものです。

 臓器を提供する側と受ける側、何かと受け取る側が話題になり、また当事者にとっては、切実な問題である事は、頭では理解出来ます。
しかし、たとえ臓器の提供が個人(故人)の意思だとしても、倫理観からも、また生命観からしても、越えてはならない一線を越えている気がしてならないのです。
まあ、現実には、これまで10年間に、確か30例位と言う少なさは、やはり倫理や生命観の問題が、人々の心の中に生きているのだと信じたいと思います。

 臓器移植と言う事では、京都大学の山中伸弥教授等が人の皮膚細胞から様々な組織を作り出せる可能性のある万能細胞(人工多能性幹細胞= iPS 細胞:(inducedpluripotent stem cell) )を作る事に成功し、再生医療に道を開き、現在世界中で激しい競争が行われています。
この研究は、これまで人の卵子を出発点とするES細胞を使う研究で、ネックとなっていた倫理上の問題が解決され、再生医療の進歩が大幅に進むと考えられていますが、たとえ死の間際(?)であるにせよ、人の臓器の方が、人の卵子よりも、ず〜と 倫理的には重いと思うのですが、ここらあたりは、目をつぶってしまって良いものなのでしょうか?

現在は、コンピュータ全盛の時代で、これが無かったら、世の中の活動が止まってしまうのでしょうね。そして、このコンピュータを動かしているのは、「0か1」、「+かーか」、「N極かS極か」などの2進法の世界です。
 そのせいか知りませんが、近頃は、「白か黒か」、「良いか悪いか」、「勝者と敗者」、「明と暗」、「儲かるか儲からないか」など、何事もはっきりさせる事が良い事のようになって来てはいないでしょうか?

 たとえ小さな「 ,カンマ」でさえも有る所に無ければ動かないのは、コンピュータの世界の話であり、命や心の世界は、決してそうではありません。

もっと穏やかに、そして中庸の世界の中で暮らしていきたいものです
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2009年6月10日(水曜日)定額給付金、またぞろ「ファンドマネー」が・・・
  わが町の定額給付金が、やっと振り込まれる運びになりました。
最近は、定額給付金の話題などマスコミには登場しなくなって久しく、既に貰った人など、すっかり忘れてしまっているのではないでしょうか。
今回、やっと振込の通知が来ましたが、何か炭酸の抜けた生暖かいビールの様な感じで、少しも有難みがわきません。

 選挙対策のための人気取り政策の臭いがしましたが、肝心のその選挙が麻生さんの頑張りで、延び延びとなり、結局は、任期満了直前まで解散は行われず、自民・公明の人気取りの為の、全く無駄な政策のために、2兆円を使った愚策であり、その効果の検証など、私達は、怒りを持って多いに問題にすべきではないでしょうか。

最近、また石油価格が徐々に上昇し、現在は70ドルを上回っているそうです。
世界の経済がどん底に落ち込んで、この状態が当分続くと思っていたのですが、このところの報道では、多少持ち直して来ている様に報道されています。
 原因は、景気の回復に伴なって、またファンドマネーなどの投機すじが絡んでいるように言われていますが、史上始まって以来の経済危機に陥った、その痛みが続いていると言うのに、「喉元過ぎれば何とやら」、全く、人は本当に強欲で愚かな存在ですね。
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2009年6月1日(月曜日):ゼネラル・モーターズ(GM)破綻
  いよいよ世界一の自動車会社ゼネラル・モーターズ(GM)が破綻しそうです。
明日になれば、結論が出るのでしょうが、どうも避けられない状況のようです。
世界を代表するアメリカの自動車メーカー2社が、破綻するということは、グローバル化と言う名の元に、世界中に愚かな競争をまきおこし、強いものと金持ちだけが勝ち残ると言う愚かな競争の果てに、グローバル化の本家本元である、アメリカの、しかもアメリカを象徴するような自動車産業が破綻するとは、本当に皮肉な事だと思いませんか。
まあ、破綻したとしても、不採算部門を切り捨てて縮小再建する計画になるようですが、年間1,000万台以上製造していた自動車メーカートップの会社が倒産するとは、何とも恐ろしいことです。
日本の部品メーカーも、多数取引しているそうですので、その影響がこれから出て来て、更に景気が悪くならなければと、心配してしまいます。

 ところで、こんな大きな会社が2社も潰れたら、その市場を分捕って自社の業績を伸ばす大きなチャンスですので、普通ならライバル企業は、内心ほくそ笑んでいると思うのですが、この辺の経営者の本音はどんなものなのでしょうか?

 これから何年先か判りませんが、世界の自動車需要が回復したら、恐らく日本の自動車会社に、大きなチャンスが廻ってきて、儲かってしょうがない時が来るのではないでしょうか?
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2009年5月20日(水曜日):新型インフルエンザ感染拡大
  新型インフルエンザがついに日本にも上陸してしまいました。
 最も感染上陸の危険な所は、成田から近い東京かと思いましたら、何と神戸・大阪の高校生達が多く感染してしまいました。しかし、何故関西が最初の国内感染だったのでしょうか?関西にも、国際空港として関西空港や大阪伊丹空港がありますが、空港での検疫体制が成田ほど報道されていませんでしたので、手薄だったのでしょうか?この辺のところは、はたして解明されるのでしょうか?それでも、この新型インフルエンザが、割と症状の軽い弱毒性のインフルエンザらしいことが、はっきりして来た事は、本当に幸いで良かったですね。

 しかし、神戸で感染者と聞くと、古くは、サカキバラ事件や阪神・神戸大震災、近年は、阪急電車の脱線大事故など、大きな事件や事故に見舞われていますが、これはたまたまの偶然でしょうか、それとも神戸は呪われているのでしょうかねぇ?

 このところのマスク着用の映像は、異常だと思いませんか。19日の朝日の夕刊に、欧米ではあまりマスクをかけないそうですが、欧米の当局は「マスクの着用が感染防止になると言う科学的根拠はない」と言う記事がありました。確かに、鼻を出して付けるなど、スカスカのマスクで、ウイルスの進入を防止出来るとは考えにくいのですが、鬱陶しさを凌駕して、気休めにはなっているのでしょうね。

 いずれにしても、この感染拡大の沈静化には、一体どの位の日時がかかるのでしょうか?梅雨から夏になれば、一時的にでも沈静化すれば良いのですが、見通しの立たない状況では、今後どう対応して良いか難しいですね。
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2009年5月10日(日曜日):森 光子「放浪記」2,000回公演
  今 テレビで「森 光子」の演ずる「放浪記」が、2,000回公演を達成した記念の放送がNHKで行われています。2,000回公演に要した年月は、何と61年10月20日の初日から、49年目だそうです。その上、テレビに映っている森さんの姿は、今日で(5月9日)89歳になったそうですが、何と若々しいのでしょうか。

 公演回数の多い演劇と言えば、、既に故人ですが、山本安英の「夕鶴」1037回や杉村春子の「女の一生」947回などがあります。

 私は、もう随分昔の事になってしまいましたが、新劇などが好きで、山本安英の「つう」と宇野重吉が演じた「よひょう」の「夕鶴」や、文学座の杉村春子の「女の一生」を観ましたが、「放浪記」はまだ観ておりません。

 この「放浪記」も、森さんの年齢を考えると、あと何回上演されるか分かりませんが、貧しい明治から昭和初期の時代とその時代を生きた森さんの「放浪記」が終わりになる前に、是非観にいかねばならないと思っています。
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